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法務の仕事に役立つ「マクロの視点」と「ミクロの視点」
先日、歴史の勉強に関する話を書きました。
歴史を学ぶ上では「マクロの視点」と「ミクロの視点」を持つことが大切です。
歴史における「マクロの視点」とは、歴史全体を俯瞰して眺めて、国同士の関係や時代の流れを大きな視点でとらえること。例えば、日本史は、中国史との関係を通じて初めてその成り立ちと発展を深く理解することができます(「中国史とつなげて学ぶ日本全史」という本が面白い)。
一方、「ミクロの視
メルカリ交渉テクニック(値引きを前提に値段をつける)
メルカリでブランド物のバッグを売る不用品を処分する際にメルカリを利用している方も多いのではないでしょうか。
中古品でもかなりの価値がつくことがあり、私もたまに利用しています。
先日、ブランド物のバッグを売却したのですが、最初の値段を6万9800円としたところ、かなりの「いいね」がつく一方で購入者は現れず、何度か値引き交渉をもちかけられました。
私にとっては不用品のバッグで「少しでも高く売りた
ビジネス法務・2024年7月号
ビジネス法務・2024年7月号が発刊されたので興味深かった記事をいくつか紹介します。
【特集1】各法令における個人情報保護法のエッセンス2024年7月号では、「各法令における個人情報保護法のエッセンス」という特集で、民法・消費者関連法・会社法・労働法・競争法・刑事法というそれぞれの法分野における個人情報保護法の関連性が解説されています。
特に消費者向けにITサービスを提供する企業にとっては、個
旅をきっかけに歴史の勉強を始める
旅が好きだ。
国内外問わず、まだ訪れたことのない土地を訪れるの経験には日常では味わえない魅力がある。
名所を巡り、地元の人々との会話を楽しみ、郷土料理を味わうことで、その土地の文化がぐっと身近に感じられるのだ。
旅はさまざまな経験をもたらしてくれるとともに、いろんなことを考えるきっかけになる。
旅を続ける中で、改めて「歴史を勉強したい」と感じ始めた。
旅先の観光名所は歴史上大切な場所であ
ビジネス法務・2024年6月号
ビジネス法務・2024年6月号が出たので、特集の紹介をさせていただきます!
【特集】テーマ別最新「ソフトロー」辞典2024年6月号では、「ソフトロー」辞典として分野別に重要なソフトローがとりあげられており、とても参考になりました。
そもそもソフトローとは?
そもそもソフトローとは何でしょうか?これは、対概念であるハードローと併せると理解がしやすいです。
ハードロー(Hard Law):
ビジネス法務・2024年5月号
ビジネス法務・2024年5月号が出たので気になった記事を感想とともに簡単に紹介します。
特集1 秘密保持契約のベストプラクティス秘密保持契約(NDA)は、民法では全く言及のない非典型契約でありながら、企業法務の世界では最も目にする契約書のうちの一つです。
今回のビジネス法務の特集では、NDAという企業法務の基本的な契約について整理することができました。
特に、鮫島正洋先生の記事である「秘密保
インハウスを目指す若手弁護士・司法修習生へ訴訟経験のススメ
修習生や若手弁護士にとって、キャリアにおける弁護士としての訴訟経験はインハウスロイヤーとしてのキャリア発展に重要な要素になります。
今回はその理由を掘り下げていきます。
訴訟経験が企業内弁護士のキャリアにもたらす価値契約書は訴訟における裁判規範
組織内弁護士としての仕事は多岐にわたりますが、もっとも典型的かつ時間を割かれる仕事は契約業務(契約書の作成・チェック)です。
言うまでもなく、契約
ビジネス法務・2024年2月号
あけましておめでとうございます。
今回は2024年最初の「ビジネス法務」(2024年・2月号)の紹介をします。
【特集1】類型別整理から社内連携まで 業務提携契約の総チェック2024年2月号の特集1は「業務提携契約」に関する解説です。
私の勤務先は自社製品開発だけでなく、他社とのOEM契約や販売代理店契約を結ぶことでビジネスを展開しているため、法務部として取り扱う契約業務のうち、業務委託契約
法律書のサブスクサービスを使った新人教育
先日、法律書のサブスクサービスのトライアルをしたという記事を書きました。
私の勤務先は「BUSINESS LAWYERS LIBRARY」を契約しているのですが、「BUSINESS LAWYERS LIBRARY」では、法律実務書に加え、教科書的な法律書も多く収録されており、実務だけでなく新人教育でも使うことが可能であると考えました。
そこで、当社の法務部においても今年から新人研修をスタートす