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確定申告、e-Taxへのシステム連携には要注意!

今回のテーマは、確定申告。

フリーランスと確定申告は切り離せないものですが、苦手という声もよく聞きます。何度やっても確定申告に対する苦手意識が抜けないさとみと、確定申告で苦い経験をしたもみじのフリートークをお届けします。


言語化可視化ラボは、デザイナー岩崎さとみとライター本田もみじの「ブランディングとマーケティングの研究所」。クリエイターメンバーと一緒に、日々ブランディングとマーケティングの研究を行っています。

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確定申告が苦手な人はどうしてる?

さとみ:
今日は確定申告に関するフリートークなんですが…、
私はまったくもって苦手なんですよね、確定申告が。

もみじ:
きっと得意な方のほうが少ないと思いますよ…。
さとみさんはどのように確定申告をしていますか?

さとみ:
簿記を習いながら自分でやったこともあるのですが、一昨年からは会計事務所にお任せしています。面談などはついておらず、領収書を渡すだけのプランを契約中です。

もみじ:
なるほど、プロの手を借りるのは良いですね。
では、月々の売上管理はどうしていますか?
私はクラウド会計サービスを利用しているので、毎月の収支は一目瞭然です。

さとみ:
ひと月にたくさんの件数が動くわけではないので特に管理はしておらず、来た請求書に対して支払う感じになっていますね。

もみじ:
領収書は会計士さんに毎月提出しているんですか?
それとも年1回?

さとみ:
現時点では、まとめて提出しています。去年の前半分は提出したのですが、後半分がまだなのでそろそろ提出しなければと思っていたところです。

もみじ:
さとみさんはフリーランス8期目でしたっけ?

さとみ:
2015年からなので、それくらいですね。

もみじ:
なんか、さとみさんくらいふわふわとやっていても、「なんとかなる」という勇気がわいてきました(笑)

さとみ:
あはは(笑)
本当に、苦手代表みたいな感じなので。私ひとりではどうにもならないので、人に助けていただきながらなんとかやっています。

システム連携の落とし穴には要注意

さとみ:
もみじさんは毎月の収支はきちんと管理できているとのことですが、確定申告はどうですか?

もみじ:
確定申告ね…ありますよ、失敗談…。
前回の申告時に、納税システムe-Taxと会計ソフトのはざまにある闇に落ちてしまい、数十万円損しました…。

さとみ:
えっ、どういうこと?!

もみじ:
簡単にいうと…
必要事項をすべて入力して送信ボタンを押したら計算がされ、画面に「あなたは〇〇万円納税が必要です」と表示されたので、申告手続きが終わったと思いすぐにコンビニで税金の支払いを済ませました。
「これで今年の確定申告も終わったわ」とホッとしていたのですが、後日、税務署から「あなたの確定申告は終わっていません」と連絡が来たんです。

さとみ:
それは、びっくりするね!

もみじ:
はじめ私は自信満々に「納税まで済ませていますよ」と主張して、e-Taxの画面をスクショして課税調査官の方へメールで送るなどのやり取りをしていたのですが、結論をいうと会計ソフト上の確定申告は私のできる範囲では終わっていたけど、e-Taxへ申告書送信ができていなかったんです。

さとみ:
ええぇ…そんなことあるんだ…。

もみじ:
郵送するか窓口に直接提出していれば問題ありませんでしたが、私はPC上で完結しているという認識でしたから。でも税務署からすれば、手続きは済んでいても書類が届いていないので確定申告は完了していませんよ、と。

それで、よくよく深堀りしていったらe-Taxに書類受付の項目があってそこが漏れていたんです。
結局私のミスなわけですから、その時は確定申告書を作り直して提出し、勉強代として5,000円の追徴課税を支払いました。

それで、私のなかでは「やっと終わった」つもりだったのですが…

さとみ:
もしかして、続きがあるの?!

もみじ:
6月か7月頃にまた税務署から連絡が来て、こう言われたんです。
「あなたは確定申告を期間内に終わらせていなかったので、青色申告特別控除は使えません」

私は今回、書類提出が期限より後になったので、「期限内に確定申告が終わらなかった」扱いになってしまったわけです。

結局、改めて特別控除を使わずに作り直して申告しなければならなくなりました。そのため税金が数十万上がってしまって…高い失敗でしたね。

さとみ:
怖いね…。でも、その失敗をしている方って結構多いのではないですか?

もみじ:
私もそう考えたのですが、会計ソフトのサポート窓口いわく珍しい事例だそうで…。
デジタル関係はそこまで不得手ではないんですけど、今回は闇に落ちてしまいました。今、e-Taxやマイナンバーなどと、さまざまなクラウドサービスとの連携が進んでいるので、このような問題はこれからも起こるのではないでしょうか。

さとみ:
あると思います。
e-Taxももっともっと使い勝手がよくなってくれると嬉しいですよね。

もみじ:
いやぁ、痛かったけれど今回はいろいろと勉強になりました。

確定申告が苦手ならプロを頼るのもよし

さとみ:
もみじさんのは、お焚き上げ案件ですね。
みなさんも気を付けてくださいね。

もみじ:
教訓としては、
・苦手ならばプロに頼むべし
・確定申告書は手持ちで税務署へ
・当然のことですが、正しく申告する
の3点です!
私も今後は税理士さんにお願いしようと考えています。

さとみ:
そうですね。年に一度のことなので毎回やり方も忘れてしまいますし、苦手な作業にストレスを感じるのであれば、思い切ってプロに頼ってみるといいかもしれません。
フリーランスのみなさん、今年の確定申告も頑張って乗り越えましょうね!

もみじ:
一緒に頑張りましょう!


このnoteは、Facebook非公開グループ「言語化×可視化ラボコミュ」のライブ配信からクリエイターさん向けの内容をピックアップして記事化したものです。


【この記事を書いた人】
言語化×可視化ラボ コンテンツ開発チーム しまこ

2021年、会社員の傍ら複業ライターとして活動開始。
“自分のことばで誰にでもわかりやすく”をモットーに、ペット・インテリア・エンタメジャンルで執筆中。最近WEBデザインの勉強をはじめました。無類の猫好き。
https://twitter.com/simarisucco

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