硝子とぱいこ

読むこと、書くこと、料理をすること、食べることが好きな主婦です。ぱいこは元気な猫の友達…

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読むこと、書くこと、料理をすること、食べることが好きな主婦です。ぱいこは元気な猫の友達です。

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読書ノートの書き方

①本を読む 読みたい本を決めたら、まずは読んでいきます。読みながら、「この文章についてならいろいろ書けそうだ」「このテーマ面白い」など、とにかく書けそう!!と思ったところに、付箋を貼っていきます。そこで便利なのが、《coco fusen》。ケースに貼ってはがせるテープがついていて、本の裏側にケースごと貼っておけば、いつでもどこでも付箋を取り出せる素晴らしい便利グッズ。(いつもロフトで買っています)。全体の流れを掴んで、大きなテーマは何か、それについてどんな考えを持つか、また

    • 【心の不調に】おすすめメンタルヘルス本

      人生はつらい。生きるのはつらい。 わかってはいるけれど、どうにもならず今日が過ぎていく。 私はそんな時、戯れにメンタルヘルス系の本を読んだりする。 読んだりする、というのは、物は試しと言うか、完全にそれに依存する気持ちなのではなく、読んでみるか…という感覚だということ。 ここでは、このつらさにはこの本を!と具体的な処方箋を出すことを目標に、独断と偏見でメンタルヘルス系の本を紹介していく。が、あくまで私の感覚なので、参考程度に読んでほしい。 ①「感情をひとやすみ。」 根本裕幸

      • 【感想】逆転裁判シリーズ大ファンの私が大逆転裁判1をプレイしてみた

        逆転裁判シリーズの大ファンの私。 中学生の頃に初めてプレイして以来、そのストーリー性やゲームシステムの高さ、テンポ、キャラクターの魅力全てに惚れ込んで、何度も何度も繰り返しアツい法廷バトルを繰り広げてきた。そのせいで台詞も事件のあらましも犯人も証拠品ももうすっかり覚えてしまった。 とにかくそんな逆転裁判大好きな私が、(なぜかずっと)温めていた「大逆転裁判」を満を持してプレイし、昨日の明け方ついに1をクリアしたので、その感想を書いていこうと思う。 ここからは、「大逆転裁判1」の

        • 【読書】五月病にならないための本8選

          5月ってなんだか憂鬱。そんな人、多いと思う。私も毎年そう。 理由はわからない。わからないからこその苦しさみたいなものがある。 そんな時は、本に頼ろう。 ページを開けば、別世界。心が軽くなるような言葉。気がついたら没入していて、苦しみが少し和らいだ…?そんな瞬間を願って。 ①赤川次郎「悪魔シリーズ」 第一作は「灰の中の悪魔」。おどろおどろしいタイトルとは対照的に、コメディ色が強いミステリーシリーズ。文章も比較的簡素で非常にテンポが良く、楽しくさらさらと読める。 このシリーズ

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          【エッセイ】書くということ

          いつでも、何かを書いていたように思う。  原点は、小学生の時受験の為に通っていた作文教室だと言える。四百字程度の簡単な作文を、地球温暖化について、とか、自分の長所と短所について、とか、様々なテーマで数えきれないくらい書いた。わけもわからずただがむしゃらに、言われるがままに書いていたのだが、不思議と褒められることが多かった。果たして当時の私のつたない作文が本当に優秀だったのか、それとも先生が私に自信を持たせるためにそう言っていただけなのか、今となっては定かではないが、その時に、

          【エッセイ】書くということ

          手帳オタクの私が毎日手帳に何を書くか

          私の趣味の1つに手帳を書くことというのがあるが、それが習慣になってもう5~6年になる。使っているのは毎年同じ、“週末野心手帳”というもの。 あとはプラスでシンプルに予定を書くためだけのスケジュール帳を1冊。どんなデザインにするかは毎年気分。今年はミスドの福袋に入ってたポケモンのやつです。さらに小さなノートやスケッチブックが2~3冊…というのが私の手帳スタ面。 そんなことまで手帳の題材にするんかいというところまで、ありとあらゆることを書く生活をしているので、今回は一番最初に挙

          手帳オタクの私が毎日手帳に何を書くか

          【読書】江國香織について

           私は読書が趣味なので、我が家のリビングには大量の本が溢れているし、楽しい時、悲しい時、悩んだ時、何でもない時・・・どんな時でも本を読み、それに助けられてきた。  「作家読み」をする傾向があり、一度気に入るとその作家の作品ばかりを片っ端から読み漁る。唯川恵がそうだった。真梨幸子が、湊かなえが、桜庭一樹が、村山由佳がそうだった。おかげで私の本棚では、一列ずっと同じ名前が並ぶということも珍しくない。様々な作家の本が、連続して並列されているのをながめるのは、実に壮観である。  しか

          【読書】江國香織について

          【エッセイ】初めての胃カメラ体験

           私は元来、とても臆病で心配性なたちである。困ったことに、体のどこかが少し具合が悪いと、何か重大な病にかかったのではないかと大騒ぎして、しばしば夫を困惑させる。  今考えると、今回もその延長だったのではないかと思うのだが、ある時から食事をするたびに胃もたれのようなものを感じるようになった。いつものように一通り大騒ぎをして、それでも気が済まなかった私は、病院へ行くことにした。  おそらく胃カメラをすることになるだろうということが、昨今の、便利だけれども少し煩わしいと私が思ってい

