(気の滅入らない)有木誠の癌闘病日記91(ライブ近し)

8月5日のライブが近づいている。
先日、抗癌剤を点滴したので、その後の副作用が辛い。
倦怠感と食欲不振と息苦しさと、何か知らんけど、どっか痛い。
しっかり安静にしないといけないので、すっと寝ているのだが、それはそれで辛い。

ライブがあるので、練習の為にギターを鳴らす。
これはある程度できるが、問題は歌だ。
声が出ない。
もちろんしゃべるには何の問題もないが、とても歌唱できる声には、なっていない。
だから、発声練習しようとするが、声を出すという事は、とてもエネルギーを要する事が分かる。
安静の身には、過酷な作業だ。

FM福山「みむらしんじの洋楽アワー」をやってる三村さんが、ラジオでニッティ・グリッティ・ダート・バンドの「I Shall be Released」をかけた後、メールをよこして
「有木さんのバンドに合ってる曲じゃない」みたいな事を言われたので、
実は私も大好きな曲であった事も加わり、急遽メンバーに提案して、この曲をやる事にしてもらった。

アレンジは、我々なりのものにした。
尤も、この曲はプロアマ多くのバンドがやってるけど、みんなオリジナルアレンジてやってるような気がする。
それが出来るし、そうしたくなる曲だ。

先週で、3回目の練習だが、まだまだ拙い。
本番までにもう少しはましになるのでしょうか・・・

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