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健康に良いNEAT(ニート)を高めよう!

NEETじゃないよw
NEAT(Non-Exercise Activities Thermogenesis)の頭文字で、日本語訳では「​非運動性熱産生」、つまり「運動ではない日常生活活動による消費エネルギー」​を意味します。
私もつい最近この言葉をclubhouseで知りました。
声のSNSなのでNEETだと思ってしまいましたw
これは通勤や通学、階段昇降、掃除洗濯など日常生活そのもので消費しているエネルギーのことです。
そもそも消費エネルギーは図とは少し割合が違いますが

・大きく基礎代謝(約60~70%)
・NEAT(25%)
・食事(10%)
・運動(5%)


と言われています。
NEATは基礎代謝に次いで実はエネルギー消費が高いのです。
基礎代謝とは何もしなくて生きていくために消費しているものですね。
私はapplewatchを使っているのですが、消費カロリーを確認することができるので、意識ができて良いです^^

運動をしようとするとそれように時間を確保したりとハードルが上がってしまいますが、NEATを増やすことは、日常生活で意識して行動を少し変えるだけでできるので、とてもハードルが低くて実行しやすいのです。

例としてこんなものがあります。
・姿勢を延ばす
・腕を上げる(万歳)
・大股を意識する
・通勤ではバスや電車の一駅分を歩く
・駅や歩道橋など積極的に階段を使う
・職場でも1~2階ならエレベーターは使わず階段を使う
・職場でPCを使用する場合は、立位で行う
・朝、新聞・郵便物取りなど、何でも自分で動く
・休日は家のそうじや車のそうじをする
・立ってテレビを見る
・ペットと散歩する


いかがでしょうか?
できそうなものありますよね。
ちょっと負荷をあげる例としては通勤電車の中で立っている時に、つま先立ちをするというのもあります。(くれぐれも無理はせずに)

2005年アメリカのサイエンス誌に「太っている人はやせている人に比べて、1日に164分間座っている時間が長い」といった研究が発表されました。これは日々お茶碗2杯分(350キロカロリー)のカロリー消費が滞り、その分のカロリーが体内に蓄積されている計算になります。歩行に換算すると2時間程度の普通歩行(約30分で100キロカロリー)、早歩きで70分程度の運動量となり、1週間まとめると2,450キロカロリーでフルマラソンに匹敵する消費エネルギーとなるのです。

また、NEATを高めることが健康づくりに効果的であることを示す研究があります。例えば、通勤に自動車から電車に切り替え12~18ヵ月後に体重が平均約3.4Kg減少したという報告があります。米国の研究では14年間の調査において、座っている時間が1日3時間未満の方では、1日6時間以上の方と比べて、女性で約27%、男性で約15%死亡率が低かったと報告しています。日本の研究でもNEATによる歩行時間が1時間以上の方は30分未満の方に比べて、38%も脳卒中や心筋梗塞で亡くなる危険性が少ないという報告が示されています。

ということで疾病リスクを下げる効果が報告されていますので、私も取り入れています。
元々は土日に5kmずつつ走っていたのですが、リモートワークになったことでの長時間労働(残業100h/月)で、腰椎椎間板ヘルニアを患ってしまい走れないので、どうしたものかと思案している時にこれを知り、実践しています。

もともと長時間座っていると痛くて無理なので、スタンディングデスクに変えて立って仕事しているので、まさにNEATというわけですw
ただ、脚も足の裏も痛くなってしまうので室内履きのシューズを買いました。

みなさんも良かったら実践してみてください^^


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