片思いの君とふゆまつり

1月の終わり
〇：美羽〜
美：どうしたぁ〜？
〇：今度のお祭り2人でいかん？
美：え？私とでいいの？
〇：うん。美羽とがいい
美：じゃあ一緒に行こっか
〇：よっしゃ ﾎﾞｿ
〇：（やったぁ美羽と行ける！好きな人とお祭りなんて初めてなんやけど？どうしよ）
美：（やった！〇〇と行ける！好きな人とお祭り…ニヒヒ）

2月9日
午後1時
美：おまたせ
〇：全然待ってないよw
美：そっかなら良かった
〇：じゃあ行こうか
美：ん
〇：ん？どうしたぁ？
美：いつもの
〇：あ、うん

ｷﾞｭｯ

〇：寒すぎじゃない？
美：マジで寒い
〇：とりあえず氷像とか雪像見て回ろ　
美：そうだね
〇：写真撮ってあげようか？
美：2人で撮ろ
〇：じゃあ頼んで来る
美：うん

〇：すいません、写真撮って貰えますか？
男：良いですよ
〇：お願いします！
スマホを渡す
男：はいチーズ　ﾊﾟｼｬ!
〇：ありがとうございました！
男：いえいえ、彼女さんのこと大切にね？
〇：うっす///

美：なんか食べない？
〇：あり
屋：ホタテのスープを無料で提供します！
美：あれだ！
〇：急げ！
美：2つ下さい！
屋：はい、どうぞ
〇：ありがとうございます
屋：お兄ちゃんちょっと
〇：はい？
屋：こんなに可愛い彼女大切にしなよ？
〇：はいぃ///

この日2回目の勘違いをされて顔が真っ赤になる〇〇でした

〇：うまぁ
美：美味しい
〇：寒いからさらに美味しいね
美：それなぁ！

氷点下の中ホタテのスープを飲んで温まった様子の〇〇と美羽

〇：まだなんか食べる？
美：うん！
〇：何を食べる？
美：あれ！
〇：わかった
美：ありがと
〇：座って待ってて？
美：はぁい

〇：ラーメン2つ下さい
屋：はいよ！ちょっとこれ持って席で待っててね出来たら振動するから
〇：わかりました！

〇：ただいま
美：おかえり
〇：出来たらこれが振動するらしい
美：そうなんだ、じゃあお話して待ってよ
〇：うん
美：最後にこの祭り来たのって何年前？
〇：2.3年振りかも
美：私もそんぐらいだなぁ
〇：昔はあの滑り台滑ってたんだけどねぇ
美：私もめっちゃ滑ってた！
〇：やっぱり！小さい頃は滑るよね！

ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

〇：あ、出来た
美：一緒に取りに行く
〇：わかったぁ

屋：はい、お兄ちゃんお待ち！
〇：あざっす！
屋：お嬢様ちゃんもね！
美：ありがとうございます！

美：久しぶりに食べたけどおいしいなぁ
〇：僕も久しぶりに食べたw
美：これ食べたら迷路入ろ？
〇：うわ、懐かし

その後ラーメンを食べ終え手を繋ぎ直して迷路に入っていった2人でした。

〇：なんか、懐かしかった
美：ね。小さいころにみんなで来た時のこと思い出しちゃった
〇：誰と来たん？
美：□□くんと愛季とか優とかと来たんだぁ
〇：そうなんだ...

ちょっと嫉妬しちゃった様子の○○でした

〇：もういい時間だけどどうする？
美：もうちょっと屋台回ろ
〇：わかった

美：たこ焼き食べたいなぁ
〇：フフッ買おっかw
美：いいの？
〇：いいよw
美：ありがと
〇：一緒に行くでしょ？
美：うん

〇：たこ焼き1つください！
屋：はい、ちょっと待ってね
美：1つでいいの？
〇：うん、大丈夫
美：そっか

屋：はい、400円ね
〇：はい、400円ちょうどでお願いします
屋：はい、ありがとねぇ

美：座って食べよ
〇：うん

美：美味しい！
〇：よかったねぇ
美：〇〇こっち向いて？
〇：ん？
美：はい、あ〜ん
〇：え？
美：はやく...恥ずかしいんだから///
〇：う、うん///あ〜む///
美：どう？
〇：いつもより美味しい///

顔が真っ赤になる〇〇でした

友：あ、〇〇じゃん！
〇：うわ、最悪...ﾎﾞｿｯ
友：お前らまた2人で来たんだ
美：そうだけど？なにか文句ある？
友：そんなこと言ってないだろ
美：そ、じゃあ行くから
友：そ、そうかじゃあな

〇：この後どうする？
美：家族に頼まれてるやつ買って帰ろ？
〇：そうだねぇ

その後〇〇と美羽は家族に頼まれていたものを買った。

〇：じゃあ送っていくよ
美：いいよ、遠回りじゃん
〇：いや、一緒に来てもらったからこれぐらいはさせて？
美：ん、ありがと

その後1時間ぐらい手を繋ぎ家に美羽を送っていく〇〇

美：送ってくれてありがとう
〇：いや、普通だから
美：今日は楽しかった！また遊ぼ？
〇：こちらこそ一緒に行ってくれてありがとう！また行こうね〜

その後、家に帰るまで〇〇の左手には美羽の温もりが残っていたのでした。

おわり