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毎日の散歩での階段上りで健康増進


はじめに

私の健康法は散歩とその途中の小さなジップラインと階段上りです。
この地に引っ越してきて3年間の毎日の習慣となっています。

ジップライン

滑車からぶら下がるロープを両手で掴み、腹筋で足を持ち上げると滑車がロープ上を10mほど転がって走る仕組みです。
最初はロープを掴んで体重を支えることさえもできませんでした。
ゴム手袋を使ってぶら下がってみるとずり落ちることはなくなりました。
毎日やってみて、数日後にやっと走りきることができるようになりました。

近所の公園にある10m程の小さなジップライン

毎日続けることで、確かに握力と腹筋は強くなりました。
出かける前に行うので、その日の調子が良いのかどうかがわかります。
筋力の強化は健康上も良い効果をもたらしているように感じます。

階段登り

ジップラインの直後、173段の階段を登ります。
登りきったところは横浜市認定市民農園の富士見ファームです。
天気が良ければ、立ち止まって富士山を1分ほど眺めます。

近所の公園からの173段の登り階段

厚労省が公表した「令和2年市区町村別生命表」では川崎市麻生区が日本一の長寿ですが、坂が多いのだそうです。
このように、階段登りは健康上の効果があると思います。
Life Spanのシンクレア教授によれば、サバイバル回路を活性化させるとか。
登りきると富士山が見えることも精神的によさそうです。

健康増進法

国民の健康維持・疾病予防・栄養改善を目的として作られた法律です。
都道府県や市区町村は健康増進計画の策定が義務付けられています。
簡単に言うと、平均寿命と健康寿命の差を縮めることが目標です。
もっと簡単に言うと、要介護期間の短縮です。
なお、元気な後期高齢者にとって、平均寿命は自分の年齢に近くて嘘っぽく見えるので、平均余命図も添付します。

フレイル

病気ではないけれど、年齢を重ねるにつれて全身の筋力や心身の活力が低下している状態です。
ちょっとした努力と工夫で予防・回復することができます。

大阪市福祉局

要介護になる原因

認知症も脳血管も癌も老化と言う病気の症状だと言う見方からは、原因のほとんどは老化だと言えます。
骨折や転倒の原因も老化したからだとも言えます。

老化の原因

老化の原因は、老化細胞が増えたから、活性酸素で細胞が錆びたから(健康管理検定)細胞がアイデンティティを失ったから(Life Span)など、いろいろな説があります。
すなわち、まだどの原因が決定的なのかはわかっていないという事です。
有力な説の一覧があったので、紹介します。

老化学説
①プログラム説(遺伝子説)
②エラー説
③cross-linkageによる蛋白の変性説
④フリーラジカル説
⑤免疫異常説
⑥代謝調節異常説

東京大学大学院医学系研究科加齢医学講座

まとめ

残念ながら、毎日の健康のための日課は健康寿命の延長、フレイルの防止、老化防止に役立つという、明確な医学的な根拠はみあたりません。
しかし、散歩での階段上りは昔から健康に良いと言われており、医学的な説明もあり、自分でも実感できているので、今後も続けることにします。


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