見出し画像

㊗日本ミステリー文学大賞新人賞受賞!『燃える氷華』斎堂琴湖|埼玉探訪記②

第27回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した斎堂琴湖さん。受賞作『燃える氷華』の舞台である埼玉県のお話を斎堂さんに伺いました。
作品の裏話や書店さんのお話など、もっと『燃える氷華』を楽しんでいただくためのプチ情報をお届けします!!

埼玉探訪記 Vol.2

文=斎堂琴湖

みなさま、こんにちは。斎堂琴湖です。
第27回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞、2024年3月にデビュー作『燃える氷華』が発売になりました。

こちらのnoteでは、前回に引きつづき『燃える氷華』の舞台になったご当地ポイントの紹介をしたいと思います。

今回ご紹介するのは、私が大宮で一番好きなスポット、武蔵一宮氷川神社です。
『燃える氷華』本文中でもちらほらその名前が登場しています。

前回紹介したさいたま新都心のコクーンシティからほど近いところに、神社の参道の入口があります。そこから延々2キロ、ウォーキングにはもってこいの散歩道です。
大宮駅からは東口を出てしばらく歩くと、この参道の途中に合流できます。

実は私は御朱印集めが趣味でして、現在我が家には錚々たる神社(伊勢神宮だったり出雲大社だったり明治神宮だったり)の御朱印帳があるのですが、その最初の一冊はこちらの氷川神社の御朱印帳だったりします。
つまり最初の御朱印も当然、氷川神社のもの。

近年は絵馬をちりめんの袋に入れて掛ける〈ふくろ絵馬〉も人気を集めています。

私が大宮に詳しくなるきっかけになったのは氷川神社なので、氷川神社がなければ『燃える氷華』もなかったかもしれません。
そんなわけで、我が家の神棚にはきちんと氷川神社のお札も飾ってあり、今朝も手を合わせたのでした。

著者プロフィール

斎堂琴湖(さいどう・ことこ)
1968 年、埼玉県生まれ。所沢市在住。会社員。「警察官の君へ」で第27 回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞しデビュー。

『燃える氷華』あらすじ

大宮署の刑事・蝶野未希は17年前に息子の遥希を亡くした。雪の日に、廃工場の冷蔵庫に閉じこめられて死んだのだ。犯人は捕まっていない。
ある日、非番で大宮駅を訪れていた未希は、駅前で発生した車の爆破事件に遭遇。被害者の三上は、遥希の葬儀を執り行なった葬儀社の社員だった。さらに数日後、三上の同僚だった男もまた、大宮駅前で刺殺される。17年前の事件が、時を超えて動き出した――未希は捜査にのめり込むが、思いがけない出来事が彼女を襲う。

次回もお楽しみに!!

■ ■ ■

★文芸編集部noteがパワーアップしました!
「みなさまにもっともっと小説の楽しさを届けたい」一心で、日々情報をお届けしています!!「スキ」や拡散、ぜひぜひよろしくお願いいたします。



いただいたサポートは、新しい記事作りのために使用させていただきます!