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「いい加減な生き方」とアンガーマネジメント

私は「いい加減に生きています」が、よく「怒り」ます。
なぜなら、政治も経済も、あまりにも理不尽なことが多いからです。
失礼しちゃいますよ。自分勝手な言い分ばかりで、偽善の仮面ばかり・・・
私も「フィッシング詐欺」にひっかったり、偽メールに悩まされたり・・・

     +目次
第1章 怒るときは、はっきり怒る
やり場のないアンガーがあります
「6秒待つのだぞ?・・・!
日光浴と大きな声だし
スランプを通して強くなる

第2章 あれから10年が経過しました
新しく生まれた産業・仕事
<チョット寄り道>  最近、消えていった産業
日本人には「いい加減の生き方」がピッタリ

第1章 怒るときは、はっきり怒る

「いい加減な生き方」をしていても、怒る時はハッキリ怒ればいいです。
曖昧にしていると、いい加減で済まされなくなることがあるからです。

あなたは、どんな時に怒りますか?
あなたの怒りの原点は何ですか?
仏教の「三毒」なんていっているのではありません。
単純に「腹が立つこと」でいいです・・・・

やり場のないアンガーがあります

いまや、戦争やコロナ禍で世界中・日本中が不安定になっています。
おまけに「AIの進展」で、失業したり、技術が使えなくなったり・・・
ストレスで潰れそうになっている人がたくさんいます。

「6秒待つのだぞ?・・・!」

日常的なアンガーのほとんどは「人間関係」から生まれます。
イライラを感じたら「6秒待て!」というのが、アンガ―マネジメントの出発点です。その間に「深呼吸」をしたり、雰囲気をかえたりするのです。

イライラは「ノルアドレナリン」が体内を駆け巡るから起こるのですから、不安な気持ちになったら「6秒待て!」が原則なのです。
そしたらノルアドレナリンが収まるからです。
「いい加減」の知恵だしです・・・。

日光浴と大きな声だし

気持が疲れたら、緑のあるところに移動するのもいいですね。
感覚を新鮮にしてくれるからです。
気持ちを切り替えの手っ取り早い方法は、「日光浴」です。
太陽が当たる広場・公園に行って、きれいな空気を吸い、血流をよくすること。できたら、海岸などに行って、大きな声を出すといいです。

高い温度の部屋では理性が働かないから、「室温は低く」設定するといいです。足を温めても、頭を熱してはいけませんから注意しましょう。

癒し系の音楽を聴くのもいいですね。
静かなオトは、不安を鎮めてくれますが、ロック音楽は、不満や怒りを増長しますから注意が必要です。感性を揺さぶるよりも、感性を抑えることが大切ですからね。オトは血圧に関係しますね。

スランプを通して強くなる

         
スランプは誰にもあります。それを長くするか、短くするかが問題です。
アンガ―(怒り)を体内に運ぶ神経伝達物質を「ノルアドレナリン」ですから、これをコントロールすることが、日々の不安・恐怖を取り除くことに繋がります。
いい加減に生きるなら「スランプを楽しむ」がいいですね。
「いま、調子が下降しているな」、というリズムです。

自律神経を整えるには「腹式呼吸が有効」です。
お腹に空気をいっぱい吸って、思い切り吐くことを繰り返せばいいです。
深呼吸して、体調を整え、気分転換を図るといいです。
イライラを抱えている人は、すぐにやってみて下さい。直りますよ!

アンガーの敵は3つです。
3つとは「運動不足」「睡眠不足」「栄養不足」です。
生活習慣の基本ですから、バランスを失うと危険です。 

龍安寺 つくばい「吾唯足知」

汗をかきましょう。
動くこと」です。動けば・・・次にやることが見えてくるはずです。
1日頑張っても、2日目がダウンでは効果が上がりません。
いい加減に、粘り強くがいいです。
ジョギングしたり、散歩に行ったり、自転車に乗ったりなど「肉体を動かす」ことが最適です。「ほどほどに頑張る」のがコツです。

ビタミンBを摂取しましょう。
不足しているとイライラしやすいです。
食事が不規則にになると、ビタミンBがある野菜を取りましょう。
外回りをしている営業職の人が、特に注意したいことです。
ストレスに対抗するのは「脳内セロトニン」といわれます。
野菜・大豆・芋類・海藻類・きのこ類・魚介類に含まれますから、バランスのよい食事をしましょう。

メンタルケアは、環境を変えることから始める

いい加減に生きるには、何事によらず「無駄なトラブルを避ける」ことが賢明です。生きる「智恵」です。
簡単に言えば、他人の不安や苛立ちに連動しないことです。
油を注ぐような発言をする人がいますが、自分が「話すより聞く」ことが重要です。
尖がった会話」が好きな人もいますから、調子を合わせないことです。

やけ食いすること」「飲むこと」「ショッピング」は、逆効果ですから注意しましょう。これらは、フラストレーションを「次にまわすだけ」で、欲求不満を解消することに、役立たないからです。

 「衝動買い」をするショッピングは、気分転換になっても、不安を収める力はないから留意しましょう。オシャレすることは、一時的な効果があります。友人との長電話・ラインもストレス解消にはなりません。

<チョット寄り道>  貪・瞋・痴の「三毒」について

貪・瞋・痴とは「貪(むさぼり)」「瞋(いかり)」「痴(おろかさ)です「三毒」といわれますが、心当たりがありますね。
貪(とん)とは、むさぼることです。貪欲ですから、あれこれ欲します。
動物的欲求・物欲・金銭欲を指しています。
瞋(じん)は、怒ったり、妬んだり、恨んだりすることを指します。
アンガーはこの一種です。なかなか収まらないから、いい加減がいいです。
痴(ち)とは、無知であることを指しています。
自己弁護に走ったり、常識知らずで自己利益しか考えないようなことです。

第2章 あれから10年が経過しました


①2011年に、デビッドソン教授が、「小学校に入学した子の65%が
現在存在しない職業」についているだろうと予測しました。

2014年に、オックスフォード大学のオズボーン准教授らが「10年後になくなる職業」をAIを駆使してはじき出し警告を鳴らしました。

非常に刺激的でビックリしましたね。
今年は、2024年ですから・・・あれから10年以上経過しました。
何が変わり、何が変わらなかったのでしょうか?

