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九州食材探しの旅 その7 やっと終わり

漁協を出るともう夕暮れでした。有明海に映る夕陽が美しかったです。
私はこのまま佐賀空港から帰り、安達さんは福岡で一泊して朝イチで新潟に帰る予定です。

佐賀空港といえば、以前妹の結婚式で利用したことがありました。本当に周辺には何もなく、こんなに寂れた空港は初めてだという印象が強く残っていました。

空港までの道のりの中、今回の旅のことを何となく話していました。

日本一の牛肉を手に入れたこと。素晴らしい手間をかけたハーブ類。日本有数の漁場の海産物が入荷できそうなこと。海の環境変化が本当に絶句するほど産業を弱体化させていること。
答えがない取り止めのない会話でした。ただ初めての旅としては、課題の発見ややるべきことが見えてきたのは一つの成果でした。

空港に着くと以前の印象とはまったく違い、真新しい近代的な建物が建っていました。車を降り、安達さんに今回の旅のお礼と感謝を言いお別れしました。

佐賀空港では家族へのお土産を買い、少し時間がありましたのでPCを広げて今回の旅のことを書こうとしましたが、なぜかネットワークに接続できず断念しました。そして羽田に着いたら、帰りは蒲田か大森の友人のバーにでも行こうかと思いましたが、そういえばまん防だったことを思い出し諦めて素直に帰宅することにしました。

安達さんには、博多でご飯食べるならあそことあそこが良いといろいろ伝えましたが、結局博多に着いたのが遅かったらしくコンビニのご飯になってしまったようでした。

電車に揺られたあと、地元に着き自宅を目の前にすると少しだけホッとするのと同時に、また子どもたちの喧騒に悩まされるなと、嬉しいのか悲しいのか・・・でも家族の笑顔は素直に嬉しいですよね。

家に帰ってからも今回の旅のことを考えていました。疲れているはずなのにこういうことになると、いつも考えすぎて睡眠時間が少なくなってしまいます。
「生産者のこと」「自然環境のこと」「人の行動について」「これからの行動について」と挙げたらキリがないくらいですが、答えは簡単ではないのです。ただ決めたことは「とにかく進む」ということです。


これからも多くの困難が待ち構えています。辛くて逃げ出したくなるかも知れません。でもとにかく進むことにしました。
どんな事になろうとも何かしらの爪痕を残していきたいです。今の私に言えるのはそれくらいですが、今後とも暖かい目で見守って頂ければ幸いです。

これからもフレマルをよろしくお願い致します。


また旅に出た時には書こうと思います。ありがとうございました。


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