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夢への第一歩。

昨日、合格通知が届いた。

昨年夏から取り組んでいた
「京都検定1級」の合格通知である。

昨年の2級に続き、
連続で結果を出すことができた。

1級の合格ラインは、
120点/150点。
8割正解が求められている。
しかも全て記述形式という試験。
固有名詞の漢字間違いは即✕になる。

自己採点では122点だった。
不要な言葉を回答前後に書いてしまった。
それは✕になると想定していた。
書いた漢字も自信が持てず、
2つ間違いがあれば120点を切る。
結果発表まで気が気でなかった。

そのような状況の中での通知。
結果、129点だった。

1級合格率は7.1%。

・受験者数 840人
・合格者数  60人
・合格率  7.1%

合格率は高くない。
1級受験の要件は、
2級合格者であること。
すでに下地がある2級合格者でも、
そう簡単には合格できない。
それが京都検定1級。

その要因は、
問題が公式テキストに準拠して出題されるからだ。
この準拠というのが厄介で、
そこから派生した問題が出る。
つまり、公式テキストだけでは対応できないのが1級の難しさ。
ちなみに2級は公式テキストの中から70%以上出題である。

これを踏まえ、
4か月(昨年8月から開始)で
私はどうすれば1級を突破できるか考えた。

まずは、以前投稿したとおり、
勉強時間の確保を徹底した。

次に、過去の合格率から独学突破は困難と見切り、
どのような勉強をすれば合格できるのかを知るため、
9月に試験対策講習会を受講した。
講師の方は全て1級合格者。
合格するためには合格者の体験談を聞くのがよい。
目から鱗が落ちた。
何をどのように深めればよいのかが把握できた。
習得すべきものが明確になった。

そして、次のテーマ。
その習得すべきものをどう定着させるか。
いわゆる勉強方法。

取り入れたのは2つ。
1つは、古典的な単語カードの活用。
自分で問題を作成し、
アウトプット重視の勉強をした。
単語カードは、50個を超えた。
1000本ノックならぬ5000本ノック(50個×100枚)。
それを3周繰り返した。


単語カード50個で知識習得。

こだわりのポイントとしては、
問題から答え。答えから問題と
双方から回答できるように取り組んだ。

瞬時に思い出す、
瞬発力を鍛える効果もあった。

もうひとつは、連想ゲーム。
1つのキーワードに対し、
3つキーワードを思い出す取組をした。

これは、試験後の先を見据えた勉強も兼ねていた。
「試験は合格して終わりではない、活用できる知識にしたい」
という想いから取り入れた勉強方法である。

4か月間、
主にこの2つの勉強方法で取り組んだ。
そして昨日、合格通知が届いた。
夢への第一歩。
「京都の歴史・文化の語り部になる」
その夢に向かって歩んでいこう。
そう心に強く誓った。

次の目標を定めよう。
1級合格者の特典に関するチラシが合格通知とともに同封されていた。
そのひとつに、「京都産業大学日本文化研究所の特別客員研究員」
の応募権があった。

直観的に応募しようと思った。

次の目標は、
これに応募し採用してもらうこと。
(どのような選定があるかは未定だが・・・)
そして特別客員研究員になること。

今、京都の歴史・文化に対する関心興味が強まっている。
これを広げ深めていきたい。

京都検定の勉強を通じて、
京都の歴史・文化を体系的に学ぶことができた。
と同時に、目標に対し挑戦するという楽しさを味わうことができた。

読んでいただいたみなさまへ
京都検定は適度に難しいからこそやりがいがあります。
達成感があります。お勧めです!

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