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毎日投稿を続けやすくするコツ―日数の数え方

わたしは、ヤスさん主催の企画「66日ライティング×ランニング」に参加しています。66日間、共同マガジンに毎日投稿するというものです。ストレートです。わたしは今日で41日目です。

企画立ち上げ当初から参加されていた方の中には、もう完走された方も出てきています。おめでとうございます!羨ましすぎます!

さて、この企画しびれるところは、一日でも投稿が途切れたら、マガジンから追放されるところです。誰でも参加できるという間口の広さを見せつつ、笑顔の下にピリッとした緊張感が隠されています。グリップが効いています。

また、毎日投稿に66日という具体的なゴールが設定されているのも良いところです。ゴールのない半永久的な毎日投稿は、正直息が切れます。どこまで走ったら休めるのかが見えません。でも、66日という明確な目標があると、そこを目指して頑張れます。ゴールから逆算して現在地が割り出せるので、あとどれくらい頑張ればいいのかを知ることができます。

ただ、ゴールが見えているとはいえ、66日というのは、毎日書くにはそれなりに長い期間です。これは、人によって感覚が違うでしょうけれど、少なくとも、わたしにはそう感じられます。

毎日書くようになると、いかに書き続けやすくするかという最適化のプロセスが起動します。それなりに労力を要しますからね。できるだけ無駄を省き、効率的な方法で書きたい。その試行錯誤の中で、わたしはゴールまでの日数の数え方について、良い方法を見つけました

noteの世界には、何百日とか、それこそ千を超す日数の毎日投稿をされている人がいます。そんな中、たかだか40日のわたしがこんな記事を書くのは若干気が引けるのですが、これはわたしの目線からの発見として読み流していただけたら幸いです。

気を取り直して、続けます。

わたしは、毎日、記事の最後にいま何日目かを記して出していますが、実は机の上では、違う数え方をしています

始めた当初は、66日先をそのままゴールに設定して、あと65日、あと64日、とカウンダウンしながら残り日数を数えていました。最初の週は、新しい目標を得た勢いがあったので、それでもなんの問題もありませんでした。でも、そのうち、書くことがどうしても思い浮かばない夜や、筆が遅々として進まない日が出てきます。そんなときに、60何日とか、50何日先にあるゴールはあまりに遠く、数字があまりに大きいので、気が遠くなってしまいます。書けない孤独な夜に、これはきつい。

わたしはこのストレスを少しでも軽減したいと思い、数え方を少し変えてみました。6日刻みで数えることにしたのです。つまり、66日を6日×10セットに分解したのです。

マラソンでも、最初から42.195キロをゴールに設定するのではなく、例えば5キロ先、10キロ先というように小さなゴールをいくつも設定して、それを一つずつ達成しながら走るとよいと聞いたことがあります。

それと同じ考え方です。実際に、6×10の表を紙に書き出して、毎日記事を出すごとに、×印を書き込んでいます。いきなり66日はしんどいけど、6日ならそれほど気張らなくてもできそうな気がします。あと55日、と思うより、あと2日とか3日と思う方が圧倒的に気が楽です。

そして、×が6つ溜まったら、1セット完了。イエーイと小さく発するくらいで、特にご褒美があるわけではないのですが、それでも小さな達成感が得られます。そして、気持ち新たに、次の行の新しいセットへと移行します。

ひとには、目標が近くなるほどその目標の価値が高まり、達成したいという欲求が強くなる心理があって、これを「目標勾配仮説」と呼ぶそうです。毎日投稿だけでなく、仕事や生活のあれこれにうまく活用すると良さそうです。

というわけで、いきなり66日毎日書くのが大変に感じられたら、小さな目標に分解するとよいという話でした。

(おわり)


ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
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41日目です


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