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【ビジネス書】人は話し方が9割 #6

みなさん、こんにちは。GIANT KILLINGです。

人は話し方が9割

書店やSNSで多く目にする9割本です!

最初は、有名すぎて、
少し読むのを躊躇いましたが、
やはり、読んでみて分かりやすく心に響きました。

人間である以上、
人との関わり無しでは、生きていけません。

どのように人と関わっていくべきなのか、
コミュニケーションの極意が書かれています。


本の概要

この本は、「話し方が9割」というタイトルですが、コミュニケーションで、
最も大切なのは「聞き方」だと書かれています。

まず、私はそこに驚きました。
私自身、
なんとなく話す力はある方かなと思っていましたが
人の話を聞く力には苦手意識をもっていました。

そのため、聞くに重きを置いた永松さんの本に、
冒頭から心を掴まれました。


第一に、コミュニケーションでは、
話す力よりも聞く力の方が重要ということです。

そもそも、
人はみな「誰かに話を聞いてもらいたい。」
    「認めてもらいたい。」

このような承認欲求を抱えています。

この欲求を満たすことこそ、
コミュニケーションの極意です。

本書では、コミュニケーションの三大原則として、

①人は誰もが自分のことが一番大切であり、
 自分に興味がある生き物である。

②本来、誰もが自分のことを認めてほしいし、
 わかってほしいと熱望している。

③人は自分のことをわかってくれる人のことを
 好きになる。

『人は話し方が9割』永松茂久

本書で一番重要なのは、この引用部分です。

話し方・聞き方はスキルではなく、メンタルです。

相手の話に心を寄せ、分かろうとすることこそ
コミュニケーションには必要です。

自分のことを大切にしてくれている。
自分のことを分かろうとしてくれている。

そんな人が相手の心をギュッと掴むのです。


具体的には、
自分がしたい話ではなく、相手がしたい話をする。

自分が投げたい球を投げるのではなく、
相手が受け取りやすい、
投げ返しやすい球を投げることが大切です。

そして、
あなたの話に興味をもっていますということが
伝わるように傾聴します。

傾聴の際には、以下のポイントを意識します。

①表情
②うなづき
③姿勢
④笑い
⑤感賛(感嘆+称賛)

どれも相手のことを分かろうとすること、
興味がありますと伝わるようにすることが大切です

相手の話を聞くときには、
5つのポイントを意識しながら聞くようにします。


まずは、「好かれること」より「嫌われないこと」

『人は話し方が9割』永松茂久

嫌われない話し方は、
好かれる話し方よりも重要です!

いきなり好かれようとするのではなく、
まずは、
どんなことをすると人から嫌われるのかを理解し、
嫌われる話し方・聞き方から卒業します。

嫌われる人の話し方の特徴として、
4Dワードを使うことが挙げられています、

「でも」
「だって」
「どうせ」
「ダメ」

たしかに、このような言葉を使う人とは、
会話を続ける気持ちが薄れていきます。

コミュニケーションの三大原則を踏まえると、
相手の話を否定し、認めない人が
他人から好かれることはありません。

基本的には、全肯定という気持ちで、
相手の心に寄り添いながら聞くことが大切です。


おわりに(こんな人におすすめ)

今回は、
永松茂久さんの『人は話し方が9割』について
簡単に紹介させていただきました。

冒頭でも書きましたが、
私は人の話を聞くのが苦手です。

その割に、話を聞いてもらいたい。
自分のことをわかってほしいという想いだけは

人一倍ある承認欲求の強い人間でした。
ある意味、とても人間らしい男です。

私と同じように聞くことを苦手としている人も
たくさんいるはずです。

だからこそ、
相手に関心をもち、分かろうとすること
すなわち、聞く力を一生懸命に磨くことによって、
一目置かれる人になれます。

相手に大事にされたいのであれば、
まずは自分から、
コミュニケーションの三大原則を踏まえ、
永松さんの本で学んだことを実践します。


・私と同じように聞き方に苦手意識をもつ人

・書店やSNSでこの本をよく見かけ、
 どんな本か気になっていた人

若い私にとって、本当に為になる本でした。
さすが、
これだけ売れてるだけあるなという感覚です。


永松さんの人間性に魅力を感じた人には、
ぜひこちらの本も読んでみてほしいです。

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