じぇに@あきやすみ ほんまもんのカウンセラーになろう!

ほんとうのカウンセリングってどんなこと?ほんとうの支援ってなに? 10年近く、こころの…

じぇに@あきやすみ ほんまもんのカウンセラーになろう!

ほんとうのカウンセリングってどんなこと?ほんとうの支援ってなに? 10年近く、こころのまなびを続けています。 キャリアコンサルタント、キャリアコンサルタント2級技能士、産業カウンセラー、認定心理士、kscc認定心理カウンセラー

マガジン

  • レオンファミリー

    • 1,455本

    共同マガジン|レオンファミリーの誕生日は2024年5月19日。 参加者は180名以上。 目的は愛を届けること。この一点。 トップの表示の文言やタイトル画面は変更しないでほしい。 変更された場合、予告なくマガジンから追放することがあるから注意。 詳しくはこちらから。 https://note.com/leon0812/n/ne50160a3b856?magazine_key=mfb3685bde725

最近の記事

消してしまえ!「プライミング」その4

プライミングを起こさせないって?できるだけ日常生活を想像させないで、その世界に没頭してもらう。 逆にプライミングを発生させないブランドの守り方。 ディズニーランドがそれ! 日常を思い出さず、とにかく楽しめるような工夫をしてある。 つまり、ちょっとしたことから連想して日常を思い出せないようにしている。 だからこそ、リフレッシュしたりできるんだろうな。 カジノもそう!時計が置いてなかったり、一日中キラキラとしている。時間を忘れて没頭できるようにしているから、お客さんはたくさ

    • 作ってしまえ!「プライミング」その3

      プライマーを作り上げる?あたらしい意味付けでプライマーを作り上げてプライミングするという方法? 無意識に幸せな感覚を作り上げて購買意欲をそそる… 1931年のクリスマス  サンタクロースのイメージは確率されたのだそうです。赤い服で白いひげ=赤と白はコカ・コーラのイメージカラーでブランドカラー。 幸せを運んでくれるサンタクロースと自社のカラーを合わせる。 サンタクロースと言えば赤い服で白いひげのおじいさんというイメージが世界中に広がった! 節分の「恵方巻」もそう?わたし

      • 単純接触効果(ザイアンス効果)  「プライミング」その2

        つい○○してしまう!前回の追加です。 つい○○してしまう!の行動決定は 視・聴・臭・触・味 の五感への刺激も材料となるんです! BGMのスピードで、スーパーでの購買行動が活発になったり(聴覚刺激) わあ~、パンの焼けるいい匂いだ!で、いつの間にかパンが食べたくなったり(臭覚刺激)、 なんで今日「トマたまカレーうどん」食べたいんやろ?ああそうか、今日テレビでTOKIOが出演してるのを見たしやな!(視覚刺激) などなど、頭で考えるより、身体で感じることも行動を左右するんですね。

        • 意思決定の判断基準「プライミング」 その1

          プライミング=入れ知恵する?前もって教え込む?頭の中にいくつかの材料がないと、わたしたちは考えられないし、選択できない。 しつこいようだが、「丸亀製麺のトマたまカレーうどん」の風にはためくのぼり旗(パタパタと今でも目に浮かぶ)。 そのあとで「お昼何する?中華、イタリアン、和食?」 和食で、麺がいい! → トマたまカレーうどんを食べたい! ……というプロセスをたどって、トマたまカレーうどんの前で、ペーパーエプロンを付けているわたし(笑) 連想から始まる無意識決定わたしたちの

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        • レオンファミリー
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        • 行動経済学はじめました
          16本

        記事

          自分の力だけで意思決定できるのか?

          支配や制約を受けずに自分だけで意思決定できるのか?できまへん(-_-;) 自分で決めているようでも、知らず知らずのうちに外部からの情報を受けながら意思決定をおこなっておりまする。 「あっ、きょうのお昼は『トマたまカレーうどん』にしよう!」と、ダイエット中にもかかわらず、昨日は丸亀製麺まで車を走らせました! ずっと食べたかったんだもん💦 けど、1週間前に通りかかったときに見た「トマたまカレーうどん」ののぼりが風にハタハタと揺れているシーンが大きく影響しています。 普段「トマ

          Which do you choose,"利益”or”損失”?

          思考には癖があるAでは1の確実な利益を選ぶ人が多いが、Bでは2の損失のできるだけ回避を選ぶ人が多いとの結果が出ているそうである。 矛盾した結果だけれど、つまり、人間ってさ、利益よりも損失の方が嫌なんだな。 損失回避性…というらしい。 資産運用の時に照らし合わせてみると、確かにわたしもそうするわ! そうじゃない人もいるかもだけど、こう考える人が多いなら、これが人間のん思考の癖ってやつ。 こういった癖を利用すると、小さな力で結果をより良い方向に導くことができるかも…って

          みんなの心に「ゾウ」がいる!

          思考2つのモードちゃちゃ~っと片づけたい、決めてしまいたい!それはわたしだけでなく多くの人そうなのね。 直感と理性、このからくりについて『心のゾウを動かす方法』にて理屈を簡単に調べてたよ。 「わかっちゃいるけど行動できない」のは行動することのメリットを知らないとか、内容がわからないからといった理由ではなく、2つのモードが関係している。 速い思考(システム1)=直感直感は日常生活の多くの判断を担当している。本能的で動きが速い。 この直感はすぐに判断してくれるので頼もしいと

          思考には2つのモードがある

          速い思考、遅い思考行動経済学で考えられている人間の非合理的な行動には法則があるのではないか?この法則に着目したのは特徴なのだが、そもそも行動経済学の”行動”とは心理学の”行動主義”からきている。 2002年ノーベル経済学賞を受賞したのは、心理学者のダニエル・カーネマン。(あれ、この方、ほんの先日2024年3月27日に亡くなったんだ💦) 著書『Fast&Slow』の中で、わたしたちには「速い思考」=システム1と「遅い思考」システム2があると述べたのだと。 速い思考=システ

          ナッジ"nudge”の成果…すごいな  (その2)

          公平な判断をするための"nudge"裁判はいかなる場合でも公平で公正でなければならない、が…。 イスラエルで行われた囚人の仮釈放申請の承認率を調べた実験があるのだとか。休憩直後に認められた仮釈放は65%(平均は35%)、休憩直前は0%だったのだという。 (何年に行われた実験なのか、調べましたが今のところ見つけられませんでした) 裁判官本人たちはいたって公平のつもりでも、どれだけ公平公正を目指していても、疲れたら判断が鈍るっていうことなのだ。 人間には注意力や意志力というも

          ナッジ"nudge”の成果…すごいな  (その2)

          ナッジ"nudge"の成果…すごいな  (その1)

          ナッジでどんなことができるのか?人間ってよく考えて行動しているようで、実は考えていないらしい。 結局、わかっちゃいるけどできていないってことなんだな。 わたしが一番感動したのが次のテーマ…! オーケストラの女性演奏家の割合が増加!?1970年代の後半まで、アメリカの女性演奏家の割合は5%未満であったらしい。今はだいたい半分半分?確かに女性の地位向上の動きはアメリカが先端を走っているとしても、なかなかこの短い間で改革は進まないことが多いと思うのだが…? それを変えたのがナ

          ナッジ"nudge"の成果…すごいな  (その1)

          行動経済学はじめの一歩:わたし的図解(その2)

          2024.04.20の記事からの続きです ナッジ"nudge” ちょっと肘でつつく「面倒くさい」とか「今じゃなくても...」とか、ただ大した理由じゃないのに受けないひと。でも将来的に受診しておいたほうがいいよ、がん検診!ってとき、そう判断した人の直感の部分の認知バイアスに着目して操作を加える。 ナッジ"nudge”とは、人間にはありがちの非合理的な行動の中に法則を見つけてそこをつつくことで、行動の結果を望ましい方向へと促すために矯正きるんじゃない?ってこと。言葉には「ちょっ

          行動経済学はじめの一歩:わたし的図解(その2)

          行動経済学はじめの一歩:わたし的図解(その1)

          わかっちゃいるけど…経済学では「人間は自分の利益が最大化するように常に合理的な行動をとる」とされている。一方で行動経済学では「人間の意思決定は合理的ではない」と考えている。つまり常に合理的な行動をとるのがいいんだろうけど、なかなかそうはいかんのよ…ということなのだ。 たとえば「がん検診」を受けるとして… 「がん検診を受けましょう!」といわれ「そうだよね!がんの発見が遅れるとお金も心も体も負担が大きい。早期発見に向けて受診しよう!」と理性でしっかりと考えて検診をうける。合理

          行動経済学はじめの一歩:わたし的図解(その1)

          ざっとまとめるとこんなところかな?

          ノートにしてみた!!ざっくりとノートにまとめることが好きで、こんな風に残しています。 昨日までの記事はこの学びから…

          勘違いしてました!すみません💦

          最初に謝ります昨日の記事でちょっと謝ります!勘違いしていました。 「理性を持って行動して…」と書きましたが、根本からわたし、勘違いしていました。新しい記事を書こうとして会報を読み直していて、「ん?違ってるよな」と気付きました。 より良い選択をするように「理性を持てるようにする」んではなくて、 より良い選択のために「直感が働くように手助けをする」ってことでした。 経済学についても理解していませんでした💦経済学って、お金のまわり方ってことだけなんだと思っていました。だから

          「わかっちゃいるけど、やめられない!」をナッジ(nudge)は解決出来るのか?#4

          人の行動のプロセスは…第1段階:教育・普及      正しい情報を提供して納得させて動かす 第2段階:ナッジ      つい行動をしたくなるように環境を整える 第3段階:インセンティブ      行動を促すご褒美と罰を与える 最終段階:強制力      つまりは力づく、自発性はゼロ! 「行動を変えてほしい立場の人」は、第1段階で 「もうっ!こんだけ口を酸っぱくして言うてんのに、ちっともわかってくれない!」と思う。ここで立ち止まったまんま、ぶつぶつ言うてるか、第3段階にいき

          「わかっちゃいるけど、やめられない!」をナッジ(nudge)は解決出来るのか?#4

          ナッジ(nudge)って何ですのん?#3

          心を動かし行動を変える「ナッジ」!? JAICO産業カウンセリング3-4 2024.No411.  「ナッジ」って何?心で行動が変わるってか? 行動経済学?それで世界が平和になりますの? 単純なわたしは一発で心を奪われました。 という立場をとりますが、 人間、いつもいつもそんなに理屈でものを考えてはいられない! だって、時間もかかるし、脳の疲労がハンパなくおっきいから負担になって仕方がないっ!確かにきちんと考えるのがいいに決まっているけどさ、結局直感で決めているんですよ!