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【ES実践編】志望動機の罠~内定を勝ち取るための新しいアプローチ

割引あり

就職活動はまるで一つの大海原を渡るようなものです。

その航海で最も重要な装備の一つが「志望動機」です。しかし、この大切な志望動機について、多くの就活生は誤った指針を手にしています。

そこで、このコラムでは、伝統的な「志望動機の書き方」がなぜ間違っているのか、そして新しい視点で志望動機を考える方法を探ります。

まず、多くの就活生が陥る罠の一つは、「模範解答」を求める姿勢です。

インターネットや就職ガイドブックにあふれる「良い志望動機の例」は、ある種のお手本となっていますが、これが実は問題です。

なぜなら、これらの例は一般的でありすぎて、個々の学生のユニークな経験や思考を反映していないためです。

結果として、面接官にとってこれらの回答は単なる「テンプレート」として映り、忘れられやすいものになりがちです。

次に、「がんばります」型の志望動機にも問題があります。

このアプローチは、自分がどれだけ努力できるか、どれだけ会社に貢献できるかを強調するものですが、これは時として逆効果になります。

なぜなら、このような表現はしばしばブラック企業に好まれるからです。

彼らは従業員の個性やキャリアアスピレーションを重視するよりも、単純な労働力としての価値を見る傾向があります。

では、どうすれば良いのでしょうか?

答えは、自分自身のキャリアプランと企業のビジョンの一致を探ることです。

良い志望動機は、自分がその企業でどのように成長し、どのように貢献できるかを具体的に示します。

これには、まず自分自身のキャリアゴールを明確に理解することが必要です。

それから、狙っている企業の文化、ビジョン、事業内容を深く調査し、自分のスキルや経験がどのように役立つかを考えることが重要です。

さらに、「スキーム」を理解することも大切です。

ここで言うスキームとは、自分の経験、スキル、価値観がどのように企業のニーズと合致するかを体系的に考える方法です。

このスキームを理解することで、あらゆる種類の企業に応用可能な志望動機を作り出すことができます。

最終的に、良い志望動機は単なる「良い話」ではなく、自分自身の真の興味と企業の求める資質が交差する点を見つけ出すことです。

これによって、面接官に対して、ただの就活生ではなく、その企業にとって真に価値のある候補者であることを示すことができるのです。

この新しいアプローチを取り入れることで、就活生は自分自身のユニークな価値を正確に伝え、成功への道を切り開くことができるでしょう。


こちらも併せてお読みいただけますと幸甚に存じます。


エントリーシートの書き方(実践編)

それでは実際にエントリーシートの作成に移っていきましょう。エントリーシート(ES)の作成は就職活動の中でも特に重要なステップの一つです。

このプロセスを通じて、自分自身を振り返り、強みや経験、適性を採用担当者に伝える機会を得ます。

本書では、実際に本選考に進んだESの例を、本人の了承を得て公開しており、これらの事例から学ぶことは非常に多いです。

プロローグで触れたように、私たちは毎年約20名の就活生を彼らの第一志望の企業へと導いています。

これは、一年間で約600通のエントリーシートをチェックし、改善点をフィードバックしていることを意味します。

この経験から得られる知見は、就活生が効果的なESを作成する上で貴重なものとなっています。

ESのチェックプロセスを通じて私たちが重視しているのは、自己分析の徹底と、その結果をどのようにして職種や企業のニーズに合わせて表現するかという点です。

自己分析を行うことで、自身の強みやこれまでの経験を明確に理解し、それをESに効果的に反映させることができます。

そして、その情報を企業の求める資質や職種に合わせて具体的に述べることが、ESを書く上での鍵となります。

本セクションでは、ESを書く際の具体的なアプローチやポイント、さらには避けるべき表現の落とし穴について、詳しく説明しています。

これらのガイドラインを参考にしながら、あなたのESを一つ一つ丁寧に構築していくことで、面接の扉を開く鍵を手に入れることができるでしょう。

もちろん、本成功へと進んだESでも最新のフィードバックを与えて最適化させることも大切です(各トピックのFBを参考にしてください!)

毎年多くの就活生が第一志望の企業から内定を獲得している事例から、効果的なES作成の重要性を再認識し、成功に向けての第一歩を踏み出しましょう。


【読者特典①】エントリーシート添削サービスのご案内

専門性が高い分野では、業界の専門用語の使用、業界に関する深い知識、そしてその業界で働くために必要なスキルや経験を適切に伝える能力が求められます。

第三者からのフィードバックは、自己認識を高め、ESでの自己表現を改善するのに役立ちます。

読者の皆様には特典 ① として、エントリーシート(ポートフォリオ)のフィードバックを(1社)無料で体験する機会を提供します。

フィードバックは、以下の3つのステップで実施します。

①    まず、ご自身で本書のPHMで整理した、自分の経験や強みや弱み、エピソードなどをES用に整理します。

②    次に、下記のリンクからGoogleフォームにアクセスしてください。

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