おにがわら

詩歌、エッセイ、コラム、紀行を 気が向いたときに書きます

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マガジン

  • おれは言葉を知らない

    幼少から本に親しんでこなかった私が最近の読書を通じ、感じた日本語の語彙、表現についての雑記です。

  • ラヂヲ、雑誌から

    ラヂヲ、雑誌からの感想

  • しょうもないなぁ

    ほんとうにしょうもない しょうもないできごと そのしょうもないことを 少ない言葉でつづる練習 お付き合いいただければ幸いです

  • ことば

    日本語、ことばについて軽く述べます

  • コラム

    ふと思うこと、考えたこと、考察などを書き連ねます

最近の記事

【紀行】伊香保にて(2)

前回の続き… 時系列が逆になりますが、榛名山登山を終え、 伊香保温泉に向かう前に昼飯に「水沢うどん」を頂きました。 水沢うどんは、讃岐、稲庭と並ぶ 日本三大うどんとして聞いてはいたものの、 実際に食べたことがなかったので、 今回の旅の目的で楽しみにしていました。 榛名山から伊香保温泉を過ぎると、 道路の両側にいたるところに水沢うどんの店が軒を連ねていました。 マップで、「水沢うどん」で検索すると、 密集するかのようにうどん店が並んでいるのが確認できます。 GW明けの平

    • 【紀行】伊香保にて(1)

      先日、群馬県伊香保温泉に初めて宿泊してきました。 GW後を狙ったせいか 観光客の群れとは幸いに御縁がありませんでした。 気候も穏やか、そして標高の高さもあり心地よかったです。 榛名山の登山後だったので、足元が癒やされ助かります。

      • 【日記】書店にて

        書店をいろいろまわっていると 森永卓郎さんの「ザイム真理教」が 話題書のコーナーに堂々と積まれている この本の出版に際し 大手の出版社が断ったそうだ しかしインターネットを通じ Amazonでは2000件以上のレビューが 投稿されるほどの反響を呼んでいる 出版社は拒否したが 書店側の販売は拒まなかったのかと 不思議に思う 財務省や財界による 各書店への圧力の可能性も あるかもしれないが まぁどこかの国ではないのが せめてもの救い 国のお金のあり方を知るきっかけ 知

        • 【詩】かなとこ雲

          とある高層ビルからながめた あのかなとこ雲 一帯を巣食うように包み込む こんなに近くにいたあなたを わたしは知っているつもりだった あの拡がりの真下で あなたは空も見上げずにいたのだろう あぁいたのかもしれない 受けとめた楽しさや悲しみ そして未だに気づかない 哀しみや喜び 空いっぱいに包まれるあなた そんなあなたを想う

        【紀行】伊香保にて(2)

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        記事

          成功者の名言が よく動画で流れるが 見れば見るほど疲れてしまう

          成功者の名言が よく動画で流れるが 見れば見るほど疲れてしまう

          【詩】期待

          誰かに期待しているって 誰かを支配しているんだ 期待しているから 怒りが生まれるんだ ただ 心の片隅の期待を意識してから その期待に苦しんでいる 私がいるんだ

          【詩】期待

          はじめから 深い仲であろうと思わない 分かち合おうと思わない こんな投稿は 他人から嫌われるかなと思ってた だけど、他人は 他人のことそんなに気にしてないんだと 屋台を営む方の動画を見て そう感じました

          はじめから 深い仲であろうと思わない 分かち合おうと思わない こんな投稿は 他人から嫌われるかなと思ってた だけど、他人は 他人のことそんなに気にしてないんだと 屋台を営む方の動画を見て そう感じました

          だれかを励ますことが ときに傲慢や恩着せがましさに 感じることがあるんです 心の闇といいますか 深読みしすぎといいますか

          だれかを励ますことが ときに傲慢や恩着せがましさに 感じることがあるんです 心の闇といいますか 深読みしすぎといいますか

          【詩】記憶の再会

          あのときは 心に響かなかった言葉 今になっては 沁みるように揺さぶられる 留めていた記憶が弾けるように 過去とこの瞬間を繋ぐ わたしは記憶を彷徨う

          【詩】記憶の再会

          【詩】にゅあんす

          きらいじゃないんだ うん、そうだなぁ だけど すきじゃない いや、なんというか きらいというわけでもない この 中途半端たるや 曖昧な にゅあんす にゅあんす いち もしくは れい とは言わせない わたしは人間だ 見えない香りに耳をすませる ことを忘れないで

          【詩】にゅあんす

          わたしへのメッセージ

          あのときは言い過ぎたのだろうか そんな気持ちが強すぎて 日が経つごとにさらに後味が悪くなる どうしてもすべて私が悪いと 自責に駆られてしまう これまでに ろくに自己主張できなかった反動が 後味の悪さを増幅させ 発言を後悔させるように わたしを責めるんだ しかしわたしを守るために発した言葉 感情を捨て冷静に伝えた言葉 誰かにわかってほしいと 気持ちの欠片なんてなかった また苛まれる ああぁ繰り返される 主張することが 人を傷つけると錯覚してしまう いつだろうか この

          わたしへのメッセージ

          蜂が飛ぶ

          ぶんぶんぶんはちがとぶ おいけのまわりに のばらがさいたよ ぶんぶんぶんはちがとぶ もともとこの曲はボヘミア民謡で、 歌詞は「蜂よこっちへ飛んでお行き、森や野ばらにお行き」 という意味だが、 我が国では作詞家の村野四郎氏による意訳で、今日歌われ続けている 蜂が野ばらの周りを飛ぶ、 単なる情景を深読みするつもりはないが、 蜂がいるからこそ、花が育ち 花がいるからこそ、蜂が生きていける 「駕籠に乗る人担ぐ人そのまた草鞋を作る人」 なんてことわざがあるように、 「誰か」もしく

          【詩】めんどくせぇなぁ

          めんどくせぇなぁ めんどくせぇなぁ 本当は誰ともつながっていないけど 世の中が便利になって 誰かとつながっているつもりだ 俺の洋服箪笥の中は 防虫剤の匂いが 飛んでいっちまって 新しくわからん匂いが 循環するように入れ替わる あのやな匂いは もう来ないだろうなぁ めんどくせぇなぁ めんどくせぇなぁ

          【詩】めんどくせぇなぁ

          偕楽園、春を迎える

          雲去りて 眺め麗し千波湖の 梅花潜める 春の訪れ 本日、梅の名所偕楽園にツーリングしてきました。 3月も下旬に向かい、開花のピークをかなり過ぎてしまいました。 梅の木々の大半は、花を削るように寂しくなったものの、多くの花見客で楽しまれていました。 春の到来は 梅の季節が峠を越えた証ですが、 衣を一枚一枚脱ぎ捨てるように また、別れと出会いを繰り返すように 季節の象徴が切り替わるものだと 改めて感じました。

          偕楽園、春を迎える

          【詩】おせっかい

          私の見立てでは 大きく分けて2種類あるようで 1つ目は 心配や親切心 2つ目は 自己顕示や承認欲 例えば、聞かれてもないのに 自分のことを話す なんとなく なんとなく しかし、たまに親切心に承認欲が ちらっと垣間見るのがとても厄介 みんな誰かと関わりたい 誰かと関わりあうことって 海のように深い

          【詩】おせっかい

          【詩】雫

          わかってほしいな わかってほしいな 鼓動が緩やかに鎮まる 凝り固まった雲の芯が 緩やかに解け 滴り落ちる雫