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転ばぬ先のペット保険〜初めての病院

前の猫が亡くなる前、入院が必要な状態だったにも関わらず、入院の方がストレスになるのと自宅と病院が同じ町内で近かった事もあり、毎日通院していた。
おそらく、自宅介護の方が我ら家族の覚悟というか思い出作りというか、そういった時間が得られるだろうとお医者さんが判断してくれたのかもしれない。
おかげで出来る限りの事をしてあげられたと思えるし、介護は大変だったけど改めて猫と向かい合える時間だったと感じている。

………が、毎日の通院に掛かる医療費はとてもとても恐ろしいものであったよ。
検査費を含め、初受診から亡くなるまでに掛かった総額は25万を越える。
年間の医療費ではなく、1か月の医療費なので大きな出費だ。

今回新しい猫を迎えるにあたって、この経験を踏まえて検討したペット保険は、通院が手厚くて窓口精算ができるタイプ。
………が、結果的に加入したのはSBIのお迎え時加入限定のプランだった。

決め手は何と言ってもお迎え翌日から保障期間が開始される事。
他の保険プランと比べて通院保障が厚いというわけではないし窓口精算は出来ないけど。
『いざという時』というのは、得てして何も備えてない時を狙ったように訪れるものだしな。

そして、お迎えから2週間。
キジ猫の片目が開かなくなった。
全く開かないというわけじゃなくて、片目だけ眩しそう。


いつもは派手に走り回るのに、心なしか元気がなく、睡眠も普段より長い。
極めつけにごはんをまったく食べない。

さすがにこれはおかしいんじゃ?と思ったのが夜19時。動物病院がちょうど閉まる時間だ。
こんな時のために調べておいた夜間動物病院へ電話して、娘と共に連れて行った。

なんらかの菌に感染して結膜炎を起こしてしまっているんだろうという事で目薬を処方してもらい、ごはんを食べられていないので点滴もしてもらった。
翌日には近くの動物病院へ受診。
診断は猫風邪。
子猫だとお迎えして慣れてきた頃に疲れがでて、一時的に免疫力が下がる事があるらしい。
錠剤とシロップ薬をもらって帰宅。

この2回の受診で4万弱掛かっただよ。
良かった。保障期間内で。
「保障期間いつからだっけ?」っていう不安がないのがすごく良かった。
ただでさえ半パニだからね。
不安要素は少ない方がいい。

毎日3回の点眼に、朝晩の服薬。
黒猫からは隔離。
食欲が戻るまではシリンダーで水を飲ませたり、チュールを時間かけて舐めさせたり。
さっそく介護経験が役に立った。

それから5日ですっかり元気に。

保険料の申請はアプリで簡単に出来たし、あとは振り込まれるのを待つのみ。

以前、動物病院で他の人が写真付きの保険証を出していて「あのカード型の保険証、かわいくて良いなー」と思って憧れていたのだが、アニコムの保障開始はオンライン申し込みでも1か月後から。
今回は本当に選んだ保険が全実力を発揮してくれたと、ナイスマッチングに震える思いだ。
写真付きの保険証はないが、自分で写真付き名刺でも作ろうかと思う。

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