【教育書】世界最高の学級経営 #13
こんにちは、GIANT KILLINGです。
みなさん、
新年度の怒涛の1週間が終わったと思います。
よりよい学級開きはできたでしょうか?
今回はこちらの本を紹介しながら、
GIANT KILLINGの学級開きを振り返ります。
世界最高の学級経営
本の概要
成果を上げる教師は、
子どもの力を信じる前向きな期待をもっています。
そして、学級経営にも一貫性があり、
学習・行動ともに手順を明確に示しています。
授業では、
子どもが本時の目標や単元の評価方法を理解し、
習熟できる授業を計画しています。
このようなことを
成果を上げる教師は理解し、準備しているのです。
①前向きな期待
学級開きには、
この一年がワクワクするような
前向きな言葉を教師が用意します。
そして、クラスが前向きに学習に取り組み、
のびのびと生活できるような雰囲気を作ります。
尊敬され、受け入れられるような格好をし、
保護者ともよい関係を築くことが大切です。
やる気に満ち溢れた子どもたちを受け入れ、
「ありがとう」「助かる」「すばらしい」など、
子どもたちがポジティブに思えるような
前向きな言葉がけを意識します。
私自身、今年の学級開きでは、
前向きな言葉をかけることを意識しました。
「この学年の先生になれて嬉しい。」
「こんなことまで自分たちでできて素晴らしい。」
そしてどの活動にも
前向きに取り組める雰囲気づくりに努めました。
この先生となら、
この一年間で大きく成長できそうと思えるように
意識的に声をかけることができたのが
今年度の学級開きの良かった点です。
②学級経営
新学期最初の1週間でやる事は、一貫性の確立です。子どもたちは、
教師に計画性がなく、ちぐはぐな状態を嫌います。
何をしたらよいのか、何をしたら怒られるのか、
子どもたちは、
教師の一貫した姿勢・態度で
教室に秩序をもたらせてほしいと思っています。
【上手くいく学級経営のポイント】
①課題が用意されている。
②子どもたちが、
自分に何が期待されているか理解している。
③無駄な時間がない。中断や指示の変更がない。
④安心して過ごせる心地よい雰囲気がある。
成果を上げる教師は、
子どもたちをしつけるのではなく、
上手くいくための手順をしっかりと教えています。
手順を分かりやすく説明し、
教師と共に練習し、できていたら褒めて強化する。
子どもたちが手順を理解することで、
学級の一貫性が確立され、学級が落ち着くのです。
今年の学級開きでは、
週明けの初日・2日目までは
計画的に手順を示すことができましたが、
段々とやることが増え、
後手後手になることがありました。
何をしたらよくて、
何をしたら怒られるのか、
説明はしましたが、まだまだ強化不足だと感じます
先生は自分で言っていたことを
ちゃんと見ている人だと思ってもらえるように
毅然とした態度で子どもたちと接することが
今後、大切だと考えています。
③授業を極める
学びとは、教師が何を教えるかではなく、
子どもが何を達成するかです。
成果を上げる教師は、
テストをして、授業の方法を見直し、
教え方を修正することを繰り返しています。
また、授業では、
何で、どのように評価されるのか、
どのように学ぶのかを
子どもたちと共有することが大切です。
子どもが目標は評価方法を知ることで、
学習への意欲や習熟度が深まります。
授業準備も正直、準備不足です。
授業を通して、
何を学び、達成するのかを
私自身が明確にできずに、授業をしていました。
授業準備をして、
子どもたちに教えること、
子どもたちに考えさせることを区別します。
学力の高い子も飽きずに、
学力の低い子もできる・分かる授業を目指します。
学級開きの中で、この授業という点は、
大変後悔の残る1週間でした。
おわりに(こんな人におすすめ)
今回は、世界最高の学級経営の紹介と同時に、
私自身の学級開きの成果と課題をまとめました。
読者の皆さんの学級開きはいかがでしょうか?
前向きな言葉をかけたり、
学級のルールや大切にしたいことを説明したり、
強化したりすることができたでしょうか?
・学級づくりについて見直したい先生
・少し分厚い本でもめげずに読める先生
このような先生におすすめします。
少し肉厚で、濃厚な本ですので、
読むのに根気が必要かもしれません。
ただし、内容はとても為になる良本です。
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