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怒るその前に -アンガーマネージメント-

みなさん、おはようございます!
組織人として働いてると、理不尽な目に遭ったり、イライラが募ったり、思うように同僚や部下が仕事を進めることができずに思わず怒りの感情に支配されることが、少なからずあると思います。
これは人間のサガであり誰しも囚われてしまうものです。
ただ、だからといって社会生活の中で感情のままに言動を繰り広げて良いわけではありません。
もちろん、時にはあえてそのような振る舞いをとるべき時もありますが。

ただ怒りというのは負のパワーが強く、本人だけではなく相手、そして相手だけでなく周囲にいる直接関係のない人たちにも悪影響を与えてしまいますし、怒りを持つのが仕方がなかったとしても怒ってる人への衆人の評価は基本的には下がってしまいます。
好感度上げたい人はたくさんいると思いますが、わざわざ下げたい!という方はいないと思います。

ですので今回はその怒りに支配されず、コントロールする技術について紹介していきます。

まずマトリックス図を見てみましょう。
被害者意識が強いと、怒りのパワーも最大化されてしまいます。
ですので、図のようにまずは冷静に事の経緯と自己と相手の状況を整理してみましょう。
この整理のための一呼吸がまずは大事です。

そして、たいていの場合において怒りに任せた行動は、何も解決しません。
気持ちは少しは晴れるでしょうが、完全に晴れることはないはずです。
なので実は怒りは何も解決しないということに気付けると思います。
また、怒りの力で人を一時的に屈服させることができたとしても相手が納得し、自分の意沿うようになることもまたないでしょう。
叱ることは時には必要ですが、怒りはダメです。
これはとてもシンプルにした心理モデルなので、ここまで綺麗に4分割できたりはしませんが、怒りの感情に支配されている時はたいていは冗談のいずれかですね。
特に左上の場合はもっとも残酷になりますし、右上もけっこう残酷なことになります。

そこで自己視点、ゲームであればFPS視点で考えるのではなくTPSやクォータービューぐらい引いた目線で考えたり、できるならば相手の視点にたって考えてみることができると良いです。
そうすると自分が100%正しいという結論に至ることはまずないと思います。

そして、仮に左上であったとしても、右上であったとしても今、戦うことが必要なのか、得策なのか考えてみます。
短期的には「今でしょ!」となりがちなのですが、中長期的な自己目的などに照らした時には、必ずしもそうはならないハズです。
清濁併せ呑むという言葉があります。
また、損して得取れという言葉もありますから、今が本当にその時で戦って打ち負かした方が良いのかどうか一呼吸置いて考えることが大切です。

そして、正義とは人それぞれにありますから、本当に自分の思っていることが正義なのかどうかもよくよく考えることが大事です。
しかも正義だからといって、攻撃したり反撃した方が良いかはまた別の話です。
いつもいつも戦っていると自分も相手も周囲も傷だらけになってしまうので、回避できるならもっと周到で巧妙な方法で収めた方が良いことの方が多いです。

とは言え、私はわりと喧嘩っ早いので一呼吸どころでは足りないので深呼吸を滅茶苦茶していますw
そしてそもそも怒るということをしないようにしています。
諭して内省を促すようにうまくもっていく努力をするようになりました。
それでも難しい場合には叱ることはありますが、怒ることはしません。
叱るのも本当の意味では効果が薄いので、やはり上手に相手の思考を誘導して、自ら考え答えに辿りついてもらう方法を考えています。
難しいのでいつもいつもできているわけではありませんが、最終ゴールは理想のままにしています。
日々は地道な積み重ねと失敗と成功の繰り返しで、体得する努力を継続しています^^/

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