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【24/03/12】なぜGSJは産業を中心とした地方創生に取組むのか?

なぜ、GSJは産業を中心とした
地方創生に取り組んでいるのか?

と、疑問に思う方も
いらっしゃるかと思います。

地方創生でよく行われている方法として
企業誘致という方法があります。

これは行政を中心に
様々なチャレンジがされています。

また、観光業を応援することで
インバウンド需要というのは
イメージしやすいかと思います。

では、なぜ地方企業が海外と直接ビジネスすることで、
地方創生につながるのか?

なぜなら、それが日本の強みであり、
弱みでもあるからです。

地方の中小製造業の多くは、
大手企業の存在によって
成長してきました。

大手企業との取引によって、
技術力をつけてきました。

一方で、大手企業への依存度が高かった企業は、
変化への対応ができません。

大手企業の工場移転・縮小によって、
苦しい状態に追い込まれています。

この数年、業界の再編が進む自動車業界では、
変化によってサプライチェーンから外れた企業は、
新規開拓をしなければ生き残っていけなくなっています。

今は、かつての安定した時代から
変化の時代に入っています。

生きのこるには、
新規開拓をするか、
イノベーションを起こすしかありません。

私は、日本の大手企業と取引をしてきた企業には、
十分な技術と品質があると考えています。

しかし、これらの企業に足りないのは、
・新規開拓営業する力
・イノベーション力
・グローバルで通用する人材

大きく分けえて
この3つだと考えています。

新規開拓営業ができれば、
業界が変化しても新しく取引先を開拓できます。

イノベーション力があれば、
既存の技術を組み合わせて
新たなビジネスがつくれます。

イノベーションに投資したい企業が
出てくるかもしれません。

グローバル人材がいれば、
海外へ事業を展開できます。

しかし、どれも簡単にできることではありません。
そういう人材を採用するのには
コストがかかりますし、そもそも地方では人材不足の問題があります。

そこで、GSJでは、
国内外での新規開拓を支援しています。

その企業の強みを見出し、
ニッチで勝てる分野を企業と一緒に探していきます。

そして、ターゲットへ営業をしてきます。
国内だけでなく、海外へもアプローチしてきます。

さらに、GSJがこれから取り組もうとしているのが、
国内外のスタートアップとの交流です。

昨年は、イギリスのヘルステック業界の
ピッチイベントを開催しました。
イギリスにはイノベーション力のあるスタートアップが
世界中から集まっています。

彼らのアイデアを形にする時、
日本の中小企業の技術を活用できます。

そのためには、
地域企業のコミュニティ化が必要です。

地域の企業がイノベーションを形にするため、
地域で共創することで、
はじめて形にすることができます。

GSJはこんな未来を創っていきたいと
考えています。

地域の製造業がコミュニティをつくり、
新規開拓営業について一緒に考える場を創ります。

さらに、国内外のイノベーターとの出会いの場を
創っていきます。

そして、地域企業が共創できる環境づくりをすることで、
地域に外需を持ってきます。

その結果、産業を中心とした
地域ブランディングを確立してきます。

そのためには、
それぞれの地域にリーダーが必要です。

今、GSJでは、2つの地方都市で
このチャレンジをスタートしようとしています。

それぞれのリーダーは地域の製造業経営者です。

彼らを中心に
地域の製造業が共創する場を
創っていきます。

それを実現するために、
GSJは彼らを応援し、
海外とのネットワーク作りを支援していきます。

どんな未来を創れるか?

それは、私たちの考えに共感し、共に活動してくれる仲間が
どれだけいるかにかかっています。

もし、私の考えに共感していただけのであれば、
ぜひ一緒に外需型の地方創生を実現してきましょう。

【ご案内】
第20回 GSJ海外情報セミナー
テーマ「国際情勢とグローバルビジネス」

プレゼンター
一般社団法人Glocal Solutions Japan代表理事
NPBトレーディング株式会社代表取締役
深野 裕之
専門領域:海外販路開拓

開催概要
日時:2024年3月23日(土) 日本時間 10:00~11:30(1時間半)
場所:zoomにて開催
参加費:GSJ会員 無料、非会員 3,300円(税込)

お申し込みはこちらから
https://glocal-solutions.org/post-2658/

一般社団法人Glocal Solutions Japan
代表理事 深野裕之

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