死刑廃止なら絶対終身刑が必要だと思った話しw

罪刑法定主義の我が国で終身刑が実現可能かは全くわからなかったけど、死刑囚は二度とシャバに出してはいけないなと思った日がありましたので聞いて下さい。

『死刑囚200人最後の言葉』と言う本を読んだ日のことです。

「マブチモーター社長宅殺人放火事件」と言う事件を知りました。練馬三億円事件の犯人として逮捕、その後に懲役十二年の判決を言い渡されていた男。彼は刑務所に服役中に共犯者を探しました。刑期を終え出所すると、先に出所した共犯者と合流して事件を起こしました。

事件は、社会で成功した人達が被害者だったため逮捕まで長い時間がかかりました。刑務所で「共犯者にならないか」と誘われた別の元服役囚の情報提供がキッカケとなって、犯人逮捕に至りました。

このように全く反省しない人もいる以上、死刑囚になるような人は一生拘置所にいたらいいはずです。

ただし、裁判は、あくまで事件の悪質性をみて判決を下します。殺人は、①連続犯だ、②逃走期間が長い、③身代金目的の誘拐だったなどは、どんなに後悔していても死刑判決を受けるようです。だから再犯リスクから必ずしも死刑判決が出ないのは注意したいかなと思いました。

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