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子持ち様論争の解決策が、わかっちゃったかもしれない。

※お手洗いの表現があります。お食事、おやつタイム中の方はご注意ください!

子供を理由に仕事を休む可能性がある人、子供を理由に盛大にマナー違反をしでかす人を『子持ち様』と呼ぶのであれば、わたしも他人事ではない。なぜなら先日、子どものインフルエンザでお休みを頂いたばかりだ。
ただ、かつて完全に開きなおった子持ちの先輩の下で働いていた経験があるため、「子持ち様」と皮肉ってやりたい気持ちもわかる。いわば、センターマンのようなわたしだ。

『キラキラネーム』『ゆとり世代』などもそうだが、一度抱いた印象はそう簡単に変わらない。きっと『子持ち様』も、ネガティブちっくな印象のまま人々の脳にピタリとはりつき、後世に受け継がれていくのだろう。そんなことを思っていた矢先、出会ってしまった。

事件は仕事中におきた。
わたしのパート先(小売業)では、お客様にトイレの貸出しをしていない。そのため、”トイレの貸出しは行っておりません” の張り紙が、どででーん!と貼ってあり、ワンチャン貸してもらえそうな雰囲気もない。
が、そんなことおかまいなしに、40代とおぼしき女性がずんずん入っていった。5才くらいの女の子を連れている。
わたしたちとしては、別に家のトイレじゃないし、入りたきゃどうぞという気持ちなのだが、ルールはルール。ベテランのパートさんが「申し訳ありません。お手洗いはお貸出ししてないんです。」と、丁重に断った。すると、その女性は

「え?子供ですよ?」

と言い放ち、子供をトイレに押し込んだ。

まぁまぁまぁ。こちらもイジワルしたいけじゃないからね。大人も子供も緊急事態ってあるし。

が、それから1分後。せまい店内に、えげつないニオイが漂いはじめた。なんとその母親は、トイレのドアを全開にしたまま子供に用を足させていたのだ。店内にいる客全員の顔に『くさ。』と書いてある。おまけに店内とトイレがつながっているため、便座に座った女の子が丸見えだ。
不快指数が爆あがりしたわたしは、「すみません。ドアをしめていただけますか?」と声をかけた。しかし、よっぽど大惨事なのか反応がない。もう一度声をかけると、

「だからぁ!子供なんですけど!?」

彼女は『子供』と言えばすべて許される、ロイヤルVIPカードでも拾ったのだろうか。結局、その母子は「オッケ!行こっか〜♪」と、何事もなかったように、なんならゴキゲンで店をでていった。

……どうもわたしには、こういう【私さえよければ】タイプの人が増えているような気がしてならない。
以前の職場にも、子供を理由に早退する際に、「文句言うなら代わりに子供の面倒みてくれんの?」と、開きなおるどころか怒り始める同僚がいた。しかも1人や2人ではない。将来親の介護で急遽休むときは、「代わりに親のオムツかえてくれんの?」と、謎の火の粉を巻き散らかすのだろうか。
もしもわたしが彼女たちの仕事を代わる側なら、何も手をつけずに「終わりました。」と、帰宅の準備をする。

人手が足りないのは雇用側の責任という意見もあるが、子供だってずっと子供なわけじゃない。
だからといって子持ちが、『子供を産んでごめんなさい。』精神を心に、遠慮と謙遜をしまくれば良いのかと言われれば、それもまたちがう。
わたしの予想ではあるが、近い未来には

犬のために仕事を早退する『お犬様』
推し活で休みすぎる『推し活様』
アフタヌーンティーの写真ばかりインスタンスにあげる『アフティー様』
水ばかりのんで意識高いぶってる『お水様』
ミニマリスト押し付けてくる『ミニスト様』
人混みで日傘をさす『日傘様』

全人類が、”生きてるだけでみんなの迷惑” となる日が訪れると思うので、もう色々なシステムはそのままで、シンプルに ”みんなが性格を良くする” ってことでどうだろうか?これが解決策。

…だめ?







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