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人類発酵の日

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「発酵」とは、微生物たちの働きによって、人類に有益な物質を生み出すこと。 私たち「人類が発酵する」ということは、地球と人類の未来にとって、より良いモノを生み出すこと。 形あるもの… もっと読む
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記事一覧

『発酵』循環する私と世界

『発酵』循環する私と世界

毎月30日は
世界同時多発味噌の日

✴︎✴︎✴︎

発酵浴のお話✴︎✴︎✴︎

一般的には
「酵素風呂」と呼ばれています

ヒノキのおがくずや米糠などの
有機物を微生物たちの力によって
発酵させて、そこで生じる熱を使って
体を温める乾式の温浴法です

微生物による
100%自然の発酵熱
身体の内側からじわじわと温めます

微生物たちの『発酵』の力は
発酵食品として食することで
私たちは健康になり

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運を掴む人

運を掴む人

運を掴む人は

綿密な計画を立てられ
尚且つ
大胆にその計画を崩す人
両方を兼ね備えた人に

幸運が訪れる

✴︎✴︎✴︎

エストニアの友だちが
日本へやって来た

大阪アテンド担当の私

さて
素敵な旅へのアシストを
できるのでしょうか

✴︎✴︎✴︎

3日間の大阪滞在では
とてもタイトなスケジュール

京都、奈良と
無理にでも早朝から動き出す予定
 

彼女たちは綿密に計画を立てている

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味噌屋が味噌の作り方を教えたら

味噌屋が味噌の作り方を教えたら

お味噌屋さんは
本来、お味噌を売る

味噌屋がお味噌の作り方を教えたら
商売が成り立たない
だから普通は
お味噌をたくさん売ることを考える

どのようにしてお味噌を多く売るか
美味しく、なるべく安く
誰もが簡単に手に入るように

真似されたら困るから
レシピはもちろん企業秘密

シェアを奪い合い
他者を蹴落としてでも

自分と家族の生活を
守るために当たり前のこと

✴︎✴︎✴︎

南木曽ねこづく

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着物でつくる「南木曽ねこ」

着物でつくる「南木曽ねこ」

長野県南木曽で
「南木曽ねこ」と呼ばれる
防寒着に出会いました

ちゃんちゃんこの
前がないタイプ

袖がないので
動きやすい

猫が背中に覆いかぶさる形から
「ねこ」と呼ばれるのだとか

ばあちゃんに見せると
「ねんねこ」と言っていた

赤ちゃんを背中でおぶって
寒くないように
上から被せていたようで

懐かしく話してくれた

よし、着物でつくってみよう!!

そう決めると
面白いように話が進む

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うれしい!たのしい!お味噌大好き!

うれしい!たのしい!お味噌大好き!

今年の3月に仕込んだお味噌を
遂に解禁!!!

こちらは仕込みまでの様子↓↓↓

楽しみにしていたくせに
8ヶ月ほど放っておいた
私たちのお味噌

ドキドキ ワクワク開封しました!!!

放っておいただけですが
しっかりと糀菌たちは
他の菌たちとの共生を図り

素晴らしいお城を
築き上げてくれていました

お味噌につく白いカビは
そこまで悪いものではないらしく

かと言って食べるつもりはないので

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街の人、新鮮な海の幸を味わう

街の人、新鮮な海の幸を味わう

海の人と山の人は
互いの特産物を
交易することで

海の人は山の幸を⛰️

山の人は海の幸を🌊

味わうことができた

私は街の人🌇
今ではどこにいても
何でも手に入る時代

少しの暇と好奇心さえあれば
どこへだって行ける時代

その土地の季節のお野菜を⛰️
その海の新鮮なお魚を🌊

ほんの少し手を伸ばせば
誰だって届く時代

舗装された道路は
日本各地どこまでも続く

飛行機、新幹線
お金

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お味噌汁の常識を揺さぶる

お味噌汁の常識を揺さぶる

私の大好きな料理人
チャンピオンのトレーナーを
後ろ前逆に着て

『あっちが間違ってロゴを縫い付けた』

と笑顔で豪語する
日本一の料理人、すなちゃん

チャンピオンのロゴは
左胸にくるのが常識

だと思っていた
すべての人たちへ
愛を込めて

あなたは何を信じるの?すなちゃんのつくるお味噌汁は
出汁がしっかり
めっちゃ美味しい

だって
昆布とカツオを
めっちゃ入れるから

『めっちゃ入れんで、

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『大胆かつ、繊細に』〜料理と生き方の方程式

『大胆かつ、繊細に』〜料理と生き方の方程式

料理のコツは
『大胆かつ、繊細に』

そう話してくれるのは
私が日本で一番の料理人だと思っている
すなちゃん

初デートのとき
最後に連れて行ってもらったのが
すなちゃんが経営していた
小さなピザ屋さん

そこで食べた
すなちゃんのサラダが
今まで食べた何よりも
美味しかったことが理由で

彼と生きることを決めたくらい

大胆に切られた野菜と果物
ひと口で食べられるか、無理なのか
それでも大きな口

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ジョージアの伝統パン〜職人によるショティの作り方

ジョージアの伝統パン〜職人によるショティの作り方

ジョージアの人たちは
パンが大好き
スープやお肉料理とともに
必ずパンが添えられます

ジョージアの街を歩くと
小さなパン屋さんが
たくさんあります

ショーケースに
たくさんのパンが並べられているパン屋さん

それとは別に
小さな小窓から
何やら大きなパンを買っていく
地元の人たち

パン好きの私は
ガン見しまくっていました

すると
パンを買った素敵な方が
「一口食べなよ」と
買ったばかりの熱

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腸内トリップ〜食事で知るその土地の文化と歴史とあなた

腸内トリップ〜食事で知るその土地の文化と歴史とあなた


食事は楽しい旅行の楽しみと言えば
もちろん

ご当地グルメ
郷土料理、伝統料理

その土地の食事をいただくことは
その土地とその土地の人たちを知るのに
一番手っ取り早い方法のひとつ

食事と私と微生物たちと私たちは毎日食事をします

普段と違う食事が続くと
お腹あたりや氣分が
優れなくなったことありませんか

海外旅行へ行くと
急に日本食が恋しくなったりだとか

実は、人間の細胞の数よりも
多く

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キモノアソビ✴︎地球アソビ

キモノアソビ✴︎地球アソビ

着物に憧れる
エストニアの女性

日本に生まれた私ですら
正式な着物文化を
知らないのだから

日本人が大切にしてきた
常識やルールを
知るはずもなく

ただ純粋に
自由に、好きなように
楽しんでいるだけ
その彼女の姿が
美しくて、眩しくて
羨ましく感じてしまう

帯はいらない
髪型もラフに
カジュアルな服に重ねて

「そんなのは着物じゃない」
そう言われるかもしれないけど

彼女にはそれが似合っ

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海外のキッチンにもお味噌を〜お味噌の可能性

海外のキッチンにもお味噌を〜お味噌の可能性

30日

世界同時多発味噌
エストニアからお届けします🇪🇪

海外でも
和食を調理することはできます

和食中心の食事は
私たち日本人にとって
とても大切なことです

それでも海外にいたら
その土地の食材によって
料理しやすいものと
しにくいものがあります

エストニアでは
パスタ料理にするのにぴったりな
食材が多くあります

そうなると次第に
テーブルにはパスタ
並んでしまいます

生クリー

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私が着物を着る理由〜モノを大切にする心

私が着物を着る理由〜モノを大切にする心

エストニアに住んでみて

日本の文化って素晴らしい!!!
日本に生まれ育って幸せだ!!!

そう思うようになった私は
日本の国菌である、糀菌を持ち出し
エストニアにいても
糀のある生活をしつつ

着物って素晴らしいんだよ
ってことを
広めるようになりました

私の母は
とても着物を愛しています

なぜなら
母のお母さん、私の祖母も
着物を愛していたから

母が嫁いだときに持ってきた
桐箪笥の中には

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発酵する人類〜日本人として発酵する私

発酵する人類〜日本人として発酵する私

「発酵」とは
微生物たちの働きによって
人間に有益な物質を生成する現象

微生物たちは
私たちが息をするように
日々発酵をし続けています

水質・空氣・土壌の浄化作用
発酵技術を応用してつくられる抗生物質
私たちの食事を健康で豊かにする発酵食品

それらはすべて
微生物たちの発酵による恩恵です

STEP.1 微生物たちとの共存

「目に見えないけど、いるんだよ」

私たちは
微生物たちと共に生き

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