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私の名前は自適家事(じてきかじ)

初めまして。自適家事(じてきかじ)と申します。長い仕事人生を経て、今は年金暮らしです。
ここだけの話、割と大きな一軒家を田舎にもっています。夫を亡くし、この家にひとりです。

明治生まれの父の元で厳しく育てられました。時代も時代でした。
女は家に入るものと教え込まれました。

頭はいい方でした。大学に行きたかったのですが、父は許してくれませんでした。

高校は家政科に進学しました。もとから家事が嫌いではありませんでしたが、ここで料理が好きだと深く自覚しました。

家庭クラブという課外活動をしていました。孫も入ってたみたいです。

ここで飲み物から、料理まで、体にいいメニューの開発に励みました。
ここだけの話、ありがたいことに、表彰までされたんです。

私、一度始めたことは、何かしら成し遂げたと思うまで続けるんですのよ。

料理はそのひとつです。

それから私、病院で長年勤めておりましたの。経理でした。

20過ぎのころ結婚して、子供を授かりました。

今の若い子は、女性もみんな働いて、結婚は任意みたいなところがあるんですってね。

正直、うらやましいです。

男に生まれていたらよかったなあと何度思ったことかわかりませんもの。

失礼しましたわ。
無意識に若い頃の話をしてしまいました。

私は、料理と家事全般が好きです。
ありがたいことに、庭が広いので、花壇と畑を作っております。ほぼ自給自足状態です。

私も夫も長く働いておりました。それですから、年金は十分いただいています。お金にはあまり困っていません。

そういうことで、あの世に行くまで、自分が好きだった料理をして、夫と家族と過ごしたこの家を守りながら、ゆったりとした日々を過ごそうと考えてます。

このブログでは、私の日々を書き付けようと思います。料理、掃除、庭造りそして、子供たち孫たちとの交流がテーマになるでしょう。

お暇な時にでも目を通していただけるとうれしいです。
特に、若い世代の方に。

近頃は、老人と若者は一緒に暮らしませんでしょう。だから、私たちが人生で学んだことが受け継がれませんの。とてももったいない気がするのです。

もちろん老人の戯言かもしれません。時代に即していないかもしれません。
けれど、その中から、なにか役に立てていただけるものがあるかもしれない。

よき一日となりますように。

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