風刺の難しさ

中国ネタで最近、吉本の芸人が炎上したらしい。まあそのネタに関しては言語道断なのだが、ちょくちょく炎上するのを見るに風刺というのはとてもデリケートな笑いの表現なんだと思う。ちなみに風刺という言葉を辞書でひくとこう出てくる。
文章、絵画、イラスト漫画演劇映像などの手段を使って特定の対象愚かしさ馬鹿馬鹿しさなどを、間接的に表現したり、嘲笑したりすること。

色々、風刺ネタを調べて思うのは風刺にはとにかく切り口が大事なんだと再確認する。例えばヨーロッパの古い風刺絵に領土をステーキに見立て、対立する国同士が切るイラストがある。これは風刺だろう。一方で対象をバカにするような直接的な表現を自分は全くいいと思えない。ムハンマドのケツの穴を掘る、とか。それに加えて芸人なら笑わせなければならないだろう。
自分はちなみにウーマン村本のスタンダップコメディもどきが好きじゃないのはつまらないからである。それは芸人として致命的だろう。

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