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君たちは誰に『#証明』するのか?

プロ生活18年を経て飛び込んだ世界は『サッカーショップ』という名の

サラリーマンの世界でした。

もちろん右も左も分からない世界。

日々先輩上司にくっついて営業先を回る日々。

自分が元 Jリーガーなんて知らないお客様ばかりだし

仮に知っていても、一切興味は持たれない世界が待っていました。

覚悟はしていましたし、受け入れるのに時間はかかりませんでしたが…

入社して2ヶ月。

私は彼らに出会ってしまいました。

お得意先でもある『日本体育大学サッカー部』の新1年生の選手たちと。

きっかけは新入生のウェア類の採寸のため部会に行かせていただいただけ。

そこで現・監督の矢野さんの粋な計らいで

選手の皆さんに話す機会をいただきました。

みんなのキラキラした眼差しを今でもはっきりと覚えています。

そこで私が話した事。

みんなにとっては、たかがサッカーショップにいる

元Jリーガーの人の挨拶だったよね。

そんな私が一番伝えたかったこと

『Jリーガーになるのなんか簡単だよ!』

色々話したと思うけど、1番伝えたかった事だったのかなぁ…

自分的にはJリーガーを目指す未来ある後輩たちに向けて

発破をかける勢いのつもりで

渾身の『スピーチ』をしたつもりでした…

今となっては、誰も覚えてないというw

要するに自己満足で、自分の存在価値を話したかっただけだったんだなと。

今となっては恥ずかしい話なんだけどもw

それから時は経ち、前回のnoteでも書いた私の人生の流れの中で

昨年9月から日体大サッカー部のGKコーチとしての人生が始まりました。

そして迎えた2021年シーズン。

私が採寸をした彼らはあっという間に最終学年。

もちろん世はコロナ禍です…

練習できたと思ったら、活動休止。

コンディションもままならない。

サッカーどころじゃない風潮もありました。

私のサッカーに対する考えの中で

『与えられた場所で100%の力を出す』

と言うのがあります。

これ、当たり前に聞こえますか?

自分の胸に問いかけてみてください。

『自分は与えられた場所で100%出せてるか?』

これを大学生に課すのは酷だなと、私は思っていました。

だからこそ、自分が100%出そうと。

ここで、また悪い癖が出るよね。

その考え、自己満足になってないか?

自分がではなく、彼らを引き出す側にならなければと!

大学生というのは、本当に子供だな。もうね、ガキですよw

その反面、大人には理解できない大人な部分もあるな。

これを私は彼らを通じて学びました。

今回のnoteはどうしても身内向けになってしまっていて

抽象的な部分も出てしまうのはご勘弁を。

ただの『サッカーショップの人』が

『一緒に戦う仲間』として変わったこの1年半。

医療従事者の皆様をはじめ関係各所の皆様のご尽力のもと

関東大学サッカーリーグも佳境を迎えています。

今年の日体大サッカー部は

『#証明』

を掲げて活動してきました。

よし!

いよいよ『#証明』の時が来たね

自分の胸に手を当ててみよう。

誰に証明したい?

それは自分にしか分からないし、あえて口にする必要もない。

明日はどう転んでも『結果』が出るね。

それが自分の望む最高の結果なら『#証明』への延長戦が待ってます。

一足先に引退したBチーム以下の4年生たちのパワーを

どれだけ自分のパワーに変えられるか。

もちろん、3年、2年、1年生の選手達も

『#証明』を完結させるために!

ALL日体で!

泣いても笑っても

90分と90分。

4年生42人(シャイな選手もいたらしいからプラスα)が繋いだnote

本当に熱い気持ちにさせてもらいました。

なので感謝とともに、私からのnoteでした。

BoaSorte!!

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高木義成



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