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今日は楽しい夢を
明日はいつ始まるか 考えないで
今日の夢を
楽しい夢を

90歳になった時 
あの時のあの人はもういないけれど
楽しい人だったわ
そう思い出して欲しい

わたしは わたしの他に
誰かのおのおので
見えない夢を追いかけて
いつか 誰かの一部でありたい

切なくて苦しい時は 
氷が落ちていくように
喉元を通り過ぎていく
あゝ この想いはゆらゆらと

おめでとう 今日の日
不思議なのだけれど
これはとても あなたは
ずっと昔から 知っていたような

あの風はどこからきたのだろう
あの眼差しは何を見せている
わたしはわたしの破片
その眼差しに刻まれ ほろほろと揺れて

2022年に詩集を発行いたしました。サポートいただいた方には贈呈します