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2023年11月、「ソリューションカンパニー」として新たなフェーズへ【リブランディングに込めた想いー前編ー】

2023年11月、ギフトパッドは新たにVISION、VALUEを策定し、コーポレートロゴやサービス名称をリニューアルしました。

大規模なリブランディングのベースとして大切にしたのは「すべてのステークホルダーに、ギフトパッドの事業性や展望をよりわかりやすく伝えていくこと」。

そして、その根幹には「社員一丸となって“ギフトパッドらしさ”を追求し、さらに企業としての成長を遂げていきたい」という未来への想いがありました。

新メンバーが続々と加わり、業績も急成長中の当社は今、組織面でも経営面でも、大きな変化の時を迎えています。ネクストフェーズに入った現在だからこそ、この「リブランディング」には大きな意義がある。私たちはそんな想いでプロジェクトに取り組んできました。

今回は、そのリブランディング・プロジェクトの全貌を、前編・後編に分けて解説。前編となるこの記事では、新ブランドストラクチャーの策定の流れやMVVのメッセージに込めた意図、コーポレートロゴやサービス名称変更の概要を解説します。


「ギフトパッドらしさとは何か」を再定義するフェーズ

2011年12月の創業以来、成長を続けてきたギフトパッドでは、特にここ2年間で事業規模が拡大しました。

メンバー数は40名程度から100名を超えるまでになり、組織編成も変化しています。多種多様なバックボーンを持つ仲間たちが知恵を出し合い、それぞれの経験を活かして活躍してきたことが、事業成長の追い風になったのは間違いありません。

メンバーが多様化し、お客様に提供するソリューションの種類もますます多彩になってきた新フェーズ。そんな今だからこそ「企業としてのあり方」の認識を全社で共有し、一丸となって歩みを進めるための指標を設定することは、非常に重要です。

改めて、ブランドとしてのあるべき姿を再定義し、メンバー全員が「ギフトパッドは何の会社か」「ギフトパッドらしさとは」を同じ言葉で語れる状態をつくろう。それがさらなる発展の基盤になる。

リブランディング・プロジェクトがスタートした背景には、そんな想いがあったのです。

■ワークショップを実施

新ブランドストラクチャーには、社歴・部署・年次を問わず、多くのメンバーの意見が反映されています。

2022年8月のプロジェクト開始段階から「代表や役員だけで会社を定義するのではなく、メンバーみんなの意見を活かしたものにしよう」と方針は決まっていました。

そのためにまず実施されたのは、ブランドストラクチャー策定に向けたワークショップです。2022年10月、部署や年次・ポジションの異なる様々なメンバーを集める形で、2日間みっちり「ギフトパッドについて」を話し合う場が設けられました。

このディスカッションを通じて、素晴らしいことが判明しました。言葉や表現こそ異なっていても、各メンバーは「ギフトパッドが目指す先」や「課題感」に対して、既に一定の共通認識を持っていたのです。

ワークショップにあたっては、創業メンバーからも創業時の想いや今日までのストーリーをヒアリングし、「ギフトパッドで目指してきたこと」や「行動指針にしてきたこと」も確認してありました。

ところがこうした情報を伝える前に、実際の話し合いの場で、社歴の浅いメンバーからもベテラン勢と同種の意見がたくさん寄せられたのです。

これまで改めて言語化されてなかった中でも「ギフトパッドらしさ」の認識がしっかりと共有されていたのは嬉しい発見でした!

ブランドストラクチャー策定へ

続いてのフェーズでは、ワークショップでのディスカッションで挙がってきた、「ギフトパッドらしさ」を定義する様々な言葉を集約して「私たちはどんな価値を提供する会社で、どのように行動していくべきか」を整理。企業としての価値やそのための方針をまとめた「ブランドストラクチャー」を策定しました。

新ブランドストラクチャーではギフトパッドのCore Valueを「人と人との気持ちの繋がりを、テクノロジーで紡いでいくこと」と定義。

それを実現するための企業文化として「顧客が本当に必要とする要望や本質的な課題に真摯に向き合い続ける」「未経験の領域や難易度の高い依頼にも果敢に挑戦していく」「部署の垣根を越え、チームで突破口を見出す」など、全社で目指していく方向性を決定しました。

ギフトサービスの枠を超えた「ソリューションカンパニー」として

このブランドストラクチャーをベースとし、重要なキーワードをピックアップして決定したのが、新MVVです。

■MISSION/VISION/VALUE

三方よしの仕組みをつくり「ありがとう」で満ち溢れた社会へ。このMISSIONは、代表取締役の園田が創業時から理念として掲げていたものです。

自社の成功だけを求める“独り勝ち志向”ではなく、かかわるすべての人の利益と幸せを考え、市場全体を活性化させていく企業でありたい。その志は、ギフトパッドの原点です。

そして今回、新たに策定されたのが、VISIONとVALUEです。

VISIONの「気持ちの繋がりを、テクノロジーで紡ぐ」、VALUEの「本質的な課題を発見し、最適な仕組みをプロデュース」は、現在のギフトパッドだからこそ可能な「かゆいところに手が届く」ソリューション提供のスタンスを示しています。

ギフトパッドは企業や自治体のDXを推進する様々なプラットフォームを提供していますが、単に既存のシステムをパッケージとして販売しているわけではありません。

私たちが提供するサービスはあくまでも「お客様とその先のユーザーを繋ぎ、関係性を構築するソリューション」です。お客様とのコミュニケーションを大切にしながら、本質を見抜いて提案し、最適なサービス提供ができる。そこにこそ、ギフトパッドの強みがあります。

こうした企業価値を、お客様や従業員はもちろん、サービスのエンドユーザーや投資家の方を含めたすべてのステークホルダーに対して「どんな言葉で伝えていくか」は非常に重要なポイントでした。

そこで「ギフトパッドは、ギフトの領域に限定されたシステムを提供する会社ではなく、繋がりを生み出すプラットフォーマーである」ということをMVVの中にも提示。いわゆる「ギフトのイメージ」に限定されない、広がりのあるキーワードをチョイスして生まれたのが、この新MVVなのです。

■コーポレートロゴ、サイトデザイン、サービス名も刷新!

新MVVで「私たちがお客様に提供できること」を再定義した流れを受けて、「ソリューションカンパニー」のイメージにふさわしい新VIの検討もスタート。コーポレートロゴを刷新し、それに伴ってコーポレートサイトのデザインもフルリニューアルしました!

また、サービス名称も変更しています。提供するサービスの種類を【DXソリューション】と【フィンテックソリューション】に区分けし、DXソリューションのサービス名称はすべて「ギフトパッドの名前を冠したシンプルなネーミング」に切り替えました。

※コーポレートロゴやサイトデザイン、サービスのネーミングに込められた想いについては、次回の記事でさらに詳しくご紹介します!

創業から12年。豊富な知見をもとに、さらなる拡大・発展を目指して


■リブランディング・プロジェクト総括

売上も取引件数もどんどん増加している今だからこそ、と「ギフトパッドのあるべき姿」を再定義するところから始まった、リブランディング・プロジェクト。

一見するとガラッと変わったように感じられるかもしれませんが、実はここまでご紹介してきたとおり、私たちの根幹にある価値観が変わったわけではありません。今回定義した「ギフトパッドらしさ」には、創業からの12年で培ってきたノウハウや実績、想いが込められています。

むしろそれを強化し、実現するための指針としてリブランディングが実施されたことを、ここまで読んでいただいた方には、ご理解いただけたのではないかと思います。

■これからに向けて

お客様の課題をしっかりヒアリングした柔軟な「仕組みづくり」の提案から、システム開発・納品・改善まで一気通貫でご提供できる体制。10万点を超える商品掲載数を誇る、充実したギフトプラットフォーム。累計1000万ダウンロードを突破した地域通貨アプリ。

こうした創業以来の蓄積を活用すれば、ギフトパッドの伸びしろは無限大です。

現在、日本のギフト市場は10兆円を有し、eギフト領域は成長し続けています。5兆円を有する法人ギフトの国内市場ではDXの大きな波が起きており、ご相談をいただくことは今後もますます増えていくでしょう。自治体からのお問い合わせも増加し続けています。

そのような好調の中でも原点を忘れず、「三方よし」の考え方で、市場そのものを広げながら、かかわる人たちみんなの幸せを追求する企業であるために。「企業の経営課題解決、地域の活性化に貢献するリレーションプラットフォームを提供するソリューションカンパニー」として、当社に何ができるのか。

ギフトパッドはこれからも真摯に考え続け、お客様と向き合い、課題解決に取り組んでいきます。

リブランディングを経た今、私たちは「次の挑戦がここから始まる」という気持ちで、日々の業務に取り組んでいます。2024年のギフトパッドにも、どうぞご期待ください!

【後編は以下よりご覧いただけます!】



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