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4月から診療放射線技師として働く皆さんへ

こんにちは。
診療放射線技師のだーはらです。

2024年3月21日は診療放射線技師国家試験の合格発表日となっております。

無事合格された皆さん、おめでとうございます。

国家試験に合格した事で、みなさんは診療放射線技師としてのスタートラインに立ちました。
これから診療放射線技師として勤務される新卒の皆さんに、一つだけ伝えたい事があります。

ファッションに興味を持ちましょう‼️』

これは真面目な話です。短いので最後までぜひ読んでください。
ちなみにプライベートでのファッションセンスの話ではありません。

病院での実習で実際の業務を見学したと思いますが、診療放射線技師の業務は撮影だけではありません。
撮影室に入ったら、診療放射線技師のテリトリーなので、その中で起こった事には、あなたに責任が生じます。
特に気をつけるべき事が多いのは“更衣“です。

患者さんにはいろんな人がいます。
"自分でつけたネックレスが外せない"
"アクセサリーの外し方がわからない"
"本人も知らない場所にボタンや金具がある"
など、多くのパターンがあります。

"自己申告で『無い』と言われたのに、撮影したら照射範囲に服の金属が描出された"という事が無いように、服の金属やアクセサリーがないか、注意深く観察することを心がけてください。
また、アクセサリーを自分で外せない患者さんの場合は、あなたがそのアクセサリーを外して、所在がわかるようにしておかなければなりません。
プライベートではアクセサリーをつけない方でも、脱着方法については、ある程度知っておく必要があります。
外したアクセサリーの取り扱いについては各施設で異なるため、これから所属する施設の方針を確認してください。

また、衣類にはシワがつきやすいものもあるため、更衣の介助で脱いだ衣服を無造作にカゴに入れてしまうと、クレームにつながる可能性があります。
あくまで患者さんの衣服であるということを念頭に置いて、丁寧に扱ってください。
その他、衣類やアクセサリーの取り扱いには十分気をつけてください。

特に、異性の服に関しては知らないことがいっぱいなので、どんなところにボタンや金属が付いているのか、気にしてみるようにしてみましょう。

今までの生活ではあまり気にする必要がなかったかもしれませんが、これからは衣類のボタンや金属、アクセサリー、体内金属と多くの確認事項を毎回繰り返さなければなりません。

ファッションに興味を持ちましょう‼️

ファッションに関する知識が、更衣の介助に大変役に立ちます。

これからご活躍をお祈りしております。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。



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