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【教育書】心を育てる 語り #2


こんにちは。GIANT KILLINGです。

いきなりですが、みなさんは、
教室で自分の経験談や有名人・偉人の話、
説話など、子どもたちに語ることはありますか?


私自身、学生時代から学校の先生といえば、
授業から逸れた雑談のイメージはありましたが、
私は思っている3倍以上、
淡々と授業をこなしている気がしています。

そんな私の心に響いた本を、
今回は紹介させていただきます🙇‍♂️!

心を育てる 語り

X(Twitter)やフォレスタネットで
有名な花は咲く先生こと渡辺道治先生の本です。

渡辺先生は何冊も素晴らしい本を書かれていますが
この本は格別です。
この本を通して、私は教育観を再構築しました。


本の概要

この本には、いくつもの語りが載っています。
渡辺先生が紡いできた語りの数々です。

それをそのまま、
目の前の子どもたちに話しても、
一応の効果はあると思いますが、

「いい語りがたくさん手に入る本です!」

というおすすめではありません🙅‍♂️

そもそもなぜ語りが大切なのかということが
この本を読む価値だと思っています。

教師の語りは、
時として信じられないほど大きな力があります。

ただよい授業をしていれば子どもはすくすくと
成長していくと思っていた私にとっては衝撃です。

実際、子どもたちは授業のことよりも、
先生の雑談などの方が記憶に残っています。
少々残念ですが、思い当たる節は多々あります。

また、教師として、人として、
何を大切に思っているかを伝えるためには、
ただ授業をしているだけでは伝わりません。
想いを込めて、目の前の子どもたちに語るのです。

そうして、
教師が熱い想いを込めて語り続けることで
子どもたちの心が少しずつ成長していきます。

子ども達の心は教師が意識的に磨こうとしなければ
育つことはありません。

そんな渡辺先生の熱い想いを
私はこの本から受け取りました🙌!


おわりに(こんな人におすすめ!)

渡辺先生は心を育てる語りは、
価値の種まきだとおっしゃっています。

いつ芽吹くかも分からないが、
いつか芽吹くときが来る。

思い返してみると〇〇が言ってたことって
とても大切だったんだなー。

自分の教え子が気付くときが来るかもしれません。

そんな日が来ることを願いつつも、
子どもたちと温かいやりとりができることこそ
教師のやりがいだと感じています。

教師として、子どもたちの心のコップを上向きにし
心を育てるための土壌を耕します。

・なんとなくうまくいっているのだけど
 もっともっと子どもの成長を願う先生

そんな先生に強くおすすめします。
気になった方はぜひ手に取ってみてください。

ブラックシリーズの中村健一先生同様、
渡辺先生の文体も私は大好きです。


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