メロディはめちゃくちゃ好きだけど歌詞が好きじゃない曲3選
私は音楽を聴く際に歌詞を最も重視している。
もちろんメロディも全く気にしていないわけではなく、メロディ先行で好きになる曲も中にはあったりする。
その中で、よくよく歌詞を読んでみたら「え?」みたいな曲も結構あったりするので、今回はそういった曲を3曲勝手に紹介させていただく。
これから語ることは完全に私の個人的な感想だ。当然、否定的な意見も含まれているので【自分の好きなものに対する批判的な意見は一切受け付けないマン】の方はこれ以降は読み進めずそっと画面を閉じていただきたい。
では行く。
LOVE AFFAIR~秘密のデート - サザンオールスターズ
サザン珠玉の名曲【LOVE AFFAIR~秘密のデート】
この曲はもうメロディだけなら邦楽史上一番好きと言ってもいいかもしれない。そのくらい大好きだ。
あまりにも爽やかでメロディアスで、どこか切なさも感じる。そんな楽曲を生み出せる桑田佳祐は間違いなく天才だと思う。
しかし、この曲の歌詞は多くの方がご存知の通り、不倫を題材としている。
一応言っておくと、別に私は正義を振りかざして「不倫、ダメ、絶対!」みたいなことを主張したいわけではない。
もちろん不倫は良くないことだ。そしてもし自分が当事者だったら本当に最悪だ。が、かと言って他人が不倫しようがしまいが、はっきり言ってどうでもいい。
ただ、それを曲にするのが個人的に好きではないのだ。
不倫って、悪いは悪いじゃん。
それをあたかも、なんかオシャレな恋愛、みたいな。エモくて切ない恋、みたいな感じを醸し出してくるのはちょっと違うのではないかと。ボウリング場でカッコつけてる場合ではないだろと。
桑田氏の奥様である原坊はこの曲を一体どんな気持ちで演奏してるのだろうか?LIVE映像を観る限りはめちゃくちゃノリノリで演奏しているが。
スターライトパレード ‐ SEKAI NO OWARI
この曲に関しては好きじゃないというより、歌詞の意味が全くわからない。なんとなくファンタジーな世界観であることはたぶん理解できているのだが、何度聴いても結局のところ何が言いたいのかわからない。
ただ、これは私の読解力・想像力のなさによるものなので、この歌詞に罪は全くない。
とはいえ意味が全然わからないので、歌詞重視の自分としてはイマイチ好きになりきれない曲である。
この曲の歌詞の意味を自分なりにでも解釈できている方がいたら、是非その見解を御伺いしたい。
メロディに関してはとっても良いと思う。
夏の日の1993 ‐ class
ミリオンヒットを記録した、往年の名曲【夏の日の1993】
誰もが一度は耳にしたことがあるであろう、懐メロであり夏メロであるこの曲だが、メロディや二人の歌声は最高ではあるものの、歌詞が酷い。
内容を要約すると
「今まで君のこと全然興味なかったけど、水着になってみたらめっちゃいいカラダしてるじゃん!好き!」
といった感じ。
これ、女性に対してあまりに失礼ではなかろうか。
途中で「こんなに一緒にいたのに…」と言っているということは、この男性は相手の女性とはそこそこ長い付き合いで、人となりは十分わかっている。でも全然恋愛感情は湧かなかった。それなのに女性が服を脱いだ瞬間「好き!」ってなんだこれ。
女性を性の対象としか見ていないような、そしてちょいちょい女性を下に見ているかのような、そんなふうに感じてしまう表現が多く、どうしても好きになれない。
これ、男女逆なら
「今までなんとも思ってなかったけど、お前の財布の中みたらめっちゃ札束入ってるやんけ!好き!」
みたいなもんだろう。
「別にそういう曲があったっていいだろ!」と思う人もいるかもしれない。もちろんあったっていい。ただ私は好きになれないし、こんな素晴らしい旋律に乗せて歌ってほしくなかったなとは思う。
まとめ
3曲ともメロディは本当に素晴らしいと思うし、おそらく、だからこそ売れたのだと思う。
また、歌詞もあくまで私の解釈&個人的な感想でしかないため、中にはこの3曲の歌詞が好きだという人もいるだろう。そういった方にはごめんなさい。
次回は【歌詞は好きだけどメロディは好きじゃない曲】というテーマで書いていこうと思ったけど、面倒くさいからいいや。
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