イムジン河を訪ねるソウル3泊4日の旅3〜焼酎でミシュランのユッケと下町の鮑に牡蠣を楽しむ
今回のソウル旅行。
ご案内してる友人社長は、辛いものが全くダメ。
ソジュとマッコリが楽しめれば良いと言うのがリクエスト。
初めての韓国で辛いものが食べられないとなると何処にご案内するか?
実は韓国は辛くない料理でも美味しいものはたくさんあります。
そして、酒の進む料理。
先ずは広蔵市場から。
ミシュランガイドソウルが選んだプチョンユッケ
ソウル最大級の市場、広蔵市場(クァンジャンシジャン)。
地下鉄1号線の鐘路5街駅を出るとそこには42,000㎡の広大な敷地に5,000を超える店が並ぶ巨大市場です。
市場内にはたくさんの屋台や土産物店がうまいもん横丁に並びます。
多くの人達が集まり、平日休日問わず身動きが取れないぐらいの賑わい。
正直、広蔵市場の屋台は観光向けかなと思い、私は利用したことはありませんが美味しそうな料理が並び、見てるだけで飽きさせない光景です。
そんな広蔵市場のうまいもん横丁にはユッケの専門店が並ぶユッケ通りがあります。
ソウルの馬場畜産物市場(マジャンシジャン)から新鮮なユッケ用の牛肉や内臓が毎日入り、店頭に並びます。
その中でも、一際行列のできる店舗がプチョンユッケ本店です。
韓国のうまいもん横丁は、同じ料理を出す店が同じ場所に並びます。
広蔵市場のユッケ通りも数軒のお店が並ぶのですが、プチョンユッケ本店だけは行列が絶えることが無いのです。
それは2017から2024年まで連続してミシュランガイドソウルに掲載され続けてるからなのです。
プチョン・ユッケ本店
プチョンユッケ ポンジョム / 부촌육회 본점
ソウル特別市 鐘路区 鐘路4街 165-11, 市場内
(서울특별시 종로구 종로4가 165-11, 시장내)
先ずはユッケとマッコリを注文。
お通しで出される牛スジと大根のスープの丁寧な下ごしらえと味わいからこの店の実力が見えてきます。
ユッケは新鮮なランプとかを使用してて鮮度の良さは抜群。
ユッケの肉の下には梨のスライスが。
卵黄とユッケに梨をよく混ぜていただきます。
ユッケの甘みと梨の甘みのマリアージュは韓国ならでわ。
一緒に頼んだテナガダコ。
今まで敬遠してましたが、踊り食い初体験。
切り刻まれても動き続けるテナガダコ。
舌に吸い付く感触、クセになります。
韓国海苔にテナガダコとユッケを巻いて食べるんです。
とってもマシッソヨでした。
そして禁断のレバ刺し。
日本では生食ができなくなったレバ刺しをセンマイと。
サイコロ状に切られるのが韓国スタイル。
鮮度が良く臭みも全くありません。
気がつけばソジュが4本空いてました。
良い感じに酔い良いw
酔い覚ましを兼ねて東大門へ。
東大門デザインプラザ(DDP)。
10年前にこの建物を見た時には宇宙船って思うほど奇抜なと言うか場違いな建造物と思いました。
しかし、不思議と今ではしっかり街に溶け込んでるんです。
これこそが、故ザハ・ハディドのデザインの真髄なのですね。
2020東京オリンピックでの国立競技場のデザインに決まっていたザハ案を白紙にした事を思うと今、神宮前周辺の再開発計画は何なんだろうと思ってしまう。
清凉里伝統市場の魚屋さんチョバダで、生牡蠣と鮑に白いメウンタン
東大門から清凉里に移動して、駅前の貝鍋の店を探したのですが…
コロナ禍を経てお店が変わっていました。
仕方が無いので気になっていた清凉里伝統市場内のお店探し。
芸人スギちゃんが旅番組で偶然に利用した魚屋さん。
もちろんネット上の日本語の韓国案内では見つけられず。
こんな時は韓国のNAVER MAPで検索。
見つけました。
チョバダ
저바다
ソウル特別市東大門区清凉里洞777
(서울특별시 동대문구 청량리동 777)
ローカルの人たちが集まる魚屋さんです。
先ずは鮑にケリーとセロで乾杯。
韓国の鮑は小ぶりですが水槽から揚げたばかりなので、新鮮。
刺身で肝も。
牡蠣も追加しました。
これまた新鮮で、ソジュが止まりません。
メウンタンを辛くしないで追加。
友人社長さんは辛いのはダメなので辛味を入れないで白いメウンタン。
要は魚のあら汁です。
鮑と牡蠣の残りも鍋に。
とても良い出汁が出てました。
韓国の現地情報も悪くなく、日本人客は皆無。
こういうローカルの店が良いですね。
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