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わたしの思う「美しい」についての迷走録〜はじめに〜

ここ最近「美しい」とはなんだろうと考えている。
私の何回も観ちゃう映画リストの1つに『Life is Beautiful』(1998/)という映画がある。

初めて観たとき、レビューを読んでいたらどなたかが「人生は生きるに値するほど美しい」と訳されていて、「なんてきれいな ことばなのだろう!!」と感銘をうけ、こっそりと座右の銘にしていた。(私の何回聴いても泣いちゃう歌リストの1つにMr.Childrenの『GIFT』があることもおそらく関係しているはず)

それから毎日の日常の中でも「美しさ」に対してちょっぴり意識を向けるようになった。

まぁ私の感じる「美しさ」は幅広くて(ex:窓から入る光、アート、いいお店の料理の盛り付け方、おばあちゃんの適当に装った料理、あの子の心遣い、家族、緑道の四季によって移り変わる自然の変化、泥んこだらけで遊ぶあの子、エルメスの皮製品の技術、友達からもった手紙、子どもの何気ないひとこと、、、まだまだ永遠に続くがこのくらいにしておく)
はぁさっぱりわけわからんなぁと思いながらも、ハッピー太郎な私は「美しい」に出会うたびに、何かわからない安堵を得ていたようにも感じる。

去年の4月ごろ。
コロナでやってきた自粛期間。
そこで『人はなぜ「美しい」がわかるのか』(ちくま新書/橋本 治)という本に出会う。(著者も自身で言っているがまどろっこしくて、何度も同じことを言っている、だけど読み終えた時の「うんうん」感と達成感はなかなか◎。)
まあそんなことをきっかけにそれから約9か月間(なんて中途半端な期間だろう)
「美しい」について、意識的に文献を読んだり、雑誌をめくったり、食べたり、関連する展示会へ行ってみたり、日常を記録に残してみたり、ぼちぼち、ゆる〜く思考覚悟していた。

そんな私に偶然、先日法人内の他園(お洒落センスがとてつもなくて、ここ保育園?と何度も思ったし、大人も子どももクリエイティブで楽しい園だった)へプチ留学&「美しさとはなにか」とのテーマで園内研修で発表をさせてもらえる機会がやってきた。

私を知っている人は分かるだろが、ストレートに単純な私は「これはなんていうチャンスだ!」とやる気スイッチが入り、久しぶりにフルエンジンでシナプス大奮闘!モードというディープな夜なべを楽しんだ。

発表は無事?に終えたのだけど、「美しい」の答えはハッキリと「コレです!!」と出ていないし、むしろ迷走していて、まだ問いている最中なのだけれども、なんとなく感じているのはなんだか自分だけでは見つけられないような気がしている。

私が感じる「美しい」が美しさの正解でもなければ、全てでもない。だけど間違いでもない。        だからこそ、私でない誰かが感じる「美しさ」にもっと触れたい!し、私がいま感じている「美しさ」も留めておきたいと思い、登録だけして1年間寝かせていたnoteに初投稿をしてみたのでした。

(このご時世だからこそ、こうゆうことを少し真面目に考え問いていきたいな。、自粛が終えた時に久しぶり会った友だちと恋バナもしたいけど、こうゆう話もしたいなぁ。という思いもちょっぴり込めて、、。)

気分屋投稿にならないようにも、まずは週1で投稿していくことをここに決意表明いたします。

どうぞごひいきに。




https://www.amazon.co.jp/人はなぜ「美しい」がわかるのか-ちくま新書-橋本-治/dp/4480059776

(🎞:わたしが一人暮らしを始めた時におばあちゃんがくれた おばあちゃんの1番好きな花「サクラソウ」が咲いた時に撮ったもの)


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