詩 エクスタシー

君と僕が出逢うまで

僕はコールドスリープで眠っていたんだ

もう時の感覚は薄れ

その時一瞬にだけ生きているみたいなんだ

君の母親がたとえ指の先程の価値のない人生だと

僕のことをあげつらおうと

現在進行中の僕たちの恋は

誹謗中傷に負けちゃいない

君の御両親が認めないとしたら

僕は君の優しい親思いの気持ちのため

全力を挙げて、ただただ

僕という男をわかっていただこうと

オールヌードで踊るダンサーになって

表現しまくるよ、僕という人間を

ヌードだなんて下品な輩だと

軽蔑のそしりは受けない

そんなことさえしようという

僕の覚悟の程を見てほしいのさ

君にだけのはずの僕の秘所を

衆人にも見せるのは

君の優しい気持ちのため

ああ、君の優しさが枯渇してしまうというのは

世界が僕にとって

意味をなさなくなるということ

愛を選び取る人は不実が嫌い

僕が不実な恋人だなんて

御両親には思ってほしくない

ああ本当に君に出会ってからというもの

体面ばかり気にする男になってしまった

勿体ぶった態度ばかりとる

大学の教師のように

学生を導くように

君を導きたいのさ

共に在り

愛で満ちた僕の寝所へ

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