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2022年4月

今月も色々あったのでnoteに残していきます。
今回は、飼い猫とんちゃんの脱走、浪人時代の恩人について。ゆるく書いていきます。

三毛猫とんちゃんの脱走劇。

2022年4月2日(土)21時頃。愛してやまない飼い猫のとんちゃんが家から脱走しました。それから6日後の8日(金)23時頃にとんちゃんを無事保護。

とんちゃんが逃亡してから保護するまでの6日間、今だから笑える話もふくめて、記録として書いていきます。

※この記事内に、猫を保護するための有力な情報はほとんどありません。

夜の練習を終え帰宅する頃、自宅にいた地元のツレ大輔から「とんちゃんが脱走した」と連絡がありました。

話を聞くと、とんちゃんは窓を開けた一瞬の隙に脱走を図ったようで、外界に怯えることなく網戸にハイタッチをしてダッシュで走って行ったみたいです。絶望でした。

そしてその日から、夜中まで捜索→仮眠をとって朝3時からまた捜索という日々が始まります。

睡眠不足と疲労があったのでしょうか。捜索中に「とんちゃん」と声をかけながら近づいたらただのコンクリートだったこともありました。家に仲間たちが3人応援に来たと思ったら、家には誰もいないということもありました。おそらく幻覚が見えていたのだと思います。

そうして、手を差し伸べてくれたおばさまに宗教の勧誘を受けたりもしながら、必死に探し回りました。


捜索から3日目。ようやくとんちゃんを見つけることができました。


↑見つけた瞬間膝から崩れ落ちそうになった。。


ただ、発見よりも保護することが1番難しく、捕獲ケージにチュールや好きなエサを入れてとにかく待つという耐久戦に移りました。


捕獲ケージを置いても警戒心からかなかなか入ってくれず、他の野良猫が入ってしまったり、また見当たらなくなってしまったり、うまくいきませんでした。

それから、さらに判断力がさらに低下していたのでしょうか。なぜか唐揚げや焼き鳥を入れてみたりもしたのですが、もちろん入ってくれませんでした。

その後ネットで色々と方法を調べていると、「ペット探偵」というものを見つけました。どうやら、成功報酬制で猫を探してくれるらしく、金額は12万円ほどでした。

一旦話だけ聞いてみようと、電話。

翌日現れたのは、タバコの匂いに包まれ、髪が少し伸びきったジーンズ姿の男性でした。通常の自分なら門前払いだったのですが、とんちゃんが捕まらない不安と判断力の低下により、気づいたら契約書にハンコを押してました。さようなら12万円。

そうしてそのペット探偵とタッグを組み、あらためて捜索が始まります。どんなプロの技繰り出されるのか、と少しだけ期待をしていたのですが、高校生でもつくれそうなチラシづくりと捕獲ケージを1つ置いて終わりでした。その瞬間から、人生において嫌いな5文字の言葉は「ペット探偵」に決まりました。


脱走から6日目の夜。ちゃんと栄養をとろうということで大輔と鍋をつついていたところ、電話がありました。

「とんちゃんが捕獲ケージに入ってます!」

連絡をくれたのはもちろん名探偵、ではなく協力してくれていたご近所の方からでした。

すぐに店の会計を済まし、走ってケージの場所まで向かいました。



紛れもなくとんちゃんでした。

協力してくれたご近所さんと熱い握手をし、とんちゃんを家に連れて帰りました。少しだけ痩せていたのですが健康上の問題はなく、本当に安心しました。


今回のとんちゃん捜しに関して、ジムの仲間や友人たちが一緒に探してくれたり、手伝ってくれたりして本当に救われました。今まで自分のためだけに生きてきた人生だったけど、自分だけじゃ生きていけないということをあらためて考えさせられた一件でした。

みなさん本当にありがとうございました。


浪人時代の恩人とご飯。

4月中旬、浪人時代にお世話になった代ゼミの畠山先生とご飯に行ってきました。

先生は予備校で受験生向けに倫理・政治経済を教えていて、高校の先生に対して授業などもおこなっている方です。自分が浪人生のとき、初めて学ぶことの楽しさを教えてくれたのが先生でした。大学受験を終えてから、年に2回くらいの頻度でお会いしてます。

お会いしたときはいつも、聞きたいこととかを自分が持っていって、そのことについて相談したりする会になります。

今回会ったときは「この本読んできてください、それについて話そう」と言われていたので、吉本隆明の共同幻想論についてと、青春ってなんだろうみたいな話をしていました。

自分は、そういうどうでもいいようなことを考えたり話すことが好きです。

昔から、そんなこと考えなくてもいいよと言われるようなどうでもよいことを考えることが好きな子供でした。小学生の頃、じいちゃんから「宇宙はどんどん大きくなってる。ブラックホールがあって、、、」みたいな話を聞いてから、母親が急に消えていなくなるということを連想して布団の中で怖くて眠れなくなったりしていました。


そうして先生と青春について話して、「昭和はいいよね。でもなんで俺は昭和を経験してないのによいと思うんだろうね。」みたいなことを話していると、先生もテンションが上がってきたのでしょうか。お互いに好きな曲を流しながら、この曲にはどの哲学者の思想が入ってるんだ?この歌詞にはどういう意味が含まれてるんだ?みたいなことを語り始めました。その遊びをだいたい2時間くらいやりました。

一見キモいと思うかもしれないけど、中島みゆきも、セカイノオワリも、自分の大好きなtha blue herbも、この人の考え方が好きなんだ〜とかを考えると楽しいです。

「なんのためにそんなどうでもいいこと考えるの?意味なくない?」と言われることがたまにあるのですが、うるせえなと思いながら普段はいい感じに流します。

本当は「研ナオコを抱けると思える」ためだと思ってます。意味わかんないと思われるので言うと、たぶん自分の同世代の多くは研ナオコさんのことを抱きたいと思わないと思います。(ファンの方がいたらごめんなさい)

それは彼女の魅力にまだ気づけていないだけであって、見方や考え方を変えれば好きになれんじゃないか?これって人生もそうで、退屈に見えたり汚れて見えるようなことでも、もっと楽しめたりキレイに見えたりするんじゃないか?と思ってて、もっと人生を楽しめるんじゃないかな、という理由から、本読んだりどうでもいいようなことを考えたりしてます。しかし、研ナオコを抱きたいと思うまではもう少し時間がかかりそうです。まだまだ修行が足りません。


最後に、その日先生と会って話した時に聴いたベストミュージックを貼っておきます。

今回も読んでいただき、ありがとうございました。


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