これで改善!発達障害の【不注意】が和らぐ9つのスキル
ADHDの人は、不注意・衝動性・多動性を中心にした様々な特性があります。その中でも、不注意特性が一番強いという人は多いはずです。
また、ASDの人も細部にばかり注意が向く特性があり、これが不注意につながります。
実際的には、発達障害そのものがグラデーションなのであり、100%ASDや100%ADHDということはむしろ少ないと言えます。つまり、発達障害なら誰もが衝動性・多動性・不注意の特性を持ち合わせているのです。
そして、その中でも不注意特性が一番厄介だと考えられます。
というのは、衝動性や多動性は、年齢を重ねるごとに減少していく傾向がありますが、不注意傾向に関して言えば、大人になってから改善したケースは非常にまれだからです。
ではその不注意の問題点を見ていきましょう。
まず仕事で問題になるのは、注意散漫やワーキングメモリ不足でしょう。
例えば、
といったことが起こりがちです。
あなたも同じような経験がありませんか?
実際、注意散漫やワーキングメモリ不足は、仕事のパフォーマンスに悪影響を及ぼします。解決策がないならば、自己肯定感は刻一刻と下がっていくでしょう。
また、周囲からも「要領の悪い奴」というレッテルを貼られかねません。他人から低評価を受けながら、駄目な仕事をやり続けるのは非常に苦痛です。そのままでは、うつ病にかかり退職という流れもあり得ます。
次に、不注意が整理力の無さに結びついているという問題があります。
ADHD特性を持つ人は、職場のデスク周りや自宅の部屋が散らかっているケースが多く見られます。必要な物が必要な時に出てこないという状況になりがちです。
また、情報の整理も苦手です。頭の中が常にこんがらがっており、必要な情報と不要な情報の区別がつきません。なので、仕事をこなすのに人一倍時間や労力がかかります。
最後に、ADHD特性のある人は約束・予定をすっぽかしてしまう傾向もあります。
これを放置すると、自分が損をするだけでなく、他人からの信頼も失ってしまいます。仕事の直接的なパフォーマンス(の低さ)以上に、人間関係を悪化させる原因になるのです。
また、忘れ物ぐせも対処が難しい特性です。たとえ1つの忘れ物であっても、人生を左右する結果をもたらし得ると想像するのはそれほど難しくはないでしょう。
まとめると、不注意特性の主要な問題点は、以下の3パターンとなります。
これらの問題を解決できずに放置すれば、仕事のパフォーマンスや他人からの評価は低いままです。悪化することだってあり得ます。そうなれば、あなたはいずれ駄目人間の烙印を押されてしまうことでしょう。あなたの人生は奈落の底へまっしぐらです。
しかし、解決策はあります。
この記事では、このやっかいな不注意特性を解消する8つのスキルを紹介します。私の当事者経験・他の発達障害の人達の意見・精神科医からのフィードバック・書籍の知識などを検証して作り出したスキルです。
以下のような効果が期待できます。
こう言える根拠は、私のX(旧ツイッター)での発信活動にあります。いずれも上記の経験・知識・検証をベースに発信してしました。
その結果、私のアカウントは、同じ発達障害の皆さんから大きな支持を頂き、現在、フォロワー数は「32000人」を突破いたしました。
もし、私の発言がいい加減なものなら、ここまでの支持は得られなかったでしょう。高評価という意味では、この記事は150以上の「スキ」も頂いています。
ですので、どうか安心して記事を読み進めてください。そうすれば、あなたは発達障害の不注意を改善させ、より充実した人生に向かって羽ばたけるようになるでしょう。
では、そろそろ具体的なスキルの紹介に移らせていただきます。
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