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「リフレクションワークショップ」に参加した話

はじめに

今回が初投稿となります!mamaと申します。
これまでの経験や最近の自分の学びなどをアウトプットして、蓄積していこうと思い立ち、今日がその日だと思い始めてみました。

簡単に自己紹介。

自己紹介

◆沖縄県石垣市在住(移住2年目)。生まれは群馬県渋川市。
◆東京学芸大学教育学部卒(社会専攻)
◆新卒でSES系の企業に就職し、金融系システムエンジニアとしてキャリアをスタート。
◆その後、独立系総合コンサルティングファームに転職。金融、公共系、情報通信等のクライアントに対し、業務・ITを中心としたコンサルティング業務に従事。
◆2022年10月 沖縄県を本拠とするちゅらデータ株式会社にエンジニアリングマネージャーとしてジョイン。
(石垣を拠点にリモートワーク中心の生活)

大事にしているもの
◆家族、人間関係、自分の価値観を大切にしつつ、他人には押し付けない

趣味
◆SUP(スタンドアップパドル)、読書、筋トレ(最近ジム通いも始めた)

ひと言
◆人はさぼる生き物です。何事も継続することが一番難しいと思っているので、この執筆活動も継続できるように緩く頑張りたい(笑)

ワークショップに参加してみた話

参加のきっかけ

近所にある「チャレンジ石垣島」というコワーキングスペースにて、興味を魅かれるワークショップが行われるということで参加してきました。

ワークショップテーマ
「よりよく生き、よりよく働くためのリフレクション~内省~ワークショップ」
概要
リフレクションカードというツールを利用し、グループワークを通じて、自分の経験や考えを、他問自答することで「内省(リフレクション)」を促し、内省(リフレクション)の効果を実感する体験型のワークショップでした。
カードを使うことによって、特別な知識やスキルがなくとも、簡単に内省を体験できる点で、初対面の方たちとも楽しんでできる内容でした。
ちなみに、リフレクションカードはこれを使いました!(目的別に種類があるようで、今回はレギュラーを利用しました!!)

役割は主人公(テーマについて話す人)とサポーター(質問をする人)
ルールは簡単4ステップ!

①主人公がテーマカードを選んで、それについて自分のことを話す
②サポーターが質問カードを選んで、主人公に質問をする
③サポーターが質問の回答を聞いたうえで、内省を言語化する
④最後に主人公がサポーターから話を聞いたうえで、気づきを言語化する
※カードの使い方は以下動画で詳しく!
https://youtu.be/hklMXKPnKQc

仕事柄、担当エンジニアとの1on1の中での内省支援だったり、自分自身「生きるとは」「働くとは」という問いを最近よく考えるようになったので、自分の現状の知識整理や、仕事以外の人とコミュニケーションを取ることで、新たな刺激を得たいという気持ちがきっかけで参加しました。

講師は、沖縄県を本拠とする一般社団法人POLiNE理事/株式会社BowL産業カウンセラーを務める山城さん。(同年代ということもあり、非常に話やすかったです。)

一般社団法人POLiNE

株式会社BowL

~ちょっと寄り道~
話が逸れますが、沖縄に移住してきて気づかされたのは、思った以上に多種多様な業種の企業があり、勢力的に新しいことにチャレンジしている企業さんが多いこと。
都内で働くことにブランドを感じていた大学卒業当時の自分の価値観、行動範囲からは出会えない企業や人と出会えることが、移住をしてきて本当に良かったとしみじみ感じています。

「内省(リフレクション)」とは?

「内省(リフレクション)」という言葉ですが、現職に就いてからは、仕事するうえで重要なファクターになりつつあるので聞きなじんでいましたが、読んでる皆さんが共通理解できるように、とりあえず、ChatGPTさんに聞いてみました。(最近のお決まり)

ChatGPTに「内省(リフレクション)とは」を聞いてみた

ワークショップで学んだこと、気づき

本日のワークショップで学んだこと、気づきは大きく4点でしょうか。

  1. 内省(リフレクションの重要性)

  2. 内省をチームや組織でやる際の考慮点

  3. 「認知」の歪みのパターンを知る

  4. 他者理解からではなく、まず自己理解から

1.内省(リフレクション)の重要性
「内省(リフレクション)」の重要性を改めて認識した、というのが一番率直な気づきでした。私の独自見解ですが、「内省力」は人が成長するためのコアスキル、だと解釈しています。めちゃくちゃ重要なスキルだよなーと思いつつ、学校でも社会人になってからも自分から学びにいかないと触れる機会がないというのが不思議な感じです。
これまでの学校教育や社会では重要視されていなかったのか、もしくは確立されていない分野だったのか。。。もちろん、自分自身、独力で内省みたいなことをしていた部分も振り返るとありますが、どのような構造で人は成長するのか、どのような問いを投げかければいいのか、など、理論的・体系的に知ることでより良く効果を発揮できると思いますし、人にも伝えることができるので、自分自身もっと知識を深めたいと感じました。

2.内省をチームや組織でやる際の考慮点
「内省」を組織・チームでする際に、外部(第三者)の視点が重要であるそうです。たとえば意義や内省の手法を理解・熟知しているチームや組織だったとしても、どうしてもチーム・組織の一員である主観がぬぐえない。第三者という立場から、問いをなげかけ、聞いてもらい、気づきを与えてもらうことに価値があるそうです。
実際、講師の山城さんが務める専門家チーム内での内省活動の際にも、外部から人を呼んで実施するそうです。

3.「認知」の歪みのパターンを知る
もう一点、今日の学びの大きなテーマとしては「認知」の歪みの話。
人間の認知の癖は大きく6つのパターンに分類されるそうです。(調べてみたら10パターンあった)

自分がどのパターンに当てはまるかを認識するとともに、重要なのは、「感情」に対して、「事実」と「認知」に分けて考えること。
感情部分は個人の「認知」のバイアスがかかって発生するるため、そこを気にしすぎても正直しょうがない。100人が100通りの感情を持つので、そこに対して考え、悩み過ぎないこと。これを認識できるだけで、うつ病や精神的なストレスは軽減できるそうです。
これは、「なるほどなー」と思いました。メンタルヘルスの専門家ではないものの、こういう思考の仕方を知っているかどうかだけでも、人からの相談をよく受けるマネジメント職の身として、1つの武器になるなと感じました。

4.他者理解からではなく、まず自己理解から
気づきでもあり、学びともなりましたが、ワークショップ後の雑談の中で教えてもらった「自己理解ができている範囲でしか、他者理解はできない」というものでした。
山城さんが支援する受講者さん達に対してよく口酸っぱく伝えている内容だそうで、【①自己理解⇒②自己受容⇒③他者受容⇒④他者理解】という流れでしか、他人の理解は進まないそうです。

個人的には、特に重要なのは②自己受容だなと感じて、自己受容とは自分自身のポジティブな部分やネガティブ部分といった概念がなくなり、それらすべてを含めて自分であることを受け止めらている状態、のことだそうです。人って社会だと陽な部分を表に見せがちだけど、陰の部分も必ずある。こういう部分を他者に受け入れてもらおうとする前に、自分が受け入れて生きていけるかってことなのかなと思っています。
ここでふと具体的にイメージされたのは、最近ドラマではまって見ている「だが、情熱はある」のモデルになっている、オードリーの若林さんとかはまさにこれなのかなと思ってしまう。若林さんは自分的にはすごく人間味があって魅力的でかっこよく見える。何より面白い。

また、「人を変えられることができると思ってはいけない。人は変えられないものなので、できることは自分の思考や行動を変えることしかできない」というのもよく伝えているようです。
この考えは、私自身すごく共感できると思ったところで、前職の上司の人に「お客さん先の職場環境や組織の課題を、他人が解決するのを待つのではなく、自分が変化して変えるぐらいじゃなきゃダメだぞ」と言われたのを思い出し、これまでの自分の行動指針にもなっている考え方でもあるので、そこと結びついた気がして、自分の中で改めて大事していこうという考えが強まりました。

最後に

石垣という土地で、こういうイベントに参加したのは実は初めてで、どんな人が参加しているのか、というのも楽しみの1つだったりしました。
移住者の方、シーズン限定で働きに来ている方、たまたまこの時期に旅行に来ていて方で参加していたりなど、少人数ではありましたが様々な価値観を持った人たちと触れ合う機会があることが、本当におもろいなーとしみじみ感じました。
今日の自分の内省(リフレクション)の中で、自分が求めている人生の成果は、結果ではなく、そのプロセス自体に重きを置いているんだな、というのを改めて気づかされました。
今もまさに道半ばです。人生という道のりの過程を改めてめちゃくちゃ楽しもうと向き直り、そのきっかけとなった1日でした。

リフレクションの重要性を1人でも多くの人に知ってもらえればこれ幸いです。自分自身もより一層、知識や経験を深めていければと思います。

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