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暮らしの器:安齋 新・厚子 Arata Atsuko Anzai あんざいあらた あつこ

京都を拠点に活動する陶芸家、安齋新・厚子さん。
料理が盛られたり、花が生けられたりした時に完成することを意識してものづくりを行う安齋さん。全体のフォルムだけでなく、縁や裏のつくりなど、細部まで大切にこだわり作られている作品です。
朝鮮の陶磁器や西洋の古物を彷彿とさせるエッセンスを織り交ぜながら、現代的な造形に昇華させています。

Exhibition – Flow, Connect_br_安齋新・厚子 _ 安西 淳 _ doinel _ ドワネル

デザインはどれも優美で繊細、上品でナチュラルなデザイン。
やりすぎる一歩手前の絶妙なラインで止めてくれている器がとても好きだ。
1年前の個展では、以前よりも良い土が手に入らなくなっており、作風を変えざるを得ないと伺った。
そのせいか、残念ながら近年の作風は凝りすぎており、あまり好みではなくなってきた。
それでも10年以上前に購入した薄造りのコーヒーカップやティーカップは大のお気に入り。
繊細なので器の縁は良く欠けてしまうが、それでも一生モノとして大切にしていきたい器。


初回投稿:2024/02/23
最終更新:2024/02/23

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