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【教育書】ブラック学級づくり #1

みなさん、こんにちは。GIANT KILLINGです。

私の記念すべき最初の投稿はこちらの本です。

策略 ブラック学級づくり

日本一のお笑い教師
中村健一先生のブラックシリーズの第1作です。


この本は私のバイブルであり、
何度も何度も読みまくった本です。

私が教育書を読み始めたちょうど教師3年目のとき、
チラッと目に入ったこの本を見て、
最初はちょっと胡散くさいなと思って、
すぐには手に取らなかったのを覚えています。

ふとしたときに、試しに読んでみて驚愕でした。

「なにこの本、おもろっ!」
「こういうことを知りたかった!!」

中村健一先生の書く本は、学校現場のリアルです。
教育現場を冷静に俯瞰で見ています。

言うならば、綺麗事なしのサバイバルブックです。

今回はこの本について紹介させていただきます。


本の概要

学級づくりでは、
まずは、子どもたちに教室のリーダーとして
認められなければなりません。

昔は、教師は自然とリーダーとなっていたが、
今はそうではないのです、
だからこそ、策略をしっかりと練り、
子どもたちに認められる必要があるのです。

リーダーとなるためには、
なんといっても、子どもたちに
この先生怒らせたらヤバいと思わせることです。

子ども達は厳しい、怖い先生が嫌いではありません
「この先生は私がいじめられたら守ってくれるか」
「やんちゃな子にも一喝入れてくれるか」

このようなことをよく見ています。
今の時代、優しいだけでは、
教室のリーダーにはなれないのです。

・怖いけど面白い!(こわおも先生)
・厳しいけれど楽しい!(きびたの先生)

こんな先生を子どもたちは心待ちにしています!!


このようなこわおも、きびたの先生になるための
大切な策略が、フォローの技術です。

フォローの技術とは、

①教師が何か指示を出す。(フリ)
②子どもが頑張って行動する。(オチ)
③子どもの頑張りに対する教師の対応(フォロー)


子どもが一生懸命に頑張ったのであれば、
しっかりと認めたり、
よい評価をしたりすることが大切です。

子どもに指示を出したら、子どもをよく見る。
子どもが頑張っていたら褒め、
子どもがサボっていたら叱る。

こうすることで、
「この先生は頑張れば認めてくれる。」
「この先生はサボったら叱られる。」と思うのです

また、
厳しく叱る→子供が頑張るようになる→褒める

ここまでをセットとすることで、
「厳しいけれど、頑張れば認めてくれる先生」です

これがフォローの技術です。


おわりに(こんな人におすすめ!)

このようにブラックシリーズには、
目からウロコの策略がたんまりと詰まっています。


他にもやんちゃな子の掌握術だったり、
仕事のブラックな流儀だったり、
タメになる内容ばかりです。

・若い先生や本を読むのが苦手な先生

普段あまり本を読まない先生も
このブラックシリーズは読みやすいです。

学級が落ち着かない先生方の助けにもなりますので
ぜひ気になった方はお手に取ってください🙇‍♂️


このように、今後も気合いを入れて、
本の紹介をしていきます。

よろしければサポートお願いいたします🙇‍♂️