社長の仕事とは
会社というのは機能集団だろうか?共同体だろうか?
会社は利益を上げるためのものだろうか?
30年以上研究してきてわかったことは、人間は機械ではないということである。
つまり、長期に存在する人間集団としての会社、企業は、昨日集団ではなく共同体であるといことである。
会社は共同体である、つまり生活の場であるということである。
つまり、会社というのは、そこに生まれ、そこで死んでいく、そこに骨を埋める場所であるということである。
であるから、社長の仕事とは、社員の飲み会に顔を出すこと、できる限り冠婚葬祭に顔を出すこと、年賀状を書くこと、方針を示すこと、社員の名前を正確に覚えることなどが仕事の中心である。
特に、社員の名前を正確に覚えることは特に重要である。
量は質に転化する。
社長は常に、社員の名前を、レポート用紙を用意してボールペンで120回書き取りする努力をしなければならない。
犬の躾の本を読んだが、犬は自分の名前を呼んでもらえるのをご褒美と取るそうだ。
犬も人間も一緒である。
世の中というのは、いいことをすればいいことがある。
社長に正確に自分の名前を呼んでもらえることは、社員にとって嬉しいことに決まっている。
〇〇課長、××部長、△△さん、名前をつけて、相手のことのことを正確に呼べなければ、社長失格だ、管理職失格だ。
おい、君、課長、これではダメである。
あと、貞観政要には「身おさまりて国乱るるものを知らず」とある。
社長は身を治めなけれならない。
贅沢をするな。
間違った男女関係をするな。
嘘をつくな。
盗むな。
なるべく、中流の生活を保つべし。
ケチであってはいけない。
世のため人のため、とにかく努力せよ。
指導者というのは厳しいものである。
会社というのは全員の総意が重要である。
そのためには、トップダウンではなく、現場の社員の話し合いが重要である。
そのためには、会議、会議、会議、飲み会、飲み会、飲み会である。
話し合って、話し合って、話し合う、全員が納得するまで徹底的に話し合うことが重要だ。
トップは承認するだけでいい。
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