そういうことである。
唐突だと思われる方がいらっしゃるかもしれないが、わたしは以前からこういうことをやってきたのです。
なんと前回から1年以上経ってましたのですよ。
前回はピリカグランプリでご参加いただいた作品を拝見するにあたって、審査の軸をもつために試作した文章をもとにやりとりが繰り広げられたのでした。
今回は、どうなりますやら。
はいっ! もうお久しぶりでございますよ。皆さん! 覚えてらっしゃいますか皆さん!? わたくし帰ってまいりましたよ、ギク川霊でございますとも、ええ、もう!
わたくしのラジオ番組「ぎっくりしゃっくり昼下がり」、もうこのままフェイドアウトかと思いきや! 復活でございます〜パチパチパチ!
ほんとですね、いやーお久しぶりすぎまして、わたくしのことをご存知ない方もいらっしゃるんじゃないかと、ええ、そう思っちゃったりするんでございますけれどもギク川でございます〜ええ。
もうですね、12月ですって! 12月ですよみなさん! ほんとね、年々時間が過ぎるのがモーレツに速くなってるってうわさですが! みなさんお元気にお過ごしでしょうかっ! わたくしギク川はもう相変わらず元気元気でございまして、ほんとね、このまえなんて「あなたは元気が取り柄だねー」とか、おばあちゃまに言われちゃいまして、思わず「はいっ!」って返事しちゃったんですが、ほんとね、元気があればなんでもできますから、ええ。
ということで!
今日もですね、geekさんとともに進行してまいりましょ〜。参りますよ〜バッチ来ーい!でございますっ!、はいっ!
では、geekさん、どうぞ!
お久しぶりですね! もうですね、お久しぶりすぎまして、わたくし忘れられてるんじゃないかと! ないかと!
ほんとですか?
間髪入れずにきましたね。
わかりました。よござんす。
はいっ! このノリを思い出していただいたところでですね!
今日も進めていきまっしょ〜! geekさんよござんすか?
はいっ!
今日はですねー、geekさんのお書きになったお話のことでございます〜ええ、そうなんですよ。
これですよ、これ! じゃじゃーん!!
geekさん、これ書きましたね?
身に覚え、あるんでござんしょ?
ということで、はやてについて、お話を伺っていきたいと思いまっす! よろしくお願いいたします〜
ありがとうございます〜。まずですね、こういうお話を書こうと思ったきっかけってどういうところですか?
童話、ですか
ギク川ですね、童話っていうと、アンデルセンとか、まんがにっぽん昔話みたいなものが、ええ、思い浮かんじゃいました!
あ〜、むずかしいですね。確かにそこの境目、考えたことないです。何か、きまりごととかあるんですか?
なんと! geekさんどうしたんですか?
あの、geekさん
けっこうテキトーですね
はい
……なんだか、話がおっきくなってきましたね
えっ? そうなんですか?
はいっ! 海ですねっ! リゾートの海、知ってますよ〜
ありますあります!
気づきですか〜
気持ちが動かないと!
……ということはですよ、同じものでもですね、そこに気づきがないと見過ごしちゃうからアートとして捉えないけど、何かに気づいたらアートだと感じるかもってことですね!
あー、ギク川ですね〜、わかってきましたよ!
geekさんさっき、童話は文学作品に含まれて、文学作品はアートに含まれるっておっしゃいましたけど、そこでアートと感じるかどうかはその人次第だってことはですよ、
文学作品や童話だって、その人の感性で文学だ!と思ったり童話だ!と思ったりするってことになりますね!
じゃあ、ギク川が書いたものでも「童話ですっ!」と言っちゃえばいいんじゃないかと!
あっ、あるんですか?
あの、geekさん、そういうのは先に……
そっかー。自分で考えてみて、答え合わせをすると!
「赤い鳥」ってなんですか?
あのー、書いた先の景色って、わかるんですか?
えーっ!? さっきの発言は……
景色っていっても、絵に描けるようなものじゃないってことですねっ!
なるほど〜、……あっ! はいっ! ここでいいお時間なのでですね、この続きは次回にしたいと思いまっす!
次はですね、いよいよ本題に入りたいと思いまっす!
そうなんです。
geekさん、よござんすか?