「カメラプレゼント企画」をやって感じたこと。

大学3年の夏、初めて一眼レフを買いました。

それから写真を仕事にするまでの2年半、このカメラとはヒッチハイク日本一周の旅も一緒にしたし、東南アジア旅にも行った。僕の行く場所にはいつも一緒にいたこのカメラにはたくさんの思い出が詰まっている。

そんなカメラが1年近くずっと家に眠ったまま。
このままずっと家に眠ったままなのも勿体ないし、お店に売るのもなんだか違う気がする、、、

なら大切にしてくれる人の元に届いて欲しい！
と思い、今回プレゼント企画をしました！！

当初は1000名ぐらいと思っていましたが、まさか2万名からの応募！！！

これほどの人が、写真を残したいと思っていることに驚きと喜びを感じました。改めて、ご応募していただきありがとうございます！

実は今回プレゼント企画を通して1000名近くの方からDMやリプをもらいました。多くに返事は返せていませんが、しっかり一つ一つ目を通してます。

その中から数名の方の想いを載せます！（内容は一部変更しております）

高校生の時頑張ってお金を貯めてやっと買ったミラーレス一眼が、１週間ほどで壊れてしまいました。大好きで大切なカメラだったのでとても悲しいです。もし頂けることができるのであれば、大切に大事に使って行きたいです。

先月、自宅が火災にあってしまい跡形もなく焦げてしまいました。ほぼ全焼だったので衣類や日用品など全て無くなってしまい、その中の何よりもカメラがなくなってしまったのが悲しかったです。もう一度カメラで写真を撮りたくて応募させてもらいました。

私の彼が白血病です。いつ亡くなるか分かりません。彼との大切な思い出をカメラに残したいと思い、応募させていただきました。

私は散歩が好きなので、風景を撮ったり、友達たちの自然な写真を撮ることが好きです。ただ現在持病で医療費が高くかかるため、カメラなどの趣味にお金をかけることができません。それでも写真を残したくて、今回応募させていただきました。

去年高校を辞めて全てを失いかけ、今は高卒認定の勉強をして学費のためのバイトと並行して大学進学を目指しています。頑張れるのは家族や友達のおかげです。そんな大切な人たちの何気ない毎日をカメラで撮りたくて、応募しました。

私には夢があります。それは「世界中の貧困を教育の力で解決すること」です。この夏、海外の幼稚園や孤児院へのボランティアに行きます。そこで出会った人・風景を写真に残し、今の貧困の現状を多くの人に知ってもらいたいと思っていました。そんなとき、このツイートを見つけ応募させていただきました。

私ごとですが、妊娠９ヶ月ですぐ赤ちゃんが産まれます。産まれたらいいカメラでたくさん写真を撮りたいのですが、やはり金銭的な問題でカメラを購入することができません。素敵な思い出を残すために今回応募させていただきました。

私はバツイチで息子と今結婚前提にお付き合いしている彼は血が繋がっていません。でも彼は息子のことを大切にしてくれて、本当の親子みたいです。この先、息子に真実を伝えた時、それでも自分を愛してくれていると自信を持ってもらう為にも彼と息子の写真をたくさん撮りたいです。ご縁があれば嬉しいです。

私は過去に盗撮されてシャッター音やフラッシュが苦手になりました。生活にも支障があり、周りからアドバイスを受け、フィルムカメラを始めました。写真自体が嫌いになりかけていましたが、最近は写真を撮る側になって見てさまざまな発見をたくさんしました。私もいつかこんな写真を私も撮って見たいと思ってプレゼント企画に応募しました。

このプレゼント企画で様々な想いを持った方がいる事を知りました。

この人に届いて欲しいと思った方はたくさんいました！しかし、それでもお渡しできるのは一台のカメラしかありません。

欲しいという想いを素直に伝えてくれた方、ごめんなさい。これだけの中から誰か一人を選ぶことはできないので、最初から決めていた抽選にしました。

それでもDMやリプライをくださった方本当にありがとうございます。

みなさんの想いを読んで、写真の素晴らしさを改めて感じたと同時に、もっともっと写真で誰かを幸せにしたい、笑顔になってもらいたいと思いました。

プレゼント企画をしたからこそ感じられることがたくさんありました。改めて、ご応募してくださった方ありがとうございました！！

最後になりましたが、iPhoneでもデジカメでも一眼レフでもどんな形でもいいです。綺麗でも画質が悪くてもいいです。今しかないこの瞬間を未来の自分のためにたくさん写真を残してあげてください！

いつか写真残してよかったなって思える日が来るので！！！！

それでは!!!