見出し画像

なぜこのnoteを書くのか(かつての自分を助けにいく旅)

こんにちは、jojo太郎です。未上場企業で経理・財務の仕事をしています。
肩書きは経理・財務部の部長ですが、営業から異動してきたので、経理・財務領域での経験はゼロ。部下は長年の経理社員ばかり。お前に何ができるんじゃい、という社内の視線の中、毎日仕事と格闘してます。勉強しながら。

とにかく、基礎的な事が分からないので
異動してきてまずは1ヶ月半くらい勉強して、
簿記三級を取りました。

経理部の会話に出てくる単語がちんぷんかんぷんでしたが、部下メンバーが何を言ってるのかくらいはなんとか分かるようになりました。

でも、疑問は尽きません。
当社のやってる処理が「一般的な処理として正しいのか?」
「そもそもこの作業は何のためにやってるのか?」
疑問に思ったらすぐに社員に聞いてみます。
しかし、長年当社に勤めている経理社員ほど次のように言います。
「前からこういうやり方だったんで」
「私はこのやり方で教わりました」
「こういうやり方しか知りません。他にあるんですか」
うーん、欲しい回答はなかなか得られません。
まあ、そういうタイプの人種だから経理を長年やってるのかもしれませんが。
あまりしつこく何で何でと聞いても、部下メンバーに「(あなたと違って)忙しいんですけど」と言われて嫌な顔をされるのがオチです。

次に顧問税理士に聞いてみます。
これもあまり良い回答が得られないことが多かったです。それについては別途書きます。

悶々とした私は、本を読んだり、ネットで検索してみたり、他社の人に話を聞いてみたり、調べながら、暗中模索する日々でした。
ある時、他社で経理・財務領域で働いてらっしゃる方と知り合う事ができ、お声がけして副業で働いてもらう事にしました。
金融機関でキャリアをスタートし、その後、複数の事業会社で経理・財務部長の役所を経験してこられた方です。ベンチャー企業でリソースもなく社内制度が整っていない状況も、それを上場させる中でどう制度を整えるのかもご存知です。

副業で働く、と言っても、当社に出勤する訳では無く、
週に1度、1時間ほどのWeb会議で、私が相談する時間を作ってもらいました。

これが私にとって非常に転機でした。
仕事での疑問点を質問する→どうすべきかの回答を得る→それを実践するの繰り返しを毎週毎週行いました。

少しずつ何をすればいいのか、見えてきました。
中々成果が出せなかったのが、少しずつ業務フローが変わり、成果らしいものが出るようになってきました。
部下メンバーも私の言うことを聞いてくれるようになってきました。

このnoteは、その過程で起こったこと、実行したこと、感じたことを書いています。

未経験で経理・財務に異動してきた当時、誰に相談していいかも分からず、何が問題なのかも特定できず、1人暗闇の中でもがいていた、かつての自分を助けるように。
もしかつての自分と似たような環境にいる方がいたら、少しでも光差す方向が見えるヒントになれば幸いです。
そして、「大丈夫、どんな時もやれることはあるよ」と言うメッセージが連鎖して伝わっていきますように。




この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?