【インタビュー記事】やり抜く力をもつために必要なこと
いい習慣を身につけたいのに、なかなか定着しない。
自分で決めた目標なのに、途中で挫折してしまう。
最初は頑張れるのに、やり抜く力が足りない。
こんな悩みを抱えている人は、世の中にどれくらいいるでしょうか。
これは、最近のわたしにも当てはまります。決めたことでちゃんと続けられているのは、毎日投稿くらいです。これは、ちょっと大変ですが、好きだから続いています。
いまも、目標にしていたあることが、自らの手で破られつつあります。やり抜く力が足りないと感じます。わたしは、自分で決めたことをやり抜く力がほしい。
そう考えていたときに、ちょうど良いサンプルが身近にあることに気づきました。夫です。
彼は、もう10年以上もジム通いを続けています。筋トレをするのです。週3日ジムに通うと決め、1日目はこの筋肉を鍛えるエクササイズ、2日目は別のこの筋肉のエクササイズ…。どのマシンを使って、何回何セットするというように細かくメニューを作って、一人で実践しています。
仕事の都合で、週3日のはずが2日になってしまうようなことはあります。でも、そうでない限りは、雨が降ろうが雪が降ろうが、どんなに寝不足だろうが、そのルーティンを壊すことなくコツコツと続けています。
わたしは、かねてから疑問でした。なんでそんなに続けられるんだろうと。そう思ったが吉日、わたしは夫にインタビューしてみました。
インタビュー
モチベーションについて
「そうですね。僕は、本当に本当に本当にセクシーで魅力的(原文:really, really, really sexy and attractive)でありたいと思っているんですよね。まあ、いうなれば、君のためですね。」
「わかりました。切り替えます。一言で言うと、エクササイズをすると気分が良くなるし、健康にもいいからですよ。体形を保つのにも効果がありますからね。」
続けるための秘訣
「僕の場合、一旦やると決めたら、やるかやらないかと悩むのをやめます。ジムに行く、週に何回行く、トレーニングメニューはこれで、何回何セットする。それを決めたら、なにも考えずにただやるのです。
仕事では、嫌になるほど考えるべきことがたくさんあります。プロジェクトを動かすために何をどういう順番でやるか、レポートには何を書くか、メールにいま返信するか、後で返信するか。挙げ出したらキリがありません。だからこそ、仕事以外のことでは、なるべく考えるプロセスを省きたいのです。考えるプロセスは脳を消費しますからね。」
「そりゃ、ありますよ。人間ですからね。でも、繰り返しになりますが、考えるプロセスを意識して頭から追い出すんです。それに、行けば爽快な気分になることもわかっているので。」
嫌いなことにどう対処するか
「ジムで体を動かすのが好きだというのはありますね。でも、それだけではなく、健康な体でありたいと思っているので、好きではないエクササイズでも、必要だと思うものは取り入れています。
僕は、筋トレは好きですが、走ることは好きではありません。同じ動きが長時間続くと、集中力が続かないんです。その点、筋トレは、何回を何セットというようにメニューを組めるので、集中力をリセットできます。
でも、走るトレーニングは、心肺機能の向上に必要だと思うので取り入れています。でも、前述のとおり、長時間走り続けるのは得意ではないので、これも小分けにしています。数分ずつ小刻みにして、その分スピードを上げて負荷をかけています。嫌いなトレーニングも、必要と感じる範囲で、好きな形に変えて取り入れている、という感じですね。」
おわりに
わたしにとっては、思った以上に学びのあるインタビューでした。
目標をやり抜く力をもつためには、どうすればいいか。その答えは、この一言に集約されると思います。
やるかやらないかと考えるプロセスを頭から追い出すこと。
決めたら、考えずにやる。ただやる。わたしの毎日投稿も、「今日は書くか、書かないか」と考えるプロセスをすっ飛ばしているから続けられているとも言えます。これと同じことを、他のことにも応用すればいいわけです。
ちなみに、嫌いなことに対処する方法については、わたしの尊敬するイチロー氏も同じことを言っていました。意外なところで、夫とイチローの共通点を見つけてほくそ笑んでいます。ご参考までに、動画を載せておきます。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
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