          【エッセイ】初めての胃カメラ体験

          【エッセイ】回転ずしについて

           回転ずしについて書こうと思う。  まず、席に着いたらすぐに食事を始められるのが良い。せっかちな私にはぴったりである。自分で作る、ちょっぴり薄味の緑茶も好き。お湯の蛇口が席に付いているので、いつでも好きな時に熱々がおかわりできるし、何杯飲んでも誰も文句は言わない。  ただ、この間夫と訪れた時に、パネルにたまたまノンアルコールビールの表示を見つけ、まるで何か悪だくみをするかのように二人で相談をし、すっかり誘惑に負けて注文したら、キンキンに冷えた茶色い瓶が、レーンを滑るように流れ

          【エッセイ】回転ずしについて

          【読書】最近読んだおすすめ本5選

          はじめに バタバタした日々だったが、だからこそ、積極的に読書の時間をとった。 いろいろとやるべきこと(家事・確定申告・資格の勉強など)がめまぐるしく頭がぱんぱんに膨らんでいたし、メンタルも疲れ気味だったので、何も考えず、楽しんで読むことができそうな“娯楽”に特化した本を意識的に選んだ。やるべきことをやって、一息ついた静かな夜にする“娯楽”のためだけの読書は、大いに私を癒してくれた。 ①「でぃすぺる」今村昌弘 おすすめ度★★★☆☆ 夫に借りて読んだ一冊。同じ本を読んだ後の

          【読書】最近読んだおすすめ本5選

          【エッセイ】開脚ストレッチを一年続けてみた結果

          私は夜に必ずストレッチをします。 大好きなYouTubeがきっかけだったんです。いつものように だらだらと動画を見る何にも代えがたい幸せな時間を過ごしていたら、なぜかおすすめ欄に〝ぺたっと開脚〟というのが出てきたのが始まりでした。 食べ物系(ASMRとか)の動画ばかりを観る人(私)になんで突然開脚?とその時は思ったのですが、今思えば少しは運動しろよということだったんですかね。 あれってAI的なものがおすすめを選ぶんでしょうか。よくわからないけどそうだったら技術の進歩がちょっ

          【エッセイ】開脚ストレッチを一年続けてみた結果

          【BL小説】獣とごはん!!第3話

          斎藤ちかげ。 それがあいつの名前だった。 文学部の1年生で、今更だが俺の寮でのルームメイトということになる。 ルームメイトは1年に1回変わる規則なので、少なくとも1年間はこいつと生活を共にするということだ。 ちかげ。 今まで出会ったどの人間とも違う、不思議な男だった。 まず、料理が上手い。 初対面の時の親子丼を始め、スープ、和食洋食、一汁三菜(よく知らないが)…お前は俺の母親なのかというくらい毎日しっかりと作り、俺に食べさせてくる。 複雑な気持ちを抱えながらも、腹は減るので俺

          【BL小説】獣とごはん!!第3話

          【エッセイ】数独が趣味です

          常に頭の中で自分とおしゃべりをしている私は、〝何も考えない〟という状態を作るのが難しいので、〝何も考えないくらい何かに夢中になる〟ということを意識的にします。その中の行動の一つにパズルがあるのですが、ナンクロ、クロスワード、ピクロスなどいろいろやっていて、それでも自分の中の不動のナンバーワンは数独。小学生の頃からの趣味です。あんなにシンプルな構成なのに、どうしてこんなに数独って楽しいんだろうとやるたびに思う。 数独って難易度があるんですけど、初級から上級まで家にそろっていて、

          【エッセイ】数独が趣味です

          【BL小説】獣とごはん!!第2話

          夢を見ていた。 昔失ったとても大切なものを、もう一度失くす夢だった。 大切なもの。 確かに〝大切な〟はずなのに、それが何かは思い出せない。 悲しく悔しい気持ちはあるのに、実体が掴めない。 腕をいっぱいに伸ばして、空のこぶしを握り締める。 それは羽根のように手をすり抜けて、はるかかなたに消えていった。 頬に冷たさを感じて目を覚ました。 反射的に顔を撫でると、一筋、涙が伝っていた。 乱暴に拭って俺はしばらくベッドの天井を見つめていた。 大切なもの。 何だったのだろう。 思い出せな

          【BL小説】獣とごはん!!第2話

          【エッセイ】ちゃおを初めて買ってもらった時の話・漫画の話

          漫画、お好きですか?大人気タイトルからマニアックなものまで、今はいろいろな漫画がありますね。アプリやSNSで読めたりするものもあるし。本屋で買うだけじゃなくなって、前より気軽に漫画にアクセスできる時代だなあと思います。 私は一時期ものすごくハマった時期があったんですけど(中学生くらいの時)、その後は漫画よりもアニメを観る方が多くなって、今もあんまり漫画は読まない方です。そんな漫画にあんまり精通していない私が、今回は漫画の思い出について語りたいと思います。お付き合いくださいね。

          【エッセイ】ちゃおを初めて買ってもらった時の話・漫画の話

          【エッセイ】今思うとアレってなんだったんだろう…という話

          今思うとアレってなんだったんだろう…と思うことがこれまでに生きてきた中でいくつかある。スルーしようと思えばできるけど…という微妙なライン。シュールな人生の一コマへの疑問。今回はそんな未だにイマイチ解消できていないふんわり香るシュールをお届けしたいと思います。   まず一つ目は私が中学生だった頃の出来事。妹の幼稚園のお友達の家にお呼ばれをしました時のことです。私と妹、そして妹のお友達(幼稚園の男の子二人)さらにそこにそのお友達のお兄ちゃんがいました。お兄は私の一つ下。多分中学一

          【エッセイ】今思うとアレってなんだったんだろう…という話