見出し画像

珈琲を巡る旅に出ましょう

⌛この記事は 2 分でお読みいただけます。

東京オリンピックの招致が2013年に決定したときに「東京珈琲」作ろうぜ!ということで八丈島でプロジェクトを開始。台風や鳥獣害、人材の観点から撤退してしまいましたが、お酒と同じくらい珈琲も愛してやまない飲料です。

そんな珈琲栽培の可能性や楽しみ方を紹介していきたいと思いますが、世の中には同じくらい珈琲を好きという方がいらっしゃると思います。

それだけに世界では珈琲の仕事に従事している人もたくさんいらっしゃいますし、珈琲の研究をしている人も数多くいて、そういった研究の中で珈琲がもたらす健康効果についてポジティブな結果がたくさん出ています。

一杯の珈琲がもたらす幸せなひと時だって心への影響は大きいものですし、毎日の生活に欠くことができない飲み物になっています。

先ほど珈琲の仕事に関わっている人がたくさんいるって話をしましたが、珈琲でどこで誰がどんなふうに栽培、収穫して、どんな風に運ばれるか意外に知られていません。


珈琲とはなんだ?

まず最初に、珈琲豆といいながらマメ科の植物ではありません。珈琲は、豆といいつつもアカネ科の常緑樹の樹になる赤い実の種が原材料となります。

その生豆を焙煎(ロースト)して粉にしてから熱湯で抽出した液体です。この黒くきらめく液体は古来より世界の人々を魅了してきました。

ですから珈琲とは、生産国では珈琲の樹、実、パーチメント(内果皮)、生豆をさし、消費国ではローストした豆やそれを挽いた粉、それで淹れた珈琲をさします。

私たちの住む日本は消費国ですから、生産国のことはあまり見えてこないですが、珈琲の多くは、珈琲農家の畑や裏庭で野菜や果物と一緒に栽培されています。

こうした小農家もありますか大規模農園もあって、そこでは多くの人が働いています。この辺りは農協の仕組みとよく似ていて集約する仕組みは珈琲の消費国の流通業者によって搾取の仕組みが完成しています。

この辺りは問題視されていて、フェアトレードの仕組みを推進する動きもありますが、生産国の生産者に還元されているとは言い難いのが現実です。

これを変えていくにはチョコレートと同じで消費者の意識改革が必要です。美味しい珈琲が毎日飲めるのも、それを生産する人々がいて初めて成り立ちます。

そんな珈琲のおいしさは、その香りと味わいにあって、その香味は焙煎前の生豆で決まってきます。

その生豆は果物のようなものですから、栽培者の情熱と土壌(テロワール)によって珈琲の味わいは大きく変わってくるのです。

ワインでは料理と合わせることをマリアージュと云いますが、珈琲も同じく相性の良い食べ物があります。先ほどの説明の様に珈琲は果物なのでフルーツと合わせてみると新たな世界が広がります。

本マガジンではそんな素敵な発見を楽しむための記事を共有させていただきたいと思います。

よろしければサポートお願いします! いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!