見出し画像

ぐっすり寝たい #1

睡眠は孤独だ。
厳密にいえば、「ぐっすりとした」睡眠「の追求は」孤独だ。

寝具、睡眠環境、(その日の)食事、(その日の)生活サイクル、(その日の)活動内容、体型、筋力……
個々人の睡眠にかかる要素を上げ始めるとキリがなく、一般に着目される「寝具類(枕・マットレス等)」だけじゃないことに気づかされる。
(というか最近気づいた)

私は枕難民である。
それも、3~4年、枕にして十数種類の難民で、今も自分にとってはよりベターな枕を探して彷徨っている。なんだったら、「理想の枕」は都市伝説のようなものとして、端からないものだと思っている。

私の寝起きはよくない。
ごくまれに、冒頭で上げた要素がかみ合って、奇跡的にすっきりとした寝起きを迎えても、翌日は相変わらず寝た気がしない寝起きを迎える。そんなものが日常である。


ネットには同じような枕難民の方々、あるいは「よりよい」睡眠に貪欲な方々を見かけ、心強い気持ちになる部分もあるし、数多くのBlogやら比較サイトで「ベスト枕(寝具)」をランキングしてくれている。

参考にはなる、確かに。
取り入れることで、睡眠が(部分的に)改善された部分もあるだろう。

だが、あなたと私が違うように、私とあなたは違う。
体型が、その日の食事が、睡眠環境(部屋)が、生活サイクルが……そう、何もかもが。

なので、結局のところ、「自分にとっての」ぐっすり眠れる環境であったり、「自分にとっての」ぐっすり眠れるための”就寝への道のり”、というのは異なってくることに、改めて最近気づいた。

「なら一人でやってろよ」という声が届きそうだが、だからこそ164cm/65kgで頭が大きめ&重めな30代半ばのおじさんが挑戦した睡眠に
まつわる様々なことをあえて書き綴ることで、他の人に部分的にでも参考になればと思う。

暫くは、前評判を受けて「お試し」してきた枕の遍歴と、現在地について書き綴りたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?