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さらまわしネタ帳123 - ジス・ガール

ディオンヌ・ワーウィックの「ジス・ガール This Girl Is In Love With You」という曲が好きで、時々脳みそを占拠されてしまいます。日曜日の夕方にJ-WAVEを聴いていると、この曲のメロディをジングル化したようなのが流れてきたりするんですけど、それを初めて聴いたときも、「何てセンスのいいヤツおるんや」と驚いたものです。最近は日曜日の夕方というと、6時台:J-WAVE、7時台:中央エフエム、8時台:J-WAVEなんですけどね…。

自分が好きだったディオンヌ・ワーウィックといえば、スピナーズと一緒にやった「愛のめぐり逢い Then Came You」なんです。結構な大ヒットでしたからね。この人はバート・バカラックの曲をいっぱい歌っておりまして、付き合いは長いというか、デビュー前からの知り合いということです。1986年の「愛のハーモニー That's What Friends Are For」もビッグ・ヒットでしょう。まあ素晴らしきビジネス・パートナーですね。

さて、昨日は久々本編放送に復帰したにも関わらず、自分の番組のOAにドンズバでかぶっているイベントに出かけてきました。中央エフエムの「中央区おはなし三人組 とっとこラジオ」という番組をやっていらっしゃる江戸家まねき猫さんと三遊亭朝橘さんの二人組の会というものです。当然ながら頂き物のチケットです。何かゴタゴタがあったということで、3人が2人になっているわけですが、個人的には全く関わりがないことなので、動員かと思いつつ、ちょいと喋りのプロの喋りを勉強させてもらおうかというわけです。

まあ、猛暑、酷暑、ちょっと外を歩くだけで汗が噴き出るような日曜日の夕方、猛然と翌日の仕込みを(カミサンに手伝わせて)終わらせて、出かけてきました。バスでいくと水天宮も乗車時間10分といったところで、「こんなに近いのか」と驚きつつ、古い町並みを散策しながら、日本橋社会教育会館といういかにもな複合施設に到着です。散策なんてできる気温じゃないと思いながらも、歴史の長いお店が多いエリアですから、古めかしい看板などを楽しんできました。

有名な玉ひでは建て替えに入るんですね…賢いかも

何十年ぶりかの落語などで大笑いして、いい気分転換にもなりましたし、プロの喋りはさすがです。よくも悪くも勉強になりましたし、自分は自分のスタイルでいいんだなという程度に学んできました。

今日はまたラジオ番組の収録日なので、前日の状況次第では行けるかどうかあやしいなと思いつつ、余裕を持って準備したので問題なく行ってこれたのですが、当然のこととしてコロナ禍での開催はかなりのご苦労もあったことでしょう。いろいろな意味で、感謝したり、考えさせられたり、伝統芸能の奥深さに認識を新にしたり、有意義な時間となりました。

さあ、問題は自分の立ち位置でしょうか。今日収録するのは9月OA予定の3本です。「さらまわし・どっと・こむ」も番組開始から間もなく1年が経とうとしています。今現在は楽しみながらやらせていただいておりますが、想定外のことばかりが起こる昨今、今後のことは全く予測不能です。この国は大丈夫なのかという思いも強くなってしまいましたが、自分のことも少しは心配すべきなんでしょうけどねぇ…。

日曜の夕方に、鬱々とした気分でJ-WAVEを聴きながら、「ジス・ガール」を口ずさみつつ、のんびり仕込みをしていたコロナ前が懐かしかったりもします。全くとんでもない世の中になってしまったなという閉塞感を笑い飛ばせたとまでは思いませんが、笑うということも大事だなと、少し楽になったような気分で迎える8月、さあどう乗り切りましょうか…。高山個人は11日から15日までお休みの予定です。いろいろ考えさせられます。いろいろ考えるつもりでおります。

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