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DIE WITH ZEROと新NISA

いつもご覧いただきありがとうございます。
著書のDIE WITH ZEROと新NISAとの関係について、私が感じた事を書いていこうと思う。


今しか出来ない事に投資をする

DIE WITH ZEROにおいては、今しか出来ないことに惜しみなくお金を使えと書かれており、今の日本人がいきなりみるとびっくりするようなスタートから本が展開されている。
今しか出来ないことにお金を使う理由としては、人はいつ死ぬかわからない、だからこそ限られた時間の中で命を最大限に燃やす方法探す必要があると書いてある。
確かに、そうなのかもしれない、だけどなかなかメンタルがそうさせてくれない。
私は日本人であり、著者はアメリカ人である。環境もバックグラウンドも違う世界で生きている人に理解しにくい方法かもしれない。
だけど、よくよく考えてみると、40歳を過ぎた自分が大きく影響受けたことは、若い時に経験や勉強好きだったことに大きく影響を受けていることに年を取ってくるとわかってくる。
例えば、若い時に聞いていた音楽を聴いたりすると、このころにはこういう思い出があったなとか、恋人と一緒に聞いたとか思い出がよみがえってくる。だからこそ懐メロとか言われたりするし、懐メロ歌番組が作成され、人々の記憶の中に音楽とともに出来事を思い起こすことが出来る。

私の場合は、20代後半から30代前半にかけてマラソン大会に沢山でた。いろんなマラソン大会にでてこういうタイムだったとか、友人と一緒にマラソンでた思い出とかはつい最近のように感じる。

今、私がついている仕事は、20代の時に自分なりに猛勉強をして取得した資格の仕事であり、今の40代から再チャレンジできるとは、気力的及び体力的に達成できるととは思わない。
40歳超えてくると人生も折り返し、やりたいことも減ってくるし、流行りの音楽やファッションを聞いたり見たりしてもなんとも思わなくなってくる。
それくらい10代後半から30代前半までは人生においてかけがえのない時間だと感じる。

新NISAで投資信託を購入するということ

次に、来年度(2024年度)から始まる新NISA制度で投資信託を購入するということはどういうことか考えてみる。
別に投資信託でなくて、貯金でもいいと思うけど、今出来る経験を将来先送りするということはどうなるのかは人それぞれ価値観が違う思う。

投資信託を購入すれば、将来の資産形成上有利になる。それは将来豊かになるという行為で、現在できる事を先延ばしにしているということ、若いと気が付かないけど、年を重ねれば体力的、時間的に出来なくなったり、また、やりたいと思わなくなることもある。今、やりたい行為は今でこそ大事だと思う。
だからこそ、10代後半から30代前半までの方は、無理して投資信託(資産形成)を購入することはやめた方がいいと思う。
ましてや、非課税枠1800万円を5年で一気に埋める行為は、今人生の中で一番若い時に1800万円分の経験を放棄して将来に先延ばしにすること。しかも20年後とか30年後とかまで引っ張るような動画やニュースが流れている。
そういった事を理解して、投資信託を購入するならば全然問題ないと思う。
お金は稼いだり、貰ったり、借りたり、貸したりできるけど時間は出来ない。
先延ばししたお金で出来る経験が減っている可能性がある。

この当たり前の事を理解してからでも投資信託を購入するということは遅くないと思う。

自分はどうすれば幸せになれるかの自分軸が必要

今、インターネットが普及したので色々な情報が溢れている。
将来、自分が幸せになっていくには自分軸をもって生きていくことが必要だと思う。
インフルエンサー、証券会社、YouTube、SNSで推奨しているから慌てて新NISAで投資信託を購入する必要はないし、まずは自分がどうしたいのかを主体的に考える必要があると思う。
人生の中で達成したいことはなんなのか?やりたいことはなんなのか?やりたいことの賞味期限はいつまでなのか?こんな風に自分の頭の中で考えて納得いく答え出す必要があると思う。
あくまでもお金は手段であり、お金を貯めすぎる事を目的なってしまうと人生における経験や思い出が減ってしまい、充実した人生がおくれなくなることもあるかもしれない。

私自身もこの本を読んでお金の使い方や考え方が少し変わった気がする。
若い時にできなかった事は出来ないが、コロナ禍で会えていない人に会いたいと思うようになった。
今年は沢山の人と会ったし、飲み会もした。いい一年になったと思う。

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