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プチ旅日記       中津川苗木城編

プチ旅日記
前回に続き中津川市の旅です。今回は苗木城をお送りします。

苗木城は大永6年(1526)この地へ移り住んだ遠山氏によって築城。

本能寺の変の後、天正11年(1583)森長可の旗下に入れという羽柴秀吉の命に従わなかった遠山友忠・友政父子は、長可によって城を追われてしまいます。

しかし、徳川家康に仕えることとなった友政は、慶長5年(1600)東軍に属して苗木に戻り、8月12日頃、関ヶ原の戦いに先立って苗木城の奪還に成功。以降、旧領安堵された遠山氏は、明治維新に至るまで12代にわたって苗木領を治めました。
            ※岐阜の旅ガイドより

中津川市街から北へ、木曽川沿いに突如として現れる巨岩。そこが苗木城跡だ。


苗木城入口

駐車場に車を停め、いざ苗木城へ!

石畳を歩いていると何処からともなく虫の声が

入口から続く石畳、初めは登りだったがその後下りへと変わり、地形を活かした造りなのだということがよくわかる。

千石井戸

途中、井戸の跡があったのだが山の上だというのに水があったということに驚いてしまう。昔の人の知恵というものにはいつも感服してしまう。

頂上へ向け、階段が続く


苗木城頂上

階段を登り終えた先にある巨岩。そこが苗木城の頂上だ。頂上からはすぐ下を流れる木曽川が見え、川と岩山を利用した鉄壁の守りが見て取れる。

頂上からの風景
下を流れるのは木曽川である

今回この苗木城に来てみて、戦国の世という時代背景やその時代に生きていた人々の暮らしや思いなどを少なからず感じることが出来た気がした。

この中津川に限らず岐阜県内や日本全国各地には様々な城址や旧跡が数多くある。

現在は城などの歴史ブームということもあり今回のみに限らず、プチ旅した時などは旧跡を周りながらその土地の歴史や文化に触れてみるのも面白いと感じた。

また機会があれば各地を周って足跡を残して行きたいと思います。

それではまた、次の機会に…

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