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キャリアアップ・人材育成の鍵!「学び」の前提を変える

こんにちは
株式会社グローバル・プランニング 広報担当です。

以前の記事で日本人の5割以上が仕事以外で自己研鑽を行なっていないという記事を紹介しました。
また、20代だけに対して行なった調査では、7割の人が仕事以外の時間を使って自己学習していることが分かりました。
キャリアアップを考えている方は、下記の記事に詳しく記載していますので、ご参照ください。

上記の記事を書いて、日本人の学びに関する考え方と他国の考え方に違いがあるか気になったので少し調べてみました。
ビジネスや社会のあり方を伝えるメディアである『Business Insider』に日本とアメリカの「学び」に関する考え方の違いに関する記事がありましたので紹介します。

7割の人が学びは必要と思っている

「仕事をしていく上で、学びの必要があるか?」という質問に対して、
アメリカは69.6%、日本では70.9%と日本の方が若干ではありますが、学びは必要と考えている人が多いようです。

一方で、「何時間、学びの時間に取り組んでいるか?」という質問に対しては、アメリカは週に3時間以上取り組んでいると答えたのが52.8%、日本では24.7%とアメリカの約半分の割合となったそうです。

必要と思ってはいるものの実際に行動に移していない人が多くいるみたいですね。
思っていても行動に移してないと思っていないのと同じと教えてもらったことがあります。

例えば、自分が電車に座って移動しているとします。
ある駅でおじいさんが電車に乗ってきて自分の目の前に立ったとき、あなたはどう思いますか。
席を譲ったほうがいいかな、でも「年寄り扱いするな」と言われるかなとか周りの人がどう思うかなといろいろと考えて、結局、席を譲らなかったとします。
この場合、あなたは、何も考えず隣で音楽を聴いている人と同じと言われました。
自分は心の中で席を譲るべきか考えていたとしても、行動にしてなかったら他人から見たら何も考えていないのと同じなのです。

この例をもとに言い換えると、アンケートで自分が学びは必要と思っていても、実際にその時間を作っていないかったら学びが必要と思っていないのと同じになります。

何のために学びの時間を作りますか

では、なぜ日本人が学びの時間を作らないのか、記事から見ることができます。
「学びに取り組む理由は何ですか?」という質問に対して、アメリカでは、「教養のため」と答えた人が25.7%で一番多く、日本では「業務のため」が24.9%で一番多い理由でした。
ちなみに、アメリカでは「業務のため」という答えは一番少ない理由です。

この結果を見て、私は、自分がどういう理由や前提で「学ぶ」を捉えているかで行動が変わると思いました。
業務のために学ぶと捉えていると目の前の仕事に対して、スキルアップをすることを考えているように感じます。
一方で、教養のためとなると、自分のキャリアプランを決めた上で、自分に必要な知識やスキルを身に付けキャリアアップを図っていこうとしている印象を感じました。
どちらが正解かという話ではなく、みなさんがキャリアアップを図るときや後輩を育成するときに、「学ぶ」をどういう考えで取り組んでいるかで結果は変わってくると思います。
どうせ同じ時間学ぶのであれば、自分がこれからどうしていきたいのかを決めて学ぶのはいかがでしょうか。

今回、紹介した記事は下記となります。
文化や雇用形態の違いにより「学び」の考えも違ってくるようです。
正社員やフリーランス、派遣社員と働き方が多様になったことで、何のために学びの時間を取るのか考える必要がありそうですね。


株式会社グローバル・プランニング
代表取締役 金賢守(キムヒョンス)
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