激変に対するアンガーは、平凡な市民にはどうすることもできません。
子どもの教育費がかかる年齢になったら、急に「失業」「転職」を迫られた知人は、路頭に迷うわけにもいかず、「怒り」を持て余しています

教授たちが予測した範囲以上に、世界は変化し、消えていった仕事、新しく誕生した職業があるからです。単純労働すら働く場がなく困っている状況は嘆かわしいばかりです。

③大きかった影響は「コロナ禍」ですね。これは予測外のこと。
世界中がパンデミックにさらされたことでした。
それに、openAIの登場よって、スピードは速まりました。

④いわゆる熟練した技術が使えなくなってしまったのですから深刻です。
Web社会になり、会社の中の空洞化も進み、閑職に追いやられてしまった人の怒りが後を絶ちません。

リモートで行う仕事、デジタルビジネスが進みました。
フレックスで仕事をする会社も増えてライフスタイルが変わりました。

新しく生まれた産業・仕事

①オズボーン教授の予測通り、消えた職業もあれば、変化は「これから」という職業もありますね。アナログ派には住みにくい世の中にかわりました。
怒ってもどうしようもない強い流れです。

  • 一般事務職・・・AO機器が普及して、事務所を置かない企業があります

  • 電車の運転手・・・自動運転が進んでいますが、まだ普及していません

  • スーパー・コンビニの店員・・・カゴに商品を入れるだけでOKの店

  • これから変化する仕事・職業は。予断を許しません。

②新しい仕事の典型は「AIの開発」ですね。
数年前に、データサイエンスが注目されましたが、今では当たり前です。
データの分析・初歩的なプログラムを作成する仕事が目立ちます。

③いまや「生成AIの開発」のために、大企業も本格的にのりだしています。
Google、Amazon、Apple、Microsoftなどの大手テクノロジー企業は、新しい技術や製品の開発に乗り出しています。投資額もすごいです。

ベンチャーキャピタルファンド、イノベーション推進企業、スタートアップ・インキュベーターなどが注目されます。

インフルエンサーが増えて、「デジタル秘書」のような仕事をしている人がたくさんいます。
在宅で、ソーシャルメディアマネージャー・コンテンツクリエイター、
デジタルマーケターなどの仕事です。子育て両立を図って女性が多いです。

④最近注目されている産業・分野<ベスト4>です
フィンテック(金融技術)産業・・・ オンライン決済、個人間送金、仮想通貨などの新しい金融サービスや技術を提供する企業です。
キャシュレスですから、国内も海外も拡大しています。  

オンライン決済

・クリーンテック(クリーンテクノロジー)産業・・・ 再生可能エネルギー、廃棄物管理、環境保護技術などの分野で生まれた新しい企業です。
リサイクル業者が沢山出ていますね。

・ヘルステック(ヘルスケア技術)産業:・・・デジタルヘルス、健康管理アプリ、テレメディシンなどの分野です。ヘルスケアウェアラブル企業です。
健康チェックですから、年齢を問わず普及していますね。

・人工知能(AI)産業・・・ 機械学習、自然言語処理、ロボティクスの分野です。業種を問わず、日常生活に繋がる開発を進めるスタートアップ企業が増えています。

最近、発表された「GPT  40」をみると、AIが、どこまで人間を超えていくのか「怖い」です。人間がいらなくなりますね。  

AIの可能性が拡大

これまでの「職人」たちは、怒りを越して諦めムードです。
零細でも「何とか生き残ろう」としても、後継者不足で消滅の危機です。

<チョット寄り道>  最近、消えていった産業

・ビデオテープ産業・・・ VHSやBetamaxなどのビデオテープが、DVDやブルーレイなどのデジタルメディアに取って代わられましたね。ビデオテープの需要が減少し、この産業は衰退しました。音楽のCDがなくなっています。

・フィルムカメラメーカー・・・ デジタルカメラの普及により、フィルムカメラの需要が減少し、多くのフィルムカメラメーカーが市場から撤退したり、事業を縮小したりしています。

・ファックス機・・・ インターネットや電子メールの普及により、ファックスの需要が減少したので、ファックス機メーカーやサービスプロバイダーが姿を消し始めています。

・テレビゲーム機メーカー:・・・テレビゲーム機メーカーも、市場の変化や競合他社の台頭により消滅しています。苦しいですね。

日本人には「いい加減の生き方」がピッタリ

日本人には「いい加減の生き方」がピッタリです。
肩から力を抜いてキョロキョロしましょう。

神社の神さま、仏さまも、キリストさまも、アラーの神さまも、新興宗教の神さまたちも「ないまぜ」にしている不思議な国民です。

ないまぜ :(いろいろな色の糸を混ぜ合わせって紐をなうこと)

北欧のハローウインさえも、意味も問わずに祝っているのですからね。
節操が「ある・なし」なんて問題じゃありません。これが日本文化です。

だから「いい加減」が一番いいのです。
最近の不安定な世相には「アンガー」が必要です。怒りましょう!!
しかし、ちょっとばかし「マネジメント」を意識しないと自滅しますから、時々「怒りを外に投げつけましょう!



  




 

 

 



 

      